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2014-08-27 更新
原題:ZULU ブライアンを演じるは、『ロード・オブ・ザ・リング』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで、日本でも絶大な人気を誇るオーランド・ブルーム。仕事はできるが、女にだらしなく酒を手放さない刑事という、これまでにないワイルドな役柄に挑戦。劇中では鍛え上げた見事な肉体を披露している。コンビを組む刑事アリを演じるのは、オスカー俳優フォレスト・ウィテカー。過去に起こった事件により大きなトラウマを抱えるアリというキャラクターを、存在感たっぷりに演じている。2人の俳優の熱演により、『ケープタウン』は一筋縄ではいかないバディ・ムービーとなった。
原作はフランス推理小説大賞他、7つの賞を受賞した小説「ZULU」。450ページを超えるこのクライム小説を、見事に脚本化したのはフランスの気鋭ジェローム・サル監督と、『あるいは裏切りという名の犬』のジュリアン・ラプノー。撮影はすべて南アフリカで、現地のスタッフ・キャストを使って行われた。初の異国の地での全編撮影にも関わらず、ジェローム・サル監督は見事にこなし、初めてスラム街の危険地域にカメラを入れることにも成功。カンヌ映画祭のクロージングを飾る、緊張感あふれるサスペンス・アクションを作り上げた。
ストーリー南アフリカ・ケープタウンで人気の元ラグビー選手の娘が殺された。
2人の刑事ブライアンとアリが、少女の事件当夜の足取りをたどると、ある薬物の売人と会っていたことが分かる。その薬物は、最近頻繁に起こる「子ども失踪事件」の現場にも残されていたものだった。
その恐ろしい成分が明らかになると、一連の事件は組織的な陰謀の表層に過ぎないことが分かってくる。それは、この街に潜む根深い闇が関係していた。
事件の真相に辿りつきつつあるブライアンとアリにも危険が迫っていた――。
(2013年、フランス、上映時間:107分、R15+)
キャスト&スタッフ
監督:ジェローム・サル
脚本:ジュリアン・ラプノー
出演:オーランド・ブルーム、フォレスト・ウィテカー、コンラッド・ケンプほか
配給
クロックワークス
8月30日(土) 新宿バルト9他にてロードショー
オフィシャルサイト
http://capetown-movie.com/
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