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『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』
公開記念舞台挨拶

2022-04-09 更新

赤楚衛二、町田啓太、浅香航大、ゆうたろう、草川拓弥(超特急)、佐藤 玲、鈴之助、風間太樹監督

チェリまほcherimaho ©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
アスミック・エース
大ヒット上映中

 劇場版『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』が4月8日(金)より全国公開を迎え、公開を記念して、赤楚衛二、町田啓太、浅香航大、ゆうたろう、草川拓弥(超特急)、佐藤 玲、鈴之助、そして風間監督ら“チェリまほ”メンバー全員が揃う公開記念舞台挨拶が実施された。劇中、安達と黒沢の勤める文具会社「豊川」の面々も含めたレギュラー・メンバーが揃うのは今回が初となり、全員集合で本作の公開を迎えられた喜びと感謝の想いを明かした。


 ドラマ版&映画版のレギューキャストが初めて勢揃いした舞台挨拶。“触れた人の心を読める魔法”を手に入れてしまった冴えないサラリーマン・安達役の赤楚は「初めてのメンバー勢ぞろいの舞台挨拶で、こみあげて来るものがある」と映画公開とメンバーとの再会に感激し、社内の人気者で仕事も出来る安達の同期で恋人の黒沢役を演じた町田は「嬉しいです! ありがとうございます。本当に感慨深い! このような機会をもらえたのも、ファンの皆さんのお陰です!」と国宝級スマイルで満席の会場に謝辞を述べた。


cherimaho

 ドラマ版から約1年経っての映画化。赤楚は「ドラマの時と雰囲気はほぼ変わっていない」とブランクレスを口にすると、町田も「最初はソワソワしたけれど、現場に入ったらおのずと不安な気持ちは全部吹き飛んだ」と現場の変わらぬホーム感を嬉しそうに明かし、安達と黒沢の勤める文具会社「豊川」の社員、浦部役の鈴之助も「確かに変わらずにスッと入れた気がする」と頷いた。

 改めて町田は「みんなとの再会も嬉しかったし、あの世界の続きに入れるというのも嬉しかった」と再集結への興奮を明かすと、赤楚は「でも浅香君だけワクワク感がなかった気がする」とまさかのエピソードを暴露。安達の親友で元魔法使いの柘植を演じた浅香は、「え?そうかな? みんなに会えて嬉しかったよ」と大慌ても「応援してくださるドラマ・ファンの皆さんがSNSなどで盛り上げてくれたので、ラグを感じませんでした」とファンに感謝した。浅香演じる柘植と恋人になる湊役を演じたゆうたろうは「1年くらい時間が空いたことで、現場に戻ったときに同窓会的な気分になった。この映画化はファンの皆さんの愛のお陰です」としみじみ感謝の気持ちを明かしていた。

 「豊川」社員で黒沢に憧れる六角役の草川は「オフィスに入った瞬間から戻って来たという感覚があった」と撮影を振り返り、同じく「豊川」社員の一人で、安達と黒沢を優しく見守る藤崎役を演じた佐藤も「1年経った感じがしなかった。男子校のようなノリでみんなが本当に楽しそうで」と現場の変わらぬ雰囲気に安心したそう。鈴之助は「劇場版では僕のスーツのフィット感が違います。これは僕にしか分からないことかもしれませんが、肩のあたりが違いますよ」とマニアックな変化を見どころに。風間監督は「基本的にはドラマの時と同じ空気感のままに戻ってきてくれた。撮影もスムーズで楽しかった。公開を迎えられてよかったです」と喜びを口にした。


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 和やかな雰囲気で楽しく撮影を終えたというメンバーは、舞台挨拶上でも終始楽しそうな様子を見せ、チームの一体感が感じられる舞台挨拶に。赤楚は安達を再度演じるにあたり、体重増の役作りを敢行したそう。そのアイテムは“おにぎり”ならぬ“お餅”だった。「お餅を食べると体重が増えることに気づいて、自分にはお餅があうぞ!とばかりにお餅ばかりを食べていましたね」と意外な裏側を明かしていた。

 さらに、心の声が聞こえるという本作の設定にちなみ、「誰の心の声が聞きたいか?」と問われると、それぞれが「この人の心の声を聞いてみたい!」と思うメンバーを発表! 赤楚は欲張りに「全員聞きたい……」と話しはじめ、その本意を聞かれると「僕はとにかく現場が楽しかったし、みんなとも時間が空く毎に楽しくお話しもさせていただいたんだけど、本当にみんな楽しかったのかな……?」と不安な気持ちを抱えていたという意外な本音をポロリ。それに対し、全員が口々に「楽しかった!!」と赤楚に伝え、ホッとした様子を見せていた。町田は「僕は監督ですね。実際に撮影を見ていてどう思っていたのか知りたい……」と明かすと、風間監督は「現場でお伝えしていたことが本音ですよ」と優しく明かし、「確認したかったんです!」と町田も同じく安心した笑顔に。本編同様、赤楚とのナイス・コンビっぷりを披露していた。

 もっとも波乱を呼んだのは草川からの「連絡先を交換したのに、LINEすると未読スルーされる。お忙しい方なのは分かるけれど、ずっと未読のまま。その心の声を聴きたい!」という赤楚への訴え。これに赤楚は「言い訳がましいかもしれないけれど……。未読が溜まっていてどこから返事をすればいいのだろうかと頭がパンパンになってしまって……」と弁解。もはや既読にすらしない理由については「それによって返事をしなければならないと脅迫されているような気持ちになるから」と明かし、「迷子なんだね」と町田が優しくフォロー。その一言に「そうなんです、迷子です」とまるで映画から安達と黒沢が出てきたかのようなやりとりに会場も和やかな雰囲気に包まれた。赤楚は「電話が一番嬉しい。そうしたら100%出るから」と宣言。草川から「嫌われているのかと心配になった」と打ち明けられると、赤楚は「いや、大好き!」と即答で誤解を解いていた。

 一方、浅香は「でも結局は自分の声が聞きたくないですか? 自分の本音というか……」と深い答えを明かすと、すかさずゆうたろうが「確かに」と頷き、そんなゆうたろうに対し鈴之助は「一番若いゆうたろう君に若者の気持ちを聞きたい」と告白。ゆうたろうは「お父さんみたい(笑)」とつぶやきながらも、「僕は町田さんの心の声を知りたい。こちらが嫉妬するくらいに完璧という言葉が似合う人。撮影中に疲れていてもそんな素振りを見せず、コミュニケーションを取っている。心からすごい人だと思う」と絶賛。それに対し町田は「いや、ボーッとしているだけです」と照れた姿も見せていた。


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 また、佐藤から「いたずらを仕掛けてケラケラ笑う心境を心の声として聞きたい」と問われた赤楚は「人がキャーとかビックリするリアクションを見たいと思ってしまう。素とのギャップを楽しんでいるのかもしれない」とイタズラっ子な性格も告白し、それぞれの意外な一面が明らかとなっていた。

 最後に主演の赤楚は「この作品はキャスト・スタッフみんなが同じ方向を向いて真心を込めて完成させた作品です。皆様の愛がなければ劇場版が作られることはなかったので、何度でも観ていただきたいです。みなさん、本当にありがとうございました!」と改めて感謝の気持ちを述べ舞台挨拶は幕を閉じた。



(オフィシャル素材提供)



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