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2019-03-25 更新
塚本連平監督、原作者:Kaori(ttkk)
サプライズゲスト:篠原涼子
2015年にAmebaブログ[デイリー総合ランキング]1位を獲得し、エッセイ異例の累計発行部数20万部を記録した原作を実写映画化した『今日も嫌がらせ弁当』が6月28日(金)より全国公開となる。公開に先駆け、本作の舞台および主な撮影地となった八丈島にある多目的ホールおじゃれにて、撮影時にエキストラとして参加したり、撮影に協力した八丈島の島民約400人が招待され、特別試写会が開催された。本作のメガホンを取った塚本連平監督、原作者のKaori(ttkk)に加えて、サプライズゲストとして主演の篠原涼子が登壇した。
まず、「4年前に東京の本屋でKaori(ttkk)さんの書かれた本を立ち読みし、声を出して笑いました。どうしても映画にしたいと思い、それから3年経って去年撮影ができ、それから1年。今日やっと皆様の前で上映することができます。撮影の際はご協力いただき、ありがとうございました!」と撮影を行った八丈島の地に凱旋し、島の皆さんに感謝の気持ちを伝えた塚本監督。一方、原作者であり、八丈島在住のKaori(ttkk)は「何を話していいか分からない……」と感激で胸いっぱいの様子。本日の特別試写会はどこよりも早い試写会であり、本日集まった八丈島の方々がいちばん最初の観客となった。
ここで、八丈町長から塚本監督へフリージアの花束の贈呈。本イベントの翌日3月24日(日)から八丈島ではフリージアまつりが開催予定で、ちょうど1年前の今頃にも、たくさんのフリージアが咲き誇る中で本作の撮影が行われた。町長は「映画の完成おめでとうございます。ご協力いただいたエキストラの皆さんは思いもひとしおだと思います。八丈の自然や生活が映画で観られるのを楽しみにしています」と6月から全国公開となる本作の大ヒットを祈念した。
Kaori(ttkk)は「自分のブログが映画になるなんて想像していなかった。すべてがびっくりで、娘たちからは、かおり役が篠原さんなんて有り得ない!と言われました(笑)」と明かし、よく撮影現場に行って、実際に劇中に出てくるお弁当作りを「勝手に手伝ったりしていました」とのこと。映画に登場するアイデアが詰まったお弁当の数々は必見だ!
また、「篠原さんの人間としての面白い部分と、温かい部分がこの役にぴったりで、この役は篠原さん以外考えつかなったです」と篠原の演技を大絶賛した監督は、「篠原さんの娘役の芳根京子さんはいろいろな感情の表現がとても上手かったし、佐藤隆太さんは初めてご一緒しましたが、人柄が芝居に出ていて演技もとても良かった」と語り、芳根の幼馴染役を演じた佐藤寛太については「すごく変な役なのですが、あんな変な役を真面目に出来る人はいない!」とそれぞれ魅力的なキャラクターを演じきった俳優陣の魅力もたっぷりとアピール。
続いて、「あの特徴ある髪型の方覚えてる! 忘れられません(笑)」と観客席を指しながら監督が発言する場面もあり、和気あいあいとした雰囲気の中で観客からの質問タイムに。
「またプライベートでも八丈島に来たいですか? 島で何かしたいことはありますか?」との質問に監督は「もちろん来たいです! 子どもと一緒に大自然の中で遊んで、日が暮れたら、八丈フルーツレモンを絞った焼酎をロックで飲みたいです」との回答。
「この作品は親の子どもへの想いが溢れていて、それがとても面白い変な形で溢れ出ているので、真面目で大事なことをこのような楽しい形で表現できてとても楽しかった。撮影中は自分の親に対する気持ちがこみ上げてきて、昔自分の母親もお弁当を作ってくれていて、ありがたかったなと思い出しました」とどんな世代の人でも共感でき、温かい気持ちにさせてくれるこの映画に込めた思いを語った。
ここで、主演・持丸かおりを演じた篠原涼子がサプライズで登場! 会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。篠原は「今日はありがとうございます! 撮影の時に八丈島は随分満喫させていただきましたが、今回も島に到着してから早速美味しいお食事や島の名産の明日葉をたくさん食べました。本当にいい町だなという印象だったので、この映画も本当にいい作品になっています。皆さんにぜひ観ていただきたいです!」と八丈島に帰ってきた喜びを語った。
最後に監督より「お子さん連れでも楽しんでいただけるように作っているので、もし上映中にお子さんから質問されたりしたら小さい声で教えてあげても大丈夫だと思います。そんな雰囲気で親子揃って楽しんで観ていただければ嬉しいです」と挨拶。映画さながらのあたたかな雰囲気のままイベントは幕を閉じた。
(オフィシャル素材提供)