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『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』大ヒット御礼舞台挨拶

2022-08-09 更新

玉木 宏、木村佳乃

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者jurassicworld ©2021 Universal Studios and Amblin Entertainment. All Rights Reserved.
東宝東和
大ヒット上映中!

 ついに約30年を経て「ジュラシック」シリーズ完結となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が公開され、公開から7日間で興行収入20億円を突破! そんな本作の大ヒットイベントが実施され、主人公オーウェンの声を吹き替えた玉木 宏とクレアの声を担当した木村佳乃が大きな拍手に迎えられて登壇した。


 玉木は「お暑い中、わざわざ足を運んでいただきありがとうございます。こうやって大ヒット舞台挨拶に参加させていただけて大変嬉しく思います」、木村は「本当にお暑い中ありがとうございます。30年に渡るシリーズで、今回で最後と言われていますがそんな記念すべき日に皆さんとご一緒できてとても幸せです」とご挨拶。

 先立って行われたジャパンプレミアで来日ゲストと一緒に映画の公開を盛り上げたことについて問われると、玉木は「日本に来ていただけて楽しんでいることも感じましたし、久しぶりに再会できることも嬉しかったです。クリス・プラットさんは、お子さんが生まれたため日本には来られなかったので残念ではありましたが、リモートで(クリスと)繋いだりすごく楽しいイベントでした」と振り返える。ブライス・ダラス・ハワードから「木村佳乃さんが吹替えを担当してくれたことは私にとって大切なことです。今でも心は一緒に居ます」と感謝の意を伝えられた木村は「こんなにも長く吹替をやらせていただくことは初めてなんです。何回も(ブライスと)ご一緒させていただいて取材も一緒にさせていただいたんですが、とても気さくな人で、お子さんがいるのでお子さんに『ジュラシック・ワールド』を観せた?と話していました。また会いたいです」とブライスとの思い出を教えてくれた。


jurassicworld

 いよいよ公開を迎えた本作だが、周りからの反応について玉木は「ちょうど小学生くらいの子どもがいる友人が、劇場の前のパネルで写真を撮ってよく送ってくれます。家族で観る人が多いですね。男の子が好きなのかなと思っていたら、最近は女の子も恐竜が好きみたいで子どもたちがすごく喜んでいると聞きました」、木村は「子どもたちもすごく楽しみにしていて、丁度夏休みなので映画館に行くと言ってくれてました。私の周りの女の子はちょっと怖いかなという子もいたんですが、実際に観ると怖いというよりも深い話で見ごたえがあると言っていました」と周囲で子どもから大人まで作品を楽しんでいただけているというエピソードを披露した。

 「人類と恐竜の共存」というテーマを描いた本作。人類の安全を優先すべきか、もしくは恐竜との共存の道を選ぶのかと、劇中で決断が迫られる主人公たちにちなみ何か決断が迫られているものや最近決断したことについて質問が及ぶと、玉木は「スゴく小さいこと」と言いながらも「公園に子どもを連れて行くと、遊具が熱くなっていたりするので家の庭に大きなプールを買って、作ってセットした」と明かす。決断はプールの購入だけにはとどまらず「子供がまだ小さいので塩素も入れていないため3日ぐらい経つと、すぐヌルヌルする。妻はプールに関しては掃除をしないので、僕が『やるぞ!』と決断をしないと大変なんで。決断力がいる作業です」と笑いを誘うと、木村もプールの掃除の経験があるそうで「すっごい大変ですよね! 私もプール当番だったので。懐かしい!」と共感し盛り上がっていた。


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 また、約30年続いた本シリーズのようにお二人が30年間ずっと続けてきたことについて玉木は「30年間はめちゃめちゃ長いですよね……続けているのは何もないですが、この仕事を始めて24年経っているので割と長く続いていることだと思います。最初にこの仕事に就きたいと思ったのは13歳の終わりくらいだったので長く続いています。その頃から考えると29年くらい経っているかと思います」と俳優人生をしみじみと語る。一方の木村は「30年くらい好きなことがあるんです!」と目を輝かせながら「小学校の5~6年生のころから大のホラー好きで今でもホラー映画大好きなんです。夏はテレビでホラー特集があるので今でも楽しく観ています」とホラー好きを告白。好きな作品として『死霊のはらわた』や『バタリアン』を挙げるなどホラー話は止まらず、会場からも笑いが起きていた。


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 更に、一番共感できるキャラクターについて玉木は「シリーズで関わらせていただいて思い入れが強いのでオーウェンです。いざというときに頼もしい部分があってこういう人がいたらいいなと思いますし、クリス・プラットが演じるオーウェンはカッコいいしいいなと思います」、木村は「クレアです。三作もやらせていただいているので何回も彼女の声を聴いていますし、お会いしたこともあるので」と自身が演じたキャラクターが一番共感したと即答。木村は「最初はオーウェンとは元恋人同士で仲たがいしたことで始まる部分が復縁したりいつもどうなるんだろうと気になっていてハラハラしていたので、すごく恋愛関係も面白かったですし、今回は母性についても共感しました」とクレアとの共感ポイントについて語った。

 大ヒットをお祝いして、暑い夏にぴったりの氷のオブジェと氷でできた恐竜の卵が用意され、恐竜の卵を割る鏡開きをすることに! なんと割れた球具には、「ジュラシック」シリーズの始まりを思い出させる虫の入った琥珀が……! 玉木と木村には琥珀が贈呈され、観客にも恐竜の爪のレプリカがサプライズでプレゼントされ、会場は盛り上がりを見せた。

 最後に木村は「今日は本当にどうもありがとうございました。本作には“もし恐竜と共存する世の中がきたら”というテーマがあり、想像もつかないですが、すごく面白い映画です。(シリーズを)最初に観たのは中学生か高校生で本当に大好きな作品なので、吹替キャストとして携わせていただき本当に光栄でした。これが集大成で終わってしまうのは寂しいのですが、今日は存分に楽しんでいっていただけたら嬉しいです」、玉木は「本日はありがとうございました。シリーズ最終章というのは僕自身も信じられないところもあるのですが、観終わった後にスッキリする作品になっていると思いますし、前作にも増して迫力もあるし、ストーリーも面白いし、見どころが本当にたくさんある作品になっているかと思います。このハラハラドキドキを、この涼しい劇場で体感していただけたらと思います」とこれから作品を観る観客に向けてメッセージを送り、イベントは熱気に包まれた中幕を閉じた。



(オフィシャル素材提供)



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