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『PLAN 75』第47回トロント国際映画祭への出品決定!国内でもロングラン&興収3億円突破!

2022-08-19 更新

PLAN 75plan75
©2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
©Kazuko WAKAYAMA

配給:ハピネットファントム・スタジオ
大ヒット公開中!

 第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門正式出品され、カメラドール特別表彰を授与された映画『PLAN 75』が、9月8~18日に開催される第47回トロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールド・シネマ部門に出品され、現地時間の9月13日(火)に行われる公式上映に早川千絵監督が出席することが決定。この度、早川監督から喜びのコメントが到着した。

 また、6月17日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかで公開され、8月11日(水)までの56日間で興行収入3億円を突破した。

 脚本・監督は、本作が長編初監督作品ながら、2022年カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門への正式出品、カメラドール特別表彰授与という快挙を成し遂げた早川千絵。主人公・角谷(かくたに)ミチを演じるのは倍賞千恵子。<プラン75>に携わる側には磯村勇斗、河合優実を配し、他にたかお鷹やステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美らが顔を揃えた。超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自ら生死を選択できる制度<プラン75>が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた衝撃作。

 公開2日目には、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座でキャストによる舞台挨拶を実施し、いずれも完売。公開週にはメイン館の新宿ピカデリーの週末動員数で、『トップガン マーヴェリック』の動員を抑え、1位を記録。シネスイッチ銀座では、金曜日の初回からチケットを求めて観客が長蛇の列をなし、土日も満席の回が続いた。客層は30代以降の映画ファンを中心に、女性のグループ、夫婦・カップルなど複数での鑑賞が多く、幅広い層に広がっている。SNS上には、「震えるほど感動」、「頭から離れない」、「“生きる”という命題を観る者に突きつける大傑作」など絶賛の声が相次ぎ、“75歳以上に生死の選択権を与える<プラン75>の制度”に対して、「PLAN50や60が有れば早めに選びたい 迷惑かけて生きるのは嫌」、「制度として施行されたなら、使うかもしれない。使うことに対して肯定的で、抵抗はない」という肯定的な意見と、「本当にあったら選択肢ではなく“暗黙の圧力”」「自分は申し込みたいなと思う側だったけど、映画を観てそんな制度は絶対に否定しなきゃいけないと思った」など否定的な意見が割れており、様々な議論が巻き起こっている。そんな観客の反応を受け、公開後にもテレビでの監督インタビューやヒットの要因に言及する記事など多くのメディアで取り上げられ、注目の高さを感じさせた。なお、公開から2ヵ月経った現在もロングラン上映を続けており、早川監督は「映画『PLAN 75』を上映してくださる劇場と、観に来てくださるお客様に感謝しています。トロント映画祭を始めさまざまな場所でこの映画が多くの人と巡り会えることを嬉しく思います」と喜びのコメントを寄せた。他にも、20ヵ国以上で映画祭への出品や劇場公開も決まっており、カンヌ国際映画祭でのスペシャル・メンション授与を皮切りに続く早川千絵監督の怒涛の快進撃に注目したい。



(オフィシャル素材提供)



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