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『猫は抱くもの』
“猫と人”、“現実と妄想”が入り交じる
本ポスターとチラシ解禁!

2018-04-24 更新

猫は抱くものnekodaku
© 2018「猫は抱くもの」製作委員会

 『ヘルタースケルター』(12)以来6年ぶりとなる沢尻エリカの主演、若手演技派俳優の吉沢 亮出演、犬童一心監督がメガホンをとる『猫は抱くもの』が、6月23日(土)に新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町他にて全国公開となる。

 本作は、思った通りの自分になれず、投げやりな毎日に慣れてしまった“元アイドル”の沙織(沢尻エリカ)と“自分を沙織の人間の恋人だと思い込んでいる猫”が、自分らしい生き方を見つけていく物語。猫の良男の擬人化した姿を演じるのは、今最も注目されている若手演技派俳優の吉沢 亮。吉沢扮する美形猫が、毎日帰りを待っていてくれる……という、“きみはペット”を思わせる設定にも期待感が高まる。さらに、「水曜日のカンパネラ」のボーカル・コムアイが猫のキイロを擬人化した姿を演じ、銀幕デビューを果たしている。また、ロックバンド「銀杏BOYZ」でボーカル&ギターを務める峯田和伸も、物語のキーマンとなる画家・ゴッホとして登場。本作は、こじらせた1人と1匹の、妄想とリアルが入り混じる演出が見どころ。実写の猫に加えて、演劇風の演出、アニメーションなど数々の演出が織り込まれ、映画好きこそ見るべき、新鮮な演出が盛り込まれている。

 メガホンをとったのは『ジョゼと虎と魚たち』(03)、『メゾン・ド・ヒミコ』(05)など幅広いジャンルの作品を手掛け、大島弓子の名作『グーグーだって猫である』を映画版(08)とドラマ版(14、16)を撮り、「猫を撮らせたら日本映画界随一」と言っても過言ではない犬童一心監督。本作は“猫映画”の決定版にして、犬童ワールドの集大成となった。

 この度、主要キャラクターが勢揃いし、一層華やかになったポスターが解禁された。ティザーポスターでは良男に愛情を注ぐように下を向いて猫を抱きしめていた沙織だが、今回は良男(猫)とともにこちらに目線を向け、観客を“猫だくワールド”に誘いこむように、微笑んでいる姿が印象的だ。澄ました表情の擬人化した良男も含め、一人と一匹が同じ方向を見据えて進んでいく、前向きな展開を想像させるビジュアルとなっている。

 さらに、ティザーポスターにはいなかった画家・ゴッホと擬人化した猫のキイロも登場。ゴッホは、画家らしく絵の具のついた服を着てとぼけた表情。迷い猫のキイロは猫の自由奔放な雰囲気が伝わってくるポーズなど、それぞれのキャラクターに合った愛らしい姿が見て取れる。ゴッホと猫のキイロとの出逢いによって、こじらせた1人と1匹の日常が変化していく。

nekodaku また、チラシの裏面のビジュアルも解禁。「君を守れるのは、僕だけ・・・のはずだった」という切ないセリフから、1人と1匹の言葉が通じない、もどかしい関係性が垣間見える。人と猫(飼い主とペット)は両想いの理想的な関係に思えるが、現実では沙織と良男は人間と猫。どんなに想いあっていても言葉は通じない。また、沙織にとっての良男はあくまでペットであり、恋愛下手の沙織へのアドバイスは届かず、助けられず、沙織が恋人と過ごす間は、良男は存在を忘れられてしまう・・。それでも彼女がフラれた日にはじっと傍にいる……。そんな愛らしい良男をメインとしたビジュアルは猫好きにはたまらないものとなっている。劇中で、沙織のことが心配になった良男は、彼女のマンションをめがけて外の世界へ飛び出し、その途中で迷子になってしまう……。

 こじらせた1人と1匹の想いは、それぞれ叶うのか!?



(オフィシャル素材提供)



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