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2014-02-28 更新
アッバス・キアロスタミ監督作『ライク・サムワン・イン・ラブ』で560万円、佐々木芽生監督作『ハーブ&ドロシー』で1460万円を集め話題となったクラウドファンディングサイト「Motion Gallery」でまた新たな映画プロジェクトが開始した。
2011年カンヌ国際映画祭で上映されたフランス映画『ヴィオレッタ』(カンヌ映画祭時「My Little Princess」)。
母親イリナ・イオネスコが娘エヴァのヌードを撮影した写真集が1977年に発売され、その事実に基づいて制作された本作はフランス、ドイツ、オランダなど各国ではレーティングがなく、一般作として上映されながら日本では映倫の審査が難航し公開が見送られていた。
かつてのモデルであり、本作が長編デビューとなるエヴァ監督の来日を成功させ、本年5月より全国での公開を目指すために、クラウドファンディングを活用し監督の渡航費費用などを募集する。
【配給からのコメント】
本作は日本以外での国ではレーティングをつける対象にもなりませんでしたが、日本の映画倫理協議会ではレーティング対象外となってしまいました。このことが及ぼすのは、日本全国で上映できる劇場が限られてくるということです。作品を観ればご理解いただけると思いますが、過激なシーンはなく、児童ポルノを推奨しているわけではありません。監督が伝えたかったのは”芸術”と生きることや普遍的な母と娘の葛藤です。
是非この作品を1人でも多くの方にご覧いただけるよう全国の劇場での上映を目指し、今後もこういった作品が日本でより多く公開されることに繋げて行けるよう、今回皆様のご協力を頂きたいと思います。
アンプラグド代表 加藤武史
クラウドファンディング「MotionGallery」
https://motion-gallery.net/projects/violetta
(オフィシャル素材提供)
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