2022-03-10 更新
赤楚衛二、町田啓太、風間太樹監督
SNSを中心に話題をさらった連続ドラマの劇場版『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』が4月8日についに公開! 3月10日(木)には都内で完成直前イベントが開催され、主演の赤楚衛二と共演の町田啓太、そして風間太樹監督が参加した。
ドラマの最後のシーンでエレベーターの扉が閉まって終わったことにちなみ、今回の登壇ではエレベーターをモチーフにしたバックパネルの扉から登場。“触れた人の心を読める魔法”を手に入れてしまった冴えないサラリーマン・安達 清役の赤楚は「映画化されたのは夢のようで、何よりも今日ここに立っていることが嬉しい。夢見心地でフワフワしています」と劇場版進出に喜色満面。社内の人気者で仕事も出来る安達の同期で恋人の黒沢優一役の町田も「またここから新たに始まりそうという感じがしてワクワクしています」と完成に期待。風間監督は「ドラマ版が終わってからもたくさんの言葉を届けてくれるファンの方々が多く、キャスト・スタッフの想いが届いたと実感することができました」と劇場公開を待つファンに感謝していた。
劇場版の撮影を振り返り、赤楚は「大変だったというよりも、楽しい思い出しか残っていない」と充実した表情で、町田も「ドラマから撮影期間が空いていたけれど、クランクイン前に皆さんの顔を見た瞬間に『戻って来た』と思った。クランクインの撮影では監督が『おかえり』と言ってくれて……。ドラマを通してスペシャルな時間を過ごしていたんだと思えました」と作品への愛着を口にしていた。
ブランクについて赤楚が「すいすいと元に戻れてしまったので、逆に不安でした。お互いに『今俺、安達だよね?』とか確認し合ったりして」とナチュラルに戻りすぎて不安だったと明かすと、町田も「二人で最後まで確認し合っていたよね!」とお互いにブランクを感じなかったという。風間監督は「撮影初日のオフィスのシーンですでに戻っていましたね。序盤の撮影からドラマ当時に戻っていけたのは大きかった」と二人の役柄への馴染みぶりに太鼓判を押していた。
また日本のみならず、海外からの反響も大きいことに赤楚は「愛や熱を持ってくださっているのはありがたい」と喜ぶと、町田も「まさかここまで広がっていくとは思っていなかった。作品作りに大切なことをファンの皆さんから学ばせていただきました」と作品を支えるファンたちの存在にしみじみしていた。
お互いの印象については「人を傷つけないようにする言葉選びやマインドには学ぶものがあるくらい素敵。目から優しさが滲み出ている」(赤楚)、「気持ちの良い方で、仕事に対する熱量も素晴らしい。疲れたという言葉を聞いたことがない」(町田)とリスペクトしきり。すると赤楚は「町田さんこそ、疲れたとかしんどいとかを言わない」と人柄を明かすと、すかさず町田が「それは赤楚さんが聞かないようにしてくれているからだよ」と返礼するなど、お互いを見つめ合っての褒め合いタイムが始まり、風間監督は「微笑ましいですね」と二人のイチャイチャを優しく見守っていた。
さらに町田曰く、赤楚は「抜けている部分がある」そうで「口元に米粒をつけて来たり、寝ぐせのまま来たり」と撮影現場でのおちゃめなエピソード紹介。それに赤楚が「でも今回は無いですよ!」と大慌てで否定すると、町田は「あったでしょ! ウェッティ赤楚が」と謎のネーミングを発表。赤楚曰く、撮影前日にヘッド・マッサージを受けたそうで「そのオイルが全然取れず、そのまま現場に行ってしまって……。ウェッティでご迷惑をおかけいたしました」と自ら紹介して照れていた。
イベント終盤には、3月1日に28歳の誕生日を迎えた赤楚にサプライズ・バースデー・ケーキが登場。安達の大好物のおにぎりをモチーフにした特製巨大ケーキに赤楚は「え? おにぎり!?」と驚きすぎて目がテン状態。上手くリアクションが取れない赤楚の姿に、町田は「不意を突かれ過ぎて困っている! こういう素直なところが素敵」と大爆笑で、赤楚は「あまりにも大きいおにぎりを目の前にすると動揺しますね」と苦笑いだった。
最後に赤楚は「作品を愛してくれている方々のおかげで映画化されたのは嬉しいこと。撮影を通して役を演じることで、ドラマの続きの物語であり、映画であると思えるような素敵な作品になりました。何度も観ていただきたい」と劇場公開に期待を寄せていた。
(オフィシャル素材提供)
関連記事
・クランクアップ!
・映画版・場面写真がついに解禁!
・公開記念舞台挨拶