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2016-11-26 更新
阿部 寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊 淳、吉田照幸監督
配給:東映
全国大ヒット上映中!
© 2016「疾風ロンド」製作委員会
映画『疾風ロンド』が本日より公開、初日の舞台挨拶イベントが行われた。本作は、“野沢温泉スキー場”を舞台に医科学研究所員が雪山に隠された危険な生物兵器を運動神経皆無の身体を駆使し七転八倒しながら捜索を繰り広げる、雪上ノンストップ笑撃サスペンス。初日舞台挨拶イベントでは、阿部 寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊 淳、吉田監督が出席。客席を通って舞台に上がるキャストに次から次へと熱い歓声が上がり、会場は一気にヒートアップ! 吉田監督は「映画は作って半分、観ていただいて初めて完成であると伊丹十三さんも言われていました。本日を迎えて嬉しいです」とコメント。ムロツヨシは、大島のシースルー衣装に「透けてるから見てしまう♡」など、コメントするなど、キャストも観客も笑顔が絶えない舞台挨拶となった。
■初日を迎え、今だからこそ言える!撮影エピソードをお聞かせください。
阿部 寛: 最初は知らなかったんですが、監督はアドリブが好きな方だなと思いましたね(笑)。劇中、僕が雪穴に落ちるシーンでは、しばらくカットがかからず、大倉くんとは初日だったんですが、1分ぐらいこの後どっちがどうする?という無言の会話もあって大変でした(笑)。でも、楽しい現場でしたね。
MC: ムロさんとのシーンでも“うっかりした何か”があったみたいですね?
ムロツヨシ: 阿部さんがを忘れたシーンですね(笑)。台本にはなかったんで、あ、阿部さん、忘れたなーと思って(笑)。
阿部 寛: そうですね。そこをムロさんがうまく拾ってくれて。あっ、あれ、“計算”ですか(笑)?
ムロツヨシ: いやいや、計算なんてできませんよ。でも、楽しかったですね。監督も隣で笑ってくれたのでやりがいがありました。
大倉忠義: ムロさんが追っかけてきて、(ムロさんが)僕らの後ろで転んでいるシーンがあったかと思うんですが、あれ台本にはないんですよ。
阿部 寛: そうでしたね。でも、たぶんあれも計算ですよ!!(会場、爆笑!)
ムロツヨシ: 大倉さんとのシーンの撮影の時に、エキストラの方がで転んでいらっしゃたんですけど、パトロール隊員(の格好をしている)なのに大倉さんが助けずにスルーするということがありました……(笑)。
大倉忠義: あったね。でも、あれは撮影を進めなくちゃいけないから、助けてしまったらその時間どうなるんだろう?とか思ってたんで……。たぶん大丈夫だろうと思ったし。パトロール隊員だから、大丈夫と言っちゃいけないと思いますけどね(笑)。
ムロツヨシ: あと、エキストラの方が地元の方なのでスキーがすごく上手な方が多くて、それに対して大倉さんが「お願いがあるんですけど、下手に滑ってくれませんか!」と撮影前に大声で叫んでました(笑)。
大倉忠義: いや、皆さん本当にうまいんですもん。なので、映画ってみんなで作るもんですよね!とか言いながら、お願いしてましたね。(会場爆笑)
MC: 濱田さんはいかがでしょうか?
濱田龍臣: 最後のバスで帰るシーンで振り向くシーンは台本にないものでしたね。最初テスト(撮影)をするときに自分でちょっと違うなと思っていたので監督と相談したら、監督もそう思ってくれていて、そこは振り返ってみよう!となりました。
阿部 寛: あそこシーン、寂しそうだったよね。
濱田龍臣: そうですね。その日が野沢での最後の(撮影)日だったので、本当に寂しかったです。
阿部 寛: そうだね。でも、そのシーンの前に口開けて爆睡してて、みんなに写真、撮られてたけどね(笑)。
濱田龍臣: はい、あまり……(コメントができないです)恥ずかしい……です(笑)。
MC: 志尊さんはいかがでしょう?
志尊 淳: 僕が出演しているシーンでは笑いのあまりない真面目なシーンが多かったので、阿部さんとムロさんのアドリブのシーンを横でみながらいいな~ってずっと思ってました。でも、ムロさんがごはんを誘ってくれて、一緒にお食事をしましたね。
ムロツヨシ: そうだったね。でも、志尊くんはすごく緊張していたのをすごく覚えてます。打ち解けるまで1時間半は必要だったかな~(笑)。
志尊 淳: いやいや、そんなにかかりませんでしたよ(笑)。緊張は最初あったんですが、初めてお会いした時にいきなり「志尊くんさ、今日僕と飲みにいってくれる?」みたいなこと言ってくださって。
ムロツヨシ: いい先輩だよね~(笑)。すごい気遣いだと思う。さりげなかったよね。
志尊 淳: 一瞬、天使にみえました。ムロさんが。
ムロツヨシ: (小さな声で)実は天使なの……(会場爆笑)。
■『疾風ロンド』を観るとしたら、誰と一緒に観ますか?
阿部 寛: 僕は、監督と一緒に「ここはなぜこうですか?」と監督の解説を聞きながら観たいですね。
MC: 監督いかがでしょう? ご指名受けました。
吉田照幸監督: このままだと、ずっとアドリブを強いて撮っていたみたいになってて、監督が何もやってない雰囲気なので(笑)、それ、ぜひ!やらせていただきたいですね。(会場に笑い)あと、僕はムロさんと一緒に観て、ムロさん(のシーン)のダメ出しをしたいですね(笑)。
ムロツヨシ: 僕、一番(一緒に)観たくないのは監督ですよ!(会場爆笑)
大倉忠義: どなた誘いましょう?(まわりのキャストを見て)志尊くんですかね♡ なんか、ざわめきそうじゃないですか、女子が?(※大倉の隣にムロ、その隣が志尊)
ムロツヨシ: (猛烈な嫉妬まじりで)おまえら二人が並んだらざわつくよ!(会場爆笑)
大倉忠義・志尊 淳: (笑)
大島優子: どなただろう。皆さん一緒に観にいっても楽しいと思いますが、その中でも阿部さんですかね。こんな大きなスクリーンで映画を観て、阿部さんがどういうリアクションされるのかが気になります。
阿部 寛: 結構、(映画が観ながら)リアクションしますよ。(会場から“へえ~”)
大島優子: へえ~あっち(スクリーンの阿部さん)見ても面白いし、こっち(阿部さんご本人)見ても面白いということですよね!
阿部 寛: はい。(会場爆笑)
■本作のタイトルにある“ロンド”とは、同じ旋律を何度も繰り返すという意味の音楽用語ですが、つい、何度も繰り返しちゃうクセはありますか?
ムロツヨシ: クセ? やめられない!? 「ロケ地まで北陸新幹線で……」いや、違うな(笑)。すみません、大倉くん、どうぞ。
大倉忠義: ちょっと! 僕もいま考えているところで(笑)。うーん、えー、僕、お風呂する時に同じことをよく同時にやるんですけど、シャンプーしたまま、さらに歯を磨いたりして、トリートメントするんですけど、あれ?トリートメントしたっけ!?となって2回くらいすることはよくあります。えー、いや、違うな。(会場爆笑)
大島優子: へ~なんでそんな流れで! え~と、首の骨をすごい勢いで鳴らす?(首の骨を実際鳴らしてみせるが……)違うみたいです(笑)。
ムロツヨシ: 僕は、子供の頃からですが、枕の端の布を指で触っちゃうクセがあります。
阿部 寛: な、なんですか、それは(笑)?
ムロツヨシ: 俺も分かんないです、こんな感じ?(指で布を触っちゃうような地味の動きを披露)こんな感じでやっちゃう(笑)。
キャスト全員: ふう~ん。
ムロツヨシ: ごめんなさい! 本当にただのクセなの!
阿部 寛: でも僕も緊張すると鼻をよく触ったり、ヒゲを触ったりするクセがありますね。(会場がシーン)……やっぱり、違いますね。(会場爆笑)
■最後にご挨拶をお願いいたします。
阿部 寛: 今日から公開になります『疾風ロンド』は、東野圭吾さんの超ベストセラーを映画化し、雪山の魅力とかアクションとコメディ、いろんなものが楽しめる作品に吉田監督が仕上げてくれました。 ぜひ、映画館で楽しんでいただきうたいです。よろしくお願いいたします。
阿部 寛の最後の挨拶が終わり、“祝!大ヒット 疾風ロンド”と書いているパネルが登場! そして、何やら怪しい液体を両手にした阿部、大倉、大島。「サスペンスとコメディーが化学反応を起こす作品にちなみ、今からこの二つの液体を使って化学反応を起したいと思います!」というMCの掛け声に謎の液体をパネルの中に注ぐと、キラキラ光る青いネオン色に大変身! 観客からも「すごーい!!」という歓声が上がり、キャストたちも驚いた様子だった。そして、見事、全ての文字がネオン色に! 今までのない前代未聞の“光輝く”初日舞台挨拶は、大歓声の中、終了した。
(オフィシャル素材提供)