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記者会見

トップページ > 記者会見 > 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
来日記者会見

2019-08-27 更新

レオナルド・ディカプリオ、クエンティン・タランティーノ監督、シャノン・マッキントッシュ(プロデューサー)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドonceinhollywood 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
8月30日(金) 全国ロードショー

 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の来日記者会見が都内にて行われ、レオナルド・ディカプリオ、クエンティン・タランティーノ監督とプロデューサーのシャノン・マッキントッシュが出席した。タランティーノ監督は『ジャンゴ 繋がれざる者』以来、6年半ぶりの来日。ディカプリオの来日はアカデミー賞®主演男優賞を受賞した『レヴェナント 蘇えりし者』(2016)以来で、11度目となる。2人は『ジャンゴ 繋がれざる者』でもタッグを組んだが、揃っての来日は今回が初めて。

 本作は、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが奇跡の初共演を果たした話題作。1969年のハリウッド(ロサンゼルス)を舞台に、落ち目のテレビ俳優リック・ダルトンとそのスタントマンで親友のクリフ・ブース、2人の生活と2人が大きな事件に巻き込まれていくさまが描かれる。ラストには衝撃的な展開が待っている……。


 タランティーノ監督は、「ハロー、エブリバディ!」と手を振りながら笑顔で、「日本に戻って来られて、嬉しいです」と挨拶。レオも、「日本に戻って来られて嬉しい。いつも温かい歓迎に感謝しています」と挨拶し大きな拍手で迎えられた。

 タランティーノ監督には、妻で歌手のダニエラ・ピックが第1子を妊娠中とのハッピーなニュースがあり、会場から祝福の拍手が起こった。タランティーノ監督は「“タラちゃん”がたくさんいるような日も近いと思う」と笑顔で応えた。


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 もとTVドラマの人気スターで、今は落ち目の俳優、リック・ダルトン役を演じたレオは「監督と2人で、リック・ダルトンの魂の部分をどうやって作り上げようかと考えたよ。監督は、役のバックストーリーを全部聞かせてくれた。監督の周到な準備に助けられた。撮影中にはもっと情報をもらったので、おかげで、時代の精神を理解しながら撮影していけた。ブラッドも同じだと思う」と監督に感謝した。


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 初共演のブラピについて聞かれると、「リック(レオ)とクリス(ブラピ)は、まるでコインの裏表のような存在で、映画業界で生き残るため、互いに依存し合っている。僕らはお互いに成功はしているけど、ハリウッドのど真ん中からは一歩引いた存在。そういう立ち位置は、今回のキャラクターにも共通しているかもしれない」と言及した。


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 今作は、タランティーノ監督にとっては9作目となる長編作品となる。制作を振り返り、タランティーノ監督は、「一番満足したのは、CGを使ったりスタジオセットでの撮影をしたりせず、今も存在する衣装、さまざまなトリックを駆使して時代を再現できたことだ」と語り、仕上がりに手ごたえをにじませた。

 映画マニアで知られるタランティーノ監督は、1950年代にテレビで活躍し、人気スターになったジョージ・マハリス、エド・バーンズ、タイ・ハーディンの名前をあげ、「テレビから映画への過渡期に活躍の幅を広げられなかった人々がたくさんいた。リック・ダルトンのキャラクターはそんな人たちの要素を組み合わせて作ったんだ」と説明した。


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 また、レオとブラピの初共演について聞かれると、「2人が役にピッタリだと思った。でも、僕が選んだというよりも、彼らが選んでくれたんだ。たくさんあるオファーの中からこの作品を選んでくれた。レオとブラッドをキャスティングできたことは、『世紀のクーデタだ』と思っているよ」と感謝を口にしていた。


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ファクトリー・ティータイム

 タランティーノ監督には初めてのベビーが誕生する。監督は「ベイビー・タラちゃん」を楽しみにしている様子。報道陣からは「おめでとう!」の祝福の声が飛んだ。
 3年ぶりに来日したレオは、ますます大スターとしての貫禄がつき、『タイタニック』で来日した時の可愛いレオの面影は今はない。今回の演技も素晴らしい。もちろんブラピも負けていないので、2人の共演を楽しんでほしい。

(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)


(オフィシャル素材提供)



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