このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Media Playerをダウンロードする
2013-03-31 更新
『アニマトリックス』などの映像作品で世界に名を馳せるビジュアル・クリエイター森本晃司、『FREEDOM』でCGを駆使した独特の映像表現に定評があり、最も新作が期待されている森田修平、『鉄コン筋クリート』の演出を務め、近年は監督としても活躍している安藤裕章、『機動戦士ガンダムシリーズ』のメカニック・デザイナーとして活躍しているカトキハジメ、そして、世界がその新作を待ち望んだ大友克洋といった巨匠から新進気鋭のクリエイターが、“日本”をテーマに“固有の文化”“歴史”“サブカルチャー”“未来”を描いた4つのショートストーリー。
ストーリー火要鎮(ひのようじん)
18世紀、江戸の町。商家の娘お若と幼馴染の松吉。惹かれあう二人であったが、松吉は家を勘当され町火消しとして生きる。そんな最中、お若の縁談の話が進み始めた。松吉への思いを忘れられない彼女の狂った情念からの行動は、大火事を引き起こし江戸の町を焼き尽くす。その大火の中で再びめぐり合う二人。巨大都市江戸の大火を舞台としたスペクタクル。
「九十九」(つくも)
18世紀。嵐の夜、深い山中で男が道に迷っていた。そこで見つけた小さな祠。中に入るとその空間は突然別世界の部屋に変化する。そこに次々と現れたのは捨てられた傘や、着てもらえなくなった着物などのモノノケ達。男はその怨念を秘めた古い道具たちを丁寧に修理し、慰めてやる。
GAMBO
16世紀末。戦国時代末期。東北地方(最上領)の山中に天空より何かが落下した。直後、寒村に一匹の巨大な鬼のような化け物が現れ略奪の限りを尽くす。時を同じくして寒村に暮らす少女カオは白い熊と出会う。人の言葉を理解するその神秘的な熊にカオは救いを求めた。かくして鬼と白熊との激闘がはじまる。
武器よさらば
近未来。東京。砂漠の中の廃墟と化した都市を訪れたパワードスーツで武装した5人からなる小隊は一台の戦車型無人兵器と遭遇戦となる。しかし、次第に歯車が狂い始め小隊は窮地に陥っていく。
(2013年、日本、上映時間:68分)
キャスト&スタッフ
「火要鎮」(ひのようじん) 脚本 監督:大友克洋/キャラクターデザイン ビジュアルコンセプト:小原秀一/音楽::久保田麻琴
「九十九」(つくも) 脚本 監督:森田修平/ストーリー原案 コンセプトデザイン:岸 啓介
「GAMBO」 監督:安藤裕章/原案脚本 クリエイティブディレクター:石井克人/キャラクターデザイン原案:貞本義行
「武器よさらば」 原作:大友克洋/脚本 監督:カトキハジメ/キャラクターデザイン:田中達之
「オープニングアニメーション」 森本晃司
配給
松竹
2013年7月20日(土) ロードショー!!
オフィシャルサイト
shortpeace-movie.com
関連記事
・製作発表会見