インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash




広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『猫は抱くもの』

『猫は抱くもの』完成披露試写会 舞台挨拶

2018-06-07 更新

沢尻エリカ、吉沢 亮、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督

猫は抱くものnekodaku
配給:キノフィルムズ
6月23日(土) 新宿ピカデリー他、全国ロードショー!
© 2018「猫は抱くもの」製作委員会

 映画『『猫は抱くもの』の完成披露試写会が都内で行われ、『ヘルタースケルター』以来、約5年ぶりに主演する沢尻エリカと共演の吉沢 亮、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督が舞台挨拶に登壇して撮影時のエピソードなどを披露した。

 本作は、思い通りの生き方ができずにいる元アイドルの沙織(沢尻)と、自分が人間で沙織の恋人だと思い込んでいる猫の良男(吉沢)が、自分らしく生きる術を見つけていく物語。第21回上海国際映画祭では、日本映画で唯一のコンペティション部門出品作品。

 沙織役を務める沢尻は元アイドルという設定のため、踊りやダンスを披露するシーンがある。沢尻は「歌や踊りの経験が今までなかったので、本当に大変でした」と一生懸命に練習したことを明かす。作品については、「犬童監督の世界観に溢れた、ファンタジックで遊びがいっぱいの作品です」とアピール。踊りと歌のシーンに苦労はしたものの「新鮮で、面白かった」と話していた。


nekodaku

 擬人化された猫の良男役を務めた吉沢は「なかなかペットを演じる機会はない」と前置きし、「いろいろと猫の動画を調べたりもしましたが、(犬童監督は自宅で猫を飼っていて)猫に詳しいので、いろいろ教えてもらいながらやっていました」と撮影を振り返っていた。

 また、猫のキイロの擬人化した姿を演じたコムアイは「普段からだらしないので、リビングにいる姿そのままです」と語っていた。


nekodaku

 犬童監督は沢尻を主演に迎えた理由を聞かれると「沢尻さんが主演した映画『ヘルタースケルター』(12)を観て、女優として心から尊敬していて、いつか自分の作品にも出てほしいと思っていたので、出てもらえてうれしい」と熱い思いを吐露した。

 作品にちなんで、「自分が猫だったらどんなことをしたい?」という質問がふられると、犬童監督は「抱っこされてみたいですね」と即答。「沢尻さんにも抱っこされたい」と続けると、会場からは大歓声が起こり、キャスト陣は大爆笑。また吉沢は「猫なら女性と密着してもOKですよね」と納得の表情。さらに、「僕は、お皿とか、花瓶とかいろいろな物を壊してみたいな」と明かすと、監督から「それは猫でも許されないよ」と突っ込まれていた。沢尻は「ロシアンブルーになって、大自然の中を駆け回ってみたいです」と応えていた。


nekodaku

 イベント終盤には、劇中に登場する猫の良男が登場。撮影後に沢尻は、あまりの可愛さにこの猫を引き取って「グリグリ」と名付けて可愛がっていることを告白した沢尻は「色がグレーなので、グリグリという名前をつけました。犬も飼っているので、犬と猫と楽しく暮らしています」とうれしそうに語った。また、マイクを向けられたグリグリは、可愛く「にゃ~ん」と泣いて、会場から大きな拍手を浴びた。


nekodaku


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)




関連記事
“猫と人”、“現実と妄想”が入り交じる本ポスターとチラシ解禁!
第21回上海国際映画祭 レッドカーペット&舞台挨拶

Page Top