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2014-05-24 更新
河瀨直美監督、村上虹郎、吉永 淳、松田美由紀、渡辺真起子、村上 淳
配給:アスミック・エース
7月26日(土) 全国ロードショー
© 2014“FUTATSUME NO MADO”JFP, CDC, ARTE FC, LM.
© Kazuko Wakayama
河瀨直美監督最新作『2つ目の窓』が、第67回カンヌ国際映画祭のコンぺティション部門に正式出品され、河瀨監督と共に出演者の村上虹郎、吉永 淳、松田美由紀、渡辺真起子、村上 淳が公式会見に登場した。
河瀨直美監督: この組の賞にかける思いは世界一だと思っています。この作品に関わった人たちの技術や想いはとても素晴らしく、この映画で自分たちの欲望を満たすのではなく、大切なものを伝えたいという想いでこの作品を創り上げました。記録というよりも、自分自身の歩みが嘘ではなかったという証になればいいと思っています。
河瀨直美監督: 自然は本当に美しいものです。それと同時に怖さもあります。日本は3年前に大災害を経験しました。現在も故郷に戻れない人がたくさんいます。そういった自然の驚異にさらされながらも故郷にこだわるのは何故なのか、ということを知りたいと思いました。この映画は自然の驚異に耐える人間の底力を表現しました。奄美には神と人間の間を生きるユタ神様がいます。松田さんが演じたこの役はとても難しい役でしたが、素晴らしい生き様を映画に刻み付けてくれました。
村上虹郎: 映画もカンヌも初めてで、監督に出会えて本当に良かったです。現場は辛かったですが、みんなに出会えて良かった。時間もあまりなくて、旅行みたいにカンヌに来ちゃったって感じです。ホテルもすごい所に泊まれて良かったです!
吉永 淳: 初めてのカンヌは憧れの舞台で、今ここに立っていても実感が沸きません。河瀨監督の作品に出演させていただき、スタッフやキャストの皆さんに杏子という人物を生かしていただきました。そのおかげでここにいることに大変感謝しています。
フォトコールの後に行われた公式記者会見には河瀨監督と主演の村上虹郎、吉永 淳が登壇。会見の終わりには、会見場に顔を見せていた松田美由紀、渡辺真起子、村上 淳を監督が呼び込み、記者の皆さんに紹介する場面もあった。初の大舞台に緊張を隠せない吉永 淳は、緊張のあまり涙を見せる初々しさをみせた。
(オフィシャル素材提供)
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