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2019-05-25 更新
西島秀俊、佐々木蔵之介、本田 翼、市原隼人、深川麻衣、藤 竜也、若松節朗監督
5月24日(金)、映画『空母いぶき』の初日舞台挨拶がTOHOシネマズ 日比谷にて行われ、主演の西島秀俊、佐々木蔵之介、本田 翼、市原隼人、深川麻衣、藤 竜也、若松節朗監督が舞台挨拶に登壇した。
■ 最初の挨拶
西島秀俊: (※午後の時間帯に「皆さん、こんばんは」と言い間違え会場からは大きな笑いが。)この傑作のマンガを実写化するということで、スタッフ・キャストが毎日毎日魂を込めて撮影をしました。ようやく初日を迎えることができて、本当にうれしく思っております。
佐々木蔵之介: 皆さん、こんばんは。あ、こんにちは(と、西島の言い間違いにかぶせて笑いをとる佐々木)本日は楽しんでいってください。ありがとうございます。
■ トークセッション
上映後の舞台挨拶は今回が初めてということで心境を聞かれると、「映画の余韻を壊さないようにしたいなと思ったんですけど、一言目を間違えてたので非常に反省しております」と西島。続けて、佐々木は「初日ってやっぱりドキドキするので、このように温かい拍手で迎えていただけると本当に報われたなと思います」と心境を吐露。
西島・佐々木との共演について藤 竜也は、「お二人とも準備万端で、初日のワンカットめから、すでに撮影始まって1ヵ月ぐらい経っているような、密度の高さや緊張感が完璧でしたね」と撮影を振り返った。西島は「本当にたくさんの自衛官の方々にお話を聞くことができたので、事前準備はたくさんさせていただきました。この場を借りて感謝を申し上げたいと思います」と協力した自衛官の方々に感謝を述べた。
完成した映画を観た感想を聞かれた本田 翼は、「自分の役割を見つけて、それをやり通さないといけないなという思いで撮影に挑みました。観てくれた方が、私の役があってより映画が見やすくなったなと思ってもらえたら嬉しいです」と役どころについて語った。
中井貴一との共演について深川麻衣は「大先輩なのですごく緊張していたのですが、カメラが回るたびに中井さんからアドリブが飛び出してすごく朗らかな空気感で撮影ができた」と撮影を振り返り、劇中に登場する耳栓は中井の私物というエピソードを語った後、「中井さんのユーモアとこだわりの詰まったシーンになっています」と見どころを語った。
映画の公開にあわせて届いた、原作者のかわぐちかいじ氏からの手紙が読まれると、西島は「感激しました。本当に嬉しいです。かわぐちかいじさんの原作はスケールが大きくてテーマもとても深いので、実写化するのは相当難しいと言われている中で今回初めての実写化となりました。企画の段階から高いハードルがいくつもあったと思いますが、この映画が完成してこうして先生に素晴らしいお手紙をいただけて、皆さんに観ていただけるのは本当に感無量です。ありがとうございます」と今の心境を語った。
■ 最後の挨拶
深川麻衣: 友達と家族と会う時間を大事にしようと思える映画になっていると思います。劇場を出た後に何か心に残るものがあったら嬉しいです。
市原隼人: 目の前で悩んでいる方とか苦しんでいる方を、赤の他人であっても支え合っていけるような未来になってくれればいいなとあらためて感じさせていただきました。
佐々木蔵之介: この映画を参加する時に少し怖いなと思いましたが、初日を迎えられてお客様を前にした今、この船に乗って良かったなと感謝していますし、誇りに思っております。
西島秀俊: この映画を観た後、大切な人に連絡をしていただいて、大切な人との平和を感じていただけたら嬉しいです。
■ かわぐちかいじ氏 手紙全文
「空母いぶき」封切りに寄せて
かわぐちかいじ
「空母いぶき」を実写映画として何としても完成させるという製作陣の意志は、自衛隊を「国防」という本来の任務で、日本で初めて描くんだという強い思いだったと想像します。
映像にみなぎる緊迫感は、「国防」という重要な問題を正面から描いている迫力です。原作者としてその映像に接することができ、これ以上の本望はありません。
製作に関わったスタッフの皆様、俳優の皆様、本当にごくろう様でした。そして、ありがとうございました。
(オフィシャル素材提供)
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