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2019-03-25 更新
兼重 淳監督
3月23日(土)~4月7日(日)の16日間、高崎市内の会場5ヵ所において、高崎市の春の風物詩、「第33回高崎映画祭」が開催されている。昨年国内外で上映された映画より、選りすぐりの作品が上映されている中、この映画祭の初日23日(土)に、ベストセラー作家・重松 清が、“特に教師濃度の高い作品集”と語る短編集『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」待望の映画化作品『泣くな赤鬼』の特別先行上映が開催され、上映後には兼重 淳監督が登壇し、舞台挨拶が行われた。
本映画祭で初めてお披露目となった本作。上映終了とともに鑑賞した観客からは割れんばかりの温かい拍手が送られた。兼重監督は観客に「本日は寒い中お越しいただき誠にありがとうございます。」と述べ、「私は群馬生まれですし、この高崎映画祭で、公開前に群馬の皆さんに観ていただけて嬉しく思っています」と感謝の気持ちを述べた。また、会場の観客からの質問にも答え、会場は大いに盛り上がった。最後に兼重監督は「お世辞抜きでこの舞台に立つのが夢でした。公開3ヵ月前に一般のお客様では初めて観ていただいた形になるので、できればSNSで宣伝してもらえると嬉しいです! 本日はありがとうございました」と締めイベントは幕を閉じた。
■ 挨拶
客席でお客さんと一緒に観ていたんですけど、今日は寒いですよね? そんな寒い中お越しいただき誠にありがとうございます。
■ お客様に観ていただいての感想
光栄に思います。私は群馬生まれですし、この高崎映画祭で、公開前に群馬の皆さんに観ていただけて嬉しく思っています。ありがとうございました。
■ 撮影時を振り返って
群馬での撮影については、私の学生時代より、今の群馬県は高校野球のレベルが非常に高くなっていて、高校野球ものを撮るにはリアリティがあって非常にいいなと思っていました。
高校野球群馬大会決勝戦のシーンは、高崎城南球場で撮影させてもらいました。多数のエキストラの皆さんにもご協力いただき、良いシーンになりました。ありがとうございました!
■ 監督は野球をされていましたか?
全く何もしてないです(笑)。でも今回は、野球チームを作るところから始めました。現役時代に、東海大相模の投手や彦根東の選手だった俳優さんを始め、元高校球児でチームを作ってもらいました。
■ 撮影前に何か監督の中で準備されていたものはありますか?
高校野球予選大会をとにかくチェックしたり、高校野球の番組を見て、何に感動するのかの研究もしました。
■ 撮影中大変だったことは?
天気が一番大変でした。ご存知の通り、去年は台風がすごくて撮影期間中、3つも来たんですよ。天候にあわせて、雨のシーンに変えることもありました。あとは、気温がとても高くて、天気予報を見ないように現場へ行って、帰ると群馬県前橋市は最高気温が39度とニュースで知りました。熱中症に気をつけなくてはいけないので、充分な水分を用意し、俳優の皆さん、スタッフの皆さん、そしてエキストラさん含め、体調管理には気を付けていました。
■ 客席からの「ゴルゴの最後のサインの意味を教えてください」という質問に対して
あれはバント、犠牲打です。自分がアウトになっても仲間をひとつ進塁させる――、ゴルゴが赤鬼先生に、“死んでいく俺の夢を先生が叶えてくれよ”という想いを込めてあのバントのサインをするんです。
■ 本日お越しの皆様に一言
お世辞抜きでこの舞台に立つのが夢でした。公開3ヵ月前に一般のお客様では初めて観ていただいた形になるので、できればSNSで宣伝してもらえると嬉しいです! 本日はありがとうございました。
(オフィシャル素材提供)