このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Media Playerをダウンロードする
2017-12-07 更新
白石晃士監督
配給:ショウゲート
2018年2月1日(木)、全国ロードショー
© 宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会
俳優・松坂桃李が初めてのダークヒーローを演じることで話題の映画『不能犯』(配給:ショウゲート)が、2018年2月1日(木)より公開となる。
本作は、「ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-」などでも知られる神崎裕也が作画、原作を宮月 新が担当し、「グランドジャンプ」で連載中の同名漫画が原作。絶対に立証不可能な方法でターゲットを殺す主人公・宇相吹 正(うそぶきただし)役を松坂桃李、宇相吹が唯一殺すことのできない、正義感溢れる女刑事・多田友子役を沢尻エリカが演じている他、宇相吹に翻弄される人々に新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、菅谷哲也、岡崎紗絵、真野恵里菜、忍成修吾、水上剣星 水上京香、今野浩喜、堀田 茜、芦名 星、矢田亜希子、安田 顕、小林稔侍という豪華キャストが出演。そして主題歌は、今大注目の男女二人組ロックユニットGLIM SPANKY(グリム・スパンキー)の書き下ろし楽曲「愚か者たち」に決定するなど、話題を集めている。
都会のど真ん中で次々と起きる変死事件。警察は証拠を一切見つけられないでいたが、現場では必ず黒スーツの男が目撃されていた。男はSNSで話題の殺し屋・宇相吹正。電話ボックスに殺人依頼の紙を貼ると、宇相吹がターゲットを必ず死に追いやるという。しかし、その死因は病死や自殺に事故という罪には問われない<不能犯>だった。誰もが持つ妬みや嫉妬、人間の心の闇を暴く、【立証不可能犯罪】スリラー・エンターテインメントが誕生した。
この度、現地時間の12月1日、日中国交正常化45周年記念日中映画交流事業として上海・深セン・昆明の中国3都市で行われている、国際交流基金、(公財)ユニジャパン等が主催の日本映画の上映会“日本映画新片展”にて映画『不能犯』が世界初上映され、上海でのスペシャルゲストとして白石監督が参加! 熱気溢れる中国の観客のホヤホヤな質問に答えるティーチインを実施した。
本上映会で『美しい星』が上映される吉田大八監督、『ユリゴコロ』『心が叫びたがってるんだ。』が上映される熊澤尚人監督らと共に、レッドカーペットに登場した白石監督は、世界中から集まったメディアからフラッシュを浴び、多くのファンサービスを行った。
その後、オープニングセレモニーに登場し、「日本に先駆け上海でのワールドプレミアということで今日は皆さんの反応を楽しみにしています。一緒に映画を観たいと思います」と挨拶し、監督と一緒に観られると思っていなかった観客は大喜び。また、『美しい星』のオマージュとし、両手をY字に広げるポーズをみせるなど、白石監督らしくおどけてみせ、会場の笑いを誘う場面もみられた。
観客アジア全体で高い人気を誇る松坂桃李主演の映画であり、先日北京で『貞子VS伽椰子』が上映されたばかりの白石監督のトークが聞けるとあって、深夜23時のイベントにも関わらず1365席が即完!! サインを求めるファンも多く、監督の注目度の高さが伺えた本作だが、上映後のトークイベントでは、ほとんどのファンが日本語で質問するほどの熱狂的なファンばかりで、異常なほどの盛り上がり。『ユリゴコロ』で松坂を撮っている熊澤監督も観客とともに本作を鑑賞し、「松坂桃李が素晴らしい」と絶賛した。『不能犯』上映中も松坂・沢尻だけでなく、新田、間宮の人気も高く、彼らの出演のシーンでの観客のリアクションが彼らの人気の高さを表していた。公開へ向けて幸先のいいスタートとなった。
<Q&A内容>
基本は観た方に考えて欲しい。絶望と希望の判断、正義と悪の判断をどこでするかはとても曖昧なもので、あなただったらどこで引きますか?というのを問いかけている。
忍成さんが演じる羽根田という男が、灰皿で殺害するシーンがあるんですが、ターゲットだけでなく、周りにいた関係ない女性二人も灰皿で殴打するシーンが、とばっちりを受けて可哀想な死に方をするので、好きです。
おそらく彼女の意図としては、前向きな殺人。もしくは、本当の殺人を意味するものではないかもしれない。希望を突き詰めることによって、彼の行動を止めることがもしかしたら彼女のいう「希望で殺す」ということかもしれない。
(オフィシャル素材提供)
関連記事
・完成披露試写会
・公開直前イベント
・大ヒット記念豆まきイベント