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『不能犯』公開直前イベント

2018-01-24 更新

松坂桃李、沢尻エリカ、DaiGo

不能犯funohan

配給:ショウゲート
2018年2月1日(木)、全国ロードショー
© 宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会

 立証不可能犯罪をダイナミックに描いた映画『不能犯』の公開直前イベントが行われ、松坂桃李、沢尻エリカが登壇した。さらに、松坂桃李演じる宇相吹正が“思い込み”や“マインドコントロール”を利用して人を死に導くキャラクターであることに絡め、人の心を操るスペシャリスト・DaiGoも登場! 松坂、沢尻、DaiGOとの壮絶な心理戦が繰り広げられた。


 盛大な拍手と共に歓声が沸き起こる中、松坂と沢尻が登場! 松坂は「雪もまだ残る中、お越しいただきありがとうございます!」、沢尻は「最後までゆっくりと楽しんでください!」と挨拶。続けて、いよいよ映画の公開が迫ってきた本作について、松坂は「最近、ヒューマン系や胸キュンもの、涙腺崩壊の感動系の作品が多い中で、こういう背筋がゾクッと凍るような作品が世間の方々にどう受け止められるのかが非常に気になります」と明かすと、沢尻も同調。作品について「試写を観て、残虐なシーンもあったりして思いのほか怖かったんです」と語る沢尻だったが、「でもそういうの、私好きなんですよね」と意外な趣味を吐露。一方の松坂は、そういうジャンルは得意ではないようで、現場では、幽霊が出没すると噂される廃墟での撮影があったというが、それを撮影後に知り、恐怖におののいたのだとか。

 また、松坂演じるマインドコントロールでターゲットを死に追いやる男・宇相吹正と沢尻演じる、宇相吹が唯一コントロールできない多田刑事の対決が見どころのひとつとなる本作。現場での取り組みについて尋ねられると、「人間か人間じゃないか分からないような存在のキャラクターだったので、歩き方とか姿勢とかは気を付けましたね」と明かした松坂だが、現場での松坂は宇相吹そのものだったようで、沢尻は「キャラクターが漫画からそのまま出てきた感じですごいオーラを纏っていましたね。細やかな役作りはさすがだなと感じていました」と絶賛! そんな徹底的な役作りに励んでいたという松坂は、沢尻たちが現場で他キャストとワイワイガヤガヤと過ごしている一方で、独りで過ごしていたことの方が多かったという。「僕がコミュニケーションとり始めたのって、打ち上げのときからですね」と明かすと会場からは笑いが起こった。

 二人の軽快なやりとりに会場が盛り上がる中、今回そんな宇相吹と多田刑事の対決が見どころの本作にちなみ、松坂と沢尻の心を見抜いてもらうため、人の心を操るプロであり、言わば“リアル宇相吹”ことメンタリストDaiGoを招いての心理戦を実施!

 本作について開口一番、「共感しました」と明かすDaiGoは、「普段よく使っている台詞もありました。“愚かだね人間は”という宇相吹が発する象徴的な台詞がありますが、僕は一日に3回は使いますし、原作では猫を飼っている設定ですが、僕も2匹飼っていたりと共通点がたくさんありましたね」と明かすと、驚いた様子を見せる松坂と沢尻。続けて、「思い込みで人を憎んだり殺人を犯したりというのは、実際に起きていることですよね。なので真面目な視点からいえば、現代が反映されているようなとても考えさせられる映画だと感じました」と語った。また、宇相吹のようにマインドコントロールで殺人を犯すことは可能であることや、日常では知らず知らずの内にマインドコントロールをかけられ続けていることなどを明かすと会場もざわめき、松坂は「DaiGoさんのコメントを聞いて、この作品に対してリアリティが増しました!」と興奮した様子で語った。

 DaiGoのトークにより、さらなる盛り上げをみせる中、これより行われる心理戦について自信のほどを尋ねられると、松坂は「僕は簡単ですよ~」、一方の沢尻も「私も分かりやすいから簡単だと思いますね~その日の気分とかすぐ表情にでるし。ね、分かるでしょう(笑)?」とお茶目にコメント。「ご自分で簡単だという方のほうが実は当てるのが難しいんです。かかりにくいと言っている方ほど分かりやすかったりするんですよ」と明かすDaiGoだったが、やや会場が緊張感に包まれる中、いざ心理戦がスタート。

 心理戦は、用意された8色のマジックから、DaiGoの指示の元、マジックを1本選択。目隠しをしたDaiGoがズバリ、マジックの色を的中させるというもの。まず、松坂が挑戦すると見事的中! 次に沢尻が挑戦すると、なんとこちらも見事的中! イベント全体を通しての二人のこれまでの言動や声のトーンに至るまで細やかに観察することで答えを導き出したというDaiGoの説明に、松坂は「すごい! あとからゾクっとくる~!」、沢尻は「すごい! 面白い!」と大はしゃぎ。100%の的中率に、会場も驚きの声が相次ぎ、リアル宇相吹に見事操られ大盛り上がりで幕を閉じた。

 最後に、沢尻から「本当にハラハラドキドキする、スリラーエンターテイメントに仕上がっています。最後まで思う存分楽しんでください!」、松坂から「本日はありがとうございました。DaiGoさんの洗脳トーク、なんだかお得感がありましたね(笑)。ゾクッとゾワッとくるものが確かにある映画です。本日のイベントが公開に向けての良い起爆剤となればいいなと思っているので、大ヒットするためにぜひ、皆さんに応援していただけると嬉しいです」と挨拶。大盛り上がりの中、イベントは終了した。


(オフィシャル素材提供)



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