2022-08-19 更新
構想18年。深田晃司監督最新作、矢野顕子の同名楽曲をモチーフに「愛」と「人生」を描いた人間ドラマ『LOVE LIFE』が第47 回トロント国際映画祭Contemporary World Cinema部門に正式出品された! ヴェネチアに続く朗報を受けた深田監督は「映画を作るとき、どこの国の人に観て欲しいかと考えることはありません。ただ、国や民族に関係なく“愛される”普遍的な映画になればと願っています」とコメントを寄せた。
トロント国際映画祭は、アカデミー賞前哨戦と言われる北米最大の映画祭として知られるほか、製作者と映画愛に満ちた市民⺠との距離が近い場所であることでも知られている。コンペティション部門がなく、市民の投票で決定する観客賞が最高賞となる。深田監督にとって同映画祭は、『よこがお』が出品されて以来の参加。47回目を迎える今年は、9月8日から18日まで開催され、深田監督はヴェネチア国際映画祭からトロントに⼊り、受賞結果は9月18日に分かる。
◆ 深田晃司監督 コメント
⽇本からヨーロッパ、今度は北米へ。生まれたばかりの『LOVE LIFE』が出不精な私に代わって旅をしてきてくれます。こんな嬉しいことはありません。
映画を作るとき、どこの国の人に観て欲しいかと考えることはありません。ただ、国や民族に関係なく「愛される」普遍的な映画になればと願っています。
可愛い子には旅をさせろ。いろいろな国でいろいろな人と出会ってこの作品が誰かの記憶にカケラでも残ってくれることを願っています。
(オフィシャル素材提供)
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