2022-02-18 更新
藤岡 弘、藤岡真威人、天翔 愛(長女)、天翔天音(次女)、藤岡舞衣(三女)
ウィル・スミス主演最新作『ドリームプラン』の公開直前イベントが都内で行なわれ、藤岡 弘、長男の藤岡真威人、天翔 愛(長女)、天翔天音(次女)、藤岡舞衣(三女)の藤岡ファミリーが登壇して、家族の絆についてクロストークを繰り広げた。
本作は、世界最強のテニス・プレーヤーであるビーナスとセリーナ・ウィリアムズ姉妹の父親リチャード・ウィリアムズ氏の姉妹に対する指導方法や家族の絆が描かれる実話。テニス未経験のリチャードが娘たちを最強の選手に育て上げるため、独学で「計画書=ドリームプラン」を作成し、世界の頂点を目指す姿が描かれる感動作。リチャード役を演じたウィル・スミスは、同作で第94回アカデミー賞®主演男優賞にノミネートされている。
壇上には藤岡ファミリーが勢ぞろい。作品の魅力について問われると、長女の天翔 愛は、「実話に基づいているので、一つひとつのエピソードが衝撃的でした。劇中、父親・リチャードの言葉で印象に残ったのが『恐れず集中しろ』と言う言葉です」と話す。「父も同じことを言っていて、今の私にとって、一番大切なことで、私の助けになっています。それと、リチャードは周りの言葉に惑わされず、自分のやり方で結果を出していく。そんな部分が父(藤岡)に似ています」とリチャードと自分の父親との共通点を挙げた。
長男の藤岡真威人は「父親が確たる信念を持って、娘たちを育て上げる作品。家族全員で作品を鑑賞したのですが、『うちに似てる』と思いました。父親を見る姉妹の反応が僕たちと似ているんです。感動も得られるし、多くの方に観ていただきたい作品です」と話す。
次女の天翔天音は「勇気とパワーがもらえる作品です。父親が自分の子どもを信じるところが、うちに似ているなと思いました」とコメント。
末っ子・三女の藤岡舞衣は「リチャードがセリーナに対して『君のお姉さんは世界一の選手になるが、君は史上最強の選手になるよ』と言う場面がありました。私も妹なので、共感する部分がありました」と感想を述べた。
藤岡は、リチャードの信念の強さや共感する部分について「親は子を信じ、子は親を信じる。『私はお前たちを護ることばかり考えていた――。』そんな部分が共感できました」と話した。また、作品については「子どもを信じて夢に向かっていく姿、家族の絆の強さ、実話の説得力ってすごいですね。子どもたちの可能性を信じ、強い絆で結ばれて夢に向かう姿に大きな感銘を受けました。親世代に特に響く作品ですね」と語り、作品に太鼓判を押した。
終盤、子どもたちから父親である藤岡に対してサプライズで手紙が用意されていた。父への感謝の気持ちを込めた4人からの手紙を、三女の舞衣が代表して読み上げると、場内は感動に包まれた。藤岡は「ありがとう。嬉しいですね。子どもたちから生きがいというかエネルギーをもらっている。感謝です。子どもたちには『お前たちの可能性を無限だ』と諭し、どんな状況の中でもあきらめないということを教えました」と感激の様子だった。
最後に藤岡は、「今は、大変な状況の時代ですが、前向きになれる、勇気をもらえる、新しい目標となるようなきっかけを与えてくれる映画です。ぜひ家族で観ていただきたい」とメッセージを送った。
愛情深い藤岡ファミリーの家族の絆の強さがひしひしと伝わってくる感動的なイベントだった。
(取材・文・写真:福住佐知子)
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