このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Media Playerをダウンロードする
2019-06-17 更新
堤 真一、柳楽優弥、川栄李奈、竜星 涼、堀家一希、武藤 潤兼重 淳監督
ベストセラー作家・重松 清の小説を映画化した映画『泣くな赤鬼』の公開に伴い、公開御礼舞台挨拶が6月15日(土)に新宿バルト9にて開催された。上映後の舞台挨拶には主演の堤 真一はじめ、柳楽優弥、川栄李奈、竜星 涼、柳楽演じるゴルゴの高校生時代の役を演じた堀家一希、竜星演じる和田の高校生時代の役を演じた武藤 潤、そして本作のメガホンをとった兼重 淳監督が駆けつけした。公開を迎えた想いや、今だからこそ話せる裏話や制作秘話を披露し、会場は大盛り上がり。また映画公開(試合開始)を記念して<<赤鬼流>>始球式を開催し、野球経験のある堤真一は見事な投球を披露した!
堤は初めに「雨の中足を運んでいただき誠にありがとうございます」と観客を気遣い、公開を迎えたことに感無量な様子で語り、続けて兼重監督は「群馬で『メン・イン・ブラック』と『アラジン』抑えて一位ですよ」とお客さんに感謝を伝えて始まった舞台挨拶。
今回ゴルゴの高校生時代を演じた堀家に対しても堤は「髪の毛があるから堀家くんて分からなかった(笑)」と緊張している若手俳優陣に話しかけ和やかなムードが続く。そんな若手俳優の堀家は柳楽の印象について聞かれると「好きになりました。笑顔が可愛くて……」と告白し、柳楽も「僕も好きになりました(笑)」と相思相愛の返事をし会場を笑わせた。続けて、「堀家さんと武藤さんのシーンで橋の下でバッティングをするシーンでは、二人が本当に自然な演技をしていてすごくよかったです!」と絶賛。竜星も高校生時代を演じた武藤に対し「武藤君の演技を観てから僕は演じたので、本当に参考になったし、ほんと高校生なのに素晴らしかったです」と互いに高校生時代を演じた堀家、武藤を褒め称えた。キムラ緑子との共演に対して聞かれた川栄は「以前ドラマで自分のお母さん役をしてくださっていて、今回の作品の中でもリハから全力で泣いたりできるすごい方」と語った。
それぞれの撮影エピソードを話したのち、堤に今、再会したい人はいますか?とMCが振ると、中学野球部だった時の監督を挙げ「2ヵ月前に亡くなられていた、まだ生きていたら劇場で観てくれていたと思う」と話し、兼重監督にこの人のことをすべて話し、実際演じる上でモデルにもなったことも明かした。また、そんな兼重監督に対して「監督はすごく優しいんです! 怒らない、イライラしない、助監督よりも走る」と続け、またも笑いをかっさらった。また自身も泣いたという本作に対して「今まで作り上げてきたことに対してってのもありますし、ここに登壇していない野球部の若い連中とずっと一緒にいてそれが一つの作品になるってのも加味して感動しました」と現場で一緒に野球部を作り上げた俳優陣のことも振り返った。
また終盤に行われた公開記念始球式ではMCのプレーボールという掛け声に合わせて堤がボールを投げ、キャッチした観客が舞台に上がり、キャスト陣のサインが入ったボールがプレゼントされ、堤が登壇した観客に「竜星君のファン? 握手してもらいな!」と竜星さんに誘導、横にいた柳楽が握手に割り込み、「また、おまえ!」とコントを見ているかのように、笑いの渦に会場が包まれた。
そして最後に兼重監督は「僕の先生と言える先輩監督から教えていただいたことは、目に見えることがすべてじゃない、目に見えないものを映像にするんだ。と教えていただいてそれをいつも思いながら撮っています。今回は前半が劣等感とかを軸に描いた。そのあと夢や想い、最終的に愛を描きました。目に見えない空気感みたいなものを皆さんが感じてお帰りいただけたら幸せです」、柳楽は「堤さん、ハグしてもらってもいいですか?」と話しハグされると感極まってしまった様子。「ばかやろう(笑)!」とツッコミを入れながらも感極まった堤。そして「若い人たちとお仕事ができて成長することができた。皆さんに広めていただいて、少しでも多くの人に観てもらいたいです」と思いを話し、公開御礼舞台挨拶は幕を閉じた。
(オフィシャル素材提供)
関連記事
・高崎映画祭特別先行上映&舞台挨拶
・完成披露試写会