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2014-01-22 更新
西島秀俊、真木よう子、伊武雅刀、キム・ソンス監督
配給:アスミック・エース
1月24日(金) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショ―
原作は第15回サントリー・ミステリー大賞読者賞受賞の司城志朗「ゲノムハザード」。記憶をトリックに紡がれるこのまったく特異な傑作ミステリー小説がついに映画化。何者かに記憶を“上書き”された科学者(西島秀俊)。一体誰が、何のために記憶を奪ったのか? 警察を騙る男たちに追われながら5日後すべての記憶が消えるその前に真実に辿り着くことができるのか―?
主人公の妻を装う女・美由紀に真木よう子。科学者である主人公の上司であり遺伝子治療学の最高権威・佐藤博士に伊武雅刀。監督にパク・チャヌクのもとで助監督を務め2006年公開のデビュー作「美しき野獣」が高く評価されたキム・ソンス。まさに映画ならではの命からがらの逃走劇を繰り広げる、息もできないほどのアクション・サスペンスが誕生した。
本作の公開を記念して“公開まで5日間カウントダウン!公開記念会見”が行われ、5日間のカウントダウン電光掲示板の前に、西島秀俊、真木よう子、伊武雅刀の豪華キャスト陣と、キム・ソンス監督が登壇した。
西島秀俊: ガラスでできた屋根を登ろうとして落ちかけるシーンを六本木で撮りました。下が墓地で本当に怖かったです。個人的にある程度危ないアクションを自分でやらないと、観客のみなさんがドキドキしないんじゃないかと思っていて、自分でやりたいと言ったらほとんどやらせていただきました。すごいカットがたくさん撮れて満足しています。特にカー・アクションはなかなかできないので。僕自身が色々なことに追い立てられていたので、その感情がリアルにフィルムに映っていると思います。
真木よう子: 入り組んだストーリーで、脚本読んでも何が何だか分からなかったです。日韓合作で日本のチームではない違うところで挑戦してみたいなと思い、この役をお引き受けしました。撮影は新鮮で、監督は役者の気持ちを大切にしてくれるので、終盤の西島さんとの大切なシーンは集中しやすいように気を配ってくれました。なかなか日本ではできないなと新しい発見をしました。
伊武雅刀: 学者や医者役は難しい言葉を使うので、セリフを覚える労力がいりますね。すでに私は日常で記憶がなくなっていてますが(笑)。監督は才能あふれる方で、面白い撮影現場の3ヵ月は楽しかったです。完成した作品も非常に不思議で面白い出来上がりになっています。
キム・ソンス監督: すごく追い込むばかりの悪い監督だったかなと反省しています。素晴らしい俳優さんとご一緒できて、みんなに頼ることができ、私は楽に出来ました。以前からファンだった方とご一緒できて光栄です。素晴らしい作品ができました。ガラスの屋根のシーンを撮った時にこの六本木ヒルズが見えたので、次はトム・クルーズのようにあれに登ろうと話をしていました。ぜひそういう話があれば西島さんと映画を撮らせてください。
西島秀俊: 真木さんの持つエネルギーはすごく感じていました。共演したシーンは多くなかったですが、シーンに入った時の感情の出し方、役にかける力を感じました。本当にひっぱっていただきました。
真木よう子: 西島さんのファンだったので、共演できてとても光栄でした。西島さんは一番大変な役だったので、ずっとアクション練習をしている姿しか見てなくて、頑張って下さいと応援していました。
西島秀俊: 監督は追い込むタイプで撮影はなかなかOKがでなく大変だったのですが、(ヒョジンさんは)本当に真面目な方で、撮影が終わってから朝まで勉強して寝ずに翌日の撮影に挑んでいました。映画・役に対する姿勢はすごい方です。
キム・ソンス監督: この瞬間です!
西島秀俊: 自分が俳優であるということをなんとか覚えていたい。現場も好きで、記憶がなくなっても現場にいたい。俳優で居続けたいです。
真木よう子: 家族のことだけは覚えておきたいです。
伊武雅刀: 産まれてよかったなと思う時期が3~5歳ぐらいだと思います。すべてが新鮮に見えるその時期を残していたいなと思います。
西島秀俊: 列車の上にのってトンネルをよけながら闘うシーンです。日本では難しいですが、やりたいんですよね。
真木よう子: 女武士。人殺しの役をやってみたいです。
伊武雅刀: まったく動かないで、念力で周りの人が動く役がいいです。
キム・ソンス監督: ここにいる西島さんと真木さんと伊武さんの記憶を順番に記憶されたら。私に対してどう思っているのか真のところを知りたいんです。
西島秀俊: タモリさん。素敵で底知れない方だなという印象で。
西島秀俊: 観てくださる方が本当にドキドキ・ワクワクするアクション・サスペンス大作ができました。ジェットコースターのように楽しめる映画です。映画は、観客の人に観ていただいて最後完成するものだと思っています。たくさんの方に観ていただいて、皆さんの中で映画を完成していただき、この映画の話をしていただけたら幸せです。
(オフィシャル素材提供)
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