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2013-10-03 更新
土屋太鳳、中河内雅貴、山口義高監督
配給:日活
10月19日(土) ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
© 小手川ゆあ・日活 2013
10月2日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて、この秋話題のサイコスリラー『アルカナ』の完成披露試写会が行われ、本作で二役を見事に演じた主演の土屋太鳳、村上刑事役の中河内雅貴、そして三池イズムを受け継ぐ脅威の新人、山口義高監督が登壇した。
そして、本作の撮影が行われた常総市から、ゆるキャラの<千姫ちゃま>が応援にかけつけ、会場を沸かせた。
まずは作品を観た感想をという質問に、土屋は「覚えていない」といきなりのサプライズ発言。あまりの緊張で初めて観た時の印象を全く覚えておらず、「もう1回きちんと観たいので今日、前売り券を買いました!」と無邪気に答えた。
一方、村上刑事役の中河内雅貴は「自分の出演作では、反省点ばかりを見つけてしまいます」と真面目な一面を垣間見せた。
三池崇監督の助監督を務め、今回が初監督作品となる山口監督には、三池監督からのメッセージが。「燃え尽きるまで撮り続けよ。これは未来の巨匠の第1作である」と、山口監督の実力を裏付けるメッセージに山口監督も感激の一場面だった。
監督の印象について聞かれた土屋と中河内は、二人とも監督の演技の上手さに感心したと意外な印象を披露。一方、監督からは、二役を見事に演じきった土屋の撮影裏話を暴露!「二役の切り替えが本当に素晴らしく、どうやって切り替えているのかとずっと考えていたんですが、お菓子だと思いました(笑)」。撮影中には、「とてもお腹がすいてしまい、ついついお菓子を食べてしまった」というまだまだ若干20歳の女性らしいあどけないエピソードを披露。
中河内の印象について質問された土屋は、初対面の際、インフルエンザの病み上がりだった中河内を「クールな印象でした」と言い、中河内や会場を爆笑させた。
本作は、自分とは別の分身が現れるというサイコスリラーだが、撮影中に一番怖かったのは、製作プロデューサーに「早く撮れ、早く撮れ」と耳元でささやかれたのが一番怖かった」とジョークを飛ばし、会場を爆笑させた山口監督。演技だけでなく、笑いのセンスの巨匠ぶりも発揮した。
イベント後半には、本作の撮影が行われた常総市から、ゆるキャラの<千姫ちゃま>がサプライズ登場! 映画の大ヒット祈願に一役かい、会場を沸かせ、最後はキャスト&監督にうまい棒の極太棒を授与。
最後に、本作の見どころを聞かれると、「原作とは違う村上像をご覧ください」(中河内)、「自分を認めてもらえる相手に出会うことで、一歩前に踏み出せるというメッセージを込めました」(監督)という2人の男性に続き、最後は主演・土屋太鳳が「これはホラーではなく、日常に潜む悲劇だと思い演じました」と主演らしい見事なコメントで本作を評し、舞台挨拶を締めくくった。(オフィシャル素材提供)
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