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2013-07-07 更新
1988年、『火垂るの墓』『となりのトトロ』公開から25年。
2013年、50年来の友人でありライバルでもある高畑 勲・宮崎 駿両監督の最新作が公開される。
二本立て興行であった『火垂るの墓』『となりのトトロ』と異なり、今回の『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』では、スタジオジブリ史上初の長編映画の同年公開、奇跡の実現となった。
2013年のジブリイヤー、先陣を切って7月20日公開される『風立ちぬ』は、5年ぶりの宮崎監督最新作だ。
この映画は、実在した堀越二郎と同時代に生きた文学者、堀辰雄をごちゃまぜにして、ひとりの主人公“二郎”に仕立てている。後に神話と化したゼロ戦の誕生を縦糸に、青年技師二郎と美しい薄幸の少女菜穂子との出会い別れを横糸に、完全なフィクションとして1930年代の青春を描く、異色の作品である。
ストーリーかつて、日本で戦争があった。
大正から昭和へ、1920年代の日本は、不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのに辛い時代だった。
そして、日本は戦争へ突入していった。当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか?
イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、後に神話と化した零戦の誕生、薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。
この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く―。
(2013年、日本、上映時間:126分)
キャスト&スタッフ
原作・脚本・監督:宮崎 駿
音楽:久石 譲
主題歌:荒井由美
アニメーション制作:スタジオジブリ
ヴォイスキャスト:庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦、風間杜夫、竹下景子、志田未来、國村 隼、大竹しのぶ、野村萬斎、スティーブン・アルパート(元スタジオジブリ取締役)
配給
東宝
7月20日より全国東宝系ロードショー
オフィシャルサイト
http://www.kazetachinu.jp
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