このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Media Playerをダウンロードする
2017-09-11 更新
2006年版「この恋愛小説がすごい!」第1位に輝いた島本理生の恋愛小説「ナラタージュ」。高校教師と生徒として出会った二人が、時が経ち再会した後、決して許されはしない、けれど、一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちる――。恋愛の痛みと、それに勝る幸せを余すことなく描く大人のための恋愛映画がこの秋、登場する。
監督を務めるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』の恋愛映画の名手・行定 勲。原作の発表から10年あまり企画を温め続け、この度、満を持しての映画化となった。
行定監督の元には、監督曰く「10年待ったかいがあった」と言わしめる理想的なキャストが集結。主人公の演劇部顧問を務める高校教師・葉山貴司(はやまたかし)役には、『陽だまりの彼女』以来4年ぶりの映画主演となる嵐の松本 潤。ドラマや映画でこれまで見せてきた、まっすぐな青年役とは一線を画した、自身に十字架を背負いながら許されない恋に悩みつつも募る想いに抗えない大人の男を演じる。
そして、葉山を全身全霊で愛する20歳の工藤 泉(くどういずみ)役には、『映画 ビリギャル』で第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞および新人俳優賞を受賞、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の主演を務める国民的女優・有村架純。身も心もさらけだし、一生一度のすべてを捧げてもいいと思える恋をする女子大生を体当たりの演技で挑む。
脚本を担うのは、本作がデビュー作となる堀泉 杏。原作の持つ世界観を大切にしながらも大胆な解釈を加えながら映像化、ラストはオリジナルのストーリーを選択し、許されないふたりの恋の結末を温かく希望を感じさせるラストシーンへと昇華させている。音楽は、行定 勲監督とのタッグで名曲を生み出し続け、『世界の中心で、愛をさけぶ』では日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞した、めいなCo.。許されないふたりの恋模様を、さらに切なく、愛おしく映し深みを持たせた。さらに、主題歌は、本作に共鳴した野田洋次郎が作詞作曲をした「ナラタージュ」。歌うのは、謎に包まれたアーティストadieu。泉の心情を綴ったような歌詞は切なくも希望にあふれ、ラストシーンの余韻をさらに昇華させている。
忘れられない恋を経験したすべての人々の心を揺さぶる、2017年必見の大人のラブストーリーだ。
ストーリー大学2年生の春。泉のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山から、後輩のために卒業公演に参加してくれないかと、誘いの電話がくる。葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。
卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが募っていく。
二人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる――。
(2017年、日本、上映時間:140分)
キャスト&スタッフ
監督:行定 勲
原作:島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊)
脚本:堀泉 杏
音楽:めいなCo.
主題歌:「ナラタージュ」adieu(ソニー・ミュージックレコーズ)/作詞・作曲:野田洋次郎
出演:松本 潤、有村架純、坂口健太郎、大西礼芳、古舘佑太郎、神岡実希、駒木根隆介、金子大地、市川実日子、瀬戸康史ほか
配給
東宝=アスミック・エース
10月7日(土) 全国ロードショー
オフィシャル・サイト
www.narratage.com (外部サイト)
関連記事
・第22回釜山国際映画祭、正式招待決定!!
・初日舞台挨拶
・第22回釜山国際映画祭 レッドカーペット&公式上映
・大ヒット御礼舞台挨拶