2022-09-13 更新
平岡亜紀、花島希美、和泉ちぬ、近藤有希監督、水落拓平監督
『夕陽のあと』に続き、鹿児島県長島町にふたたび映画を」という町民の想いから制作された映画『私を判ってくれない』が、9月3日(土)から地元鹿児島ガーデンズシネマにて先行公開、9月9日(金)より池袋シネマ・ロサ他で公開され、池袋シネマ・ロサでの公開スタートを記念し、9月10日(土)に主演の平岡亜紀、花島希美、和泉ちぬ、近藤有希監督、水落拓平監督の舞台挨拶を行った。
コロナ禍で人数を限って行われたため、水落監督、近藤監督の二人がMCを担当し、進行した。長編の主演が初めてだった平岡は「ちょうどこの数年監督業も始めていたので、スタッフとしてお声がけいただいたのかなと思っていたら、台本が届き主演だったのでびっくりしました」と語る。また花島は「当時、契約社員として働いていた側面があったので、撮影期間が休めない、参加するためには辞めるしかない思った時、一度監督には考えさせてほしいと答えました。東京には女優をやるためにいるんでしょう?と家族にも背中を押してもらって、出演する決心がつきました」と語る。撮影の時には、水落監督から便箋10枚の演出プランを書いた手紙が届き、支えになったとのこと。和泉は過去何度も近藤監督と仕事をしていて「最初から出てもらおうと思っていて、結構連絡を撮っています」と近藤監督は話す。近藤監督が参加している「Life Works」という横浜を舞台にしたショートフィルム(プロデューサー:利重 剛)にも「ちぬさんに出てもらおうと本を書いたり……」と話すと、「待ってるんですけど」と和泉がアピールし、仲良しぶりを見せつけた。
監督が2人いる事に関して、水落監督から「大枠は近藤監督が考えていて、強烈なキャラクターを持つ城子みたいな人間を描いてみたい、というところから始まっています。城子を描くもう一つの視点というところで、由紀乃というキャラクターが出てきて、その監督を僕がやりました」と語る。「2人でやりにくいことはなく、もし被害者がいれば、こちらの俳優さんたちかと」と水落監督が語ると、和泉が「やりにくいことはなかったけれど、やりやすいからいい物が出来るとというのも、また違うと思います。今回はお二人の監督が一生懸命説明してくれたんですが、さっぱり分からなくて(笑)、出来上がって初めてこういうこと事だったんだと分かりました」とベテランらしい発言で場内の笑いを誘っていた。
場内は約7割の観客で埋まり、終始和やかなトークで、イベントが終了した。
(オフィシャル素材提供)
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