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2012-12-22 更新
堺 雅人、菅野美穂、尾野真千子、柄本 佑、要 潤、桐山 漣、郭 智博
永江佑貴、三浦貴大、宮藤官九郎、西田敏行、金子文紀監督
松竹 アスミック・エース
丸の内ピカデリーほか全国ロードショー中!
(C)2012 男女逆転『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』製作委員会
ついに全国公開が始まった映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。公開に先駆け、国際フォーラムにて開催された舞台挨拶付きプレミアム試写会には、約4000人もの観客が詰めかけた。
まずは冒頭、スクリーンに本編の簡単な紹介映像が映し出され、場内は観客の期待と興奮でいっぱいに。そして、大奥の象徴とも言える御鈴廊下の鈴の音が鳴り、「おなーりー」の声と共に幕がおりた。そこに現れたのは、堺 雅人・菅野美穂をはじめとする11名の豪華キャスト! 全員揃って、美しい和装姿での登場となった。途端に会場からは大きな歓声があがり、それに応えるように、ホール中央部に設置されたレッドカーペット上を出演陣が笑顔で手を振りながら歩いた。
その後の舞台挨拶では金子監督も加わり、それぞれの苦労話、共演者の印象や撮影秘話に至るまで様々な話が飛び交い、会場は終始大盛り上がりだった。
堺 雅人: 野心を胸に大奥入りした右衛門左という役を演じさせていただきましたが、僕自身はあまり野心がないので自分の中の野心MAXで演じさせていただきました。今年はドラマと映画とで大奥づくしの1年でした。
豪華絢爛な世界を描いた作品ですが、最後に残るのは人間の孤独であったり2人の愛だったり……、そういった手に届く人肌のメッセージが皆さんに届くと良いなと思います。
菅野美穂: 映画とは撮り終わるまでが半分、公開するまでが半分で、それまでいろいろな取材を受けてきました。取材中、演じた綱吉について話す機会が多かったんですが、綱吉は色気があったり天真爛漫だったり、分かりやすく説明するのが難しい役だったんです。でも、“壇密さんみたいな役”と言えば良かったんだと今日やっと分かりました(笑)。
尾野真千子: 演じた柳沢吉保は、本当にかっこいいなと思いました。だから恰好よく演じようと思って取り組みました。実在の人物とは聞いていますが、あまり歴史のことは考えないようにしました。
柄本 佑: 秋本は右衛門佐のそばにずっといる役なので、右衛門佐の邪魔にならないように意識して演じました。空気のように、存在感がないのに、名前を呼んだら実は隣にいるような人物を目指しました。
要 潤: みんなー!ただいまー!……「踊る大捜査線」の雰囲気を出してみました(会場爆笑)。普段の僕とは真逆の役だったので、役者人生をかけて演じました。壇密さんの真逆のタイプだと思っていただければ分かりやすいかと(笑)。
桐山 漣: 今回の役で3つも初めての経験をしました。時代劇、京都弁、濡れ場です。(もし男女逆転の世界で生きるなら)男性に走ることは避けたいな、と思います(笑)。
郭 智博: (もし男女逆転の世界で生きるなら)権力のある人に媚を売って上手く立ち回って生きていきたいです(笑)。
永江佑貴: (もし男女逆転の世界で生きるなら)ひとつはっきりしていることは、僕は絶対に恋愛しません! まじめに生きて努力して右衛門佐みたいになりたいです。
三浦貴大: (もし男女逆転の世界で生きるなら)長いものにまかれて生きていきたいです。(西田に昔、貴大が生まれた日にお父さんの三浦友和と仕事をしていたエピソードを聞かされて)そう言われたら、やっぱり愛をもって生きたいって言わないといけないですね(笑)。
宮藤官九郎: 西田さんは女性と絡みがあったんですけど、僕はなかったので残念でした。登場シーンからすでに枯れている役だったので、うらやましかったです(笑)。
西田敏行: 40年以上の役者人生の中で実は濡れ場の経験は3~4回。しかも尾野さんとさせていただきました。ありがとうございます(笑)! この作品を観終わったあとは胸の中がポーっと熱くなると思います。そしてもうすぐ公開初日です、有料の(笑)。その熱い想いをもって、まだ観ていない人にも観てもらえるよう勧めて下さい。
金子文紀監督: かれこれ7年間、大奥に携わってきましたが、本作ですべて出し切りました。キャストの皆さんはいい意味で予想を裏切ってくれました。アドリブのすごい西田さんに関しては台本には“怒っている”と書いてあるシーンに、いきなり泣きの演技を入れてきたんです。それが結果的にはすごく良かった。
(オフィシャル素材提供)
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