2022-03-12 更新
東京で働くひとり娘の「私」(監督・信友直子)は、広島県呉市に暮らす90代の両親を1作目完成後も撮り続けた。
2018年。父は家事全般を取り仕切れるまでになり日々奮闘しているが、母の認知症はさらに進行し、ついに脳梗塞を発症、入院生活が始まる。外出時には手押し車が欠かせない父だったが、毎日1時間かけて母に面会するため足を運び、励まし続け、いつか母が帰ってくるときのためにと98歳にして筋トレを始める。
その後、一時は歩けるまでに回復した母だったが新たな脳梗塞が見つかり、病状は深刻さを極めていく。そんな中、2020年3月に新型コロナの感染が世界的に拡大。
病院の面会すら困難な状況が訪れる。それでも決してあきらめず奮闘する父の姿は娘に美しく映るのだった――。
(2022年、日本、上映時間:101分)
キャスト&スタッフ
監督・撮影・語り:信友直子
プロデューサー:濱 潤、大島 新、堀 治樹
制作プロデューサー:稲葉友紀子
編集:目見田健
撮影:南 幸男、河合輝久
音響効果:金田智子
ライン編集:池田 聡
整音:富永憲一
配給
アンプラグド
3月25日(金)より全国順次公開
■ オフィシャル・サイト: https://bokemasu.com/ (外部サイト)
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