2022-01-28 更新
英題:Mothering Sunday第74回カンヌ国際映画祭をはじめ、世界中の映画祭に出品され高評価を獲得し、第88回アカデミー賞®6部門にノミネートされた『キャロル』のプロデューサーが贈る最新作、『Mothering Sunday』(原題)が、邦題『帰らない日曜日』として2022年5月27日(金)に日本公開することが決定した。
原作は、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ、ニューヨーカー誌、タイム紙などに絶賛された小説「マザリング・サンデー」(新潮クレスト・ブックス)。舞台は1924年、第一次世界大戦後のイギリス。“失うものは何もない”天涯孤独なメイドのジェーン。英国名家の跡継ぎのポールとの秘密の恋に身も心も捧げるが、たった一日のある出来事が、すべてを変えてしまう。やがて小説家になった彼女は、その1日を生涯かけて手繰り寄せることになる――。
今大注目の新星女優、オデッサ・ヤングと、大人気ドラマ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子を演じ、ゴールデン・グローブ賞をはじめ各賞を席巻した人気急上昇中の英国俳優、ジョシュ・オコナーがW主演を務める。さらに、『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンという、アカデミー賞受賞俳優の贅沢な共演が実現! 絵画のように優美なイギリスの風景。そして匂い立つエレガントな官能。身分違いの恋の劇的な展開に陶酔する、眩しいほどに美しいラブストーリーが誕生した。
1924年、初夏のように暖かな3月の日曜日。その日は、イギリス中のメイドが年に一度の里帰りを許される〈母の日〉。けれどニヴン家で働く孤児院育ちのジェーンに帰る家はなかった。
そんな彼女のもとへ、秘密の関係を続けるアプリィ家の跡継ぎのポールから、「11時に正面玄関へ」という誘いが舞い込む。幼馴染のエマとの結婚式を控えるポールは、前祝いの昼食会への遅刻を決め込み、邸の寝室でジェーンと抱き合う。やがてポールは昼食会へと向かい、ジェーンは広大な無人の館を一糸まとわぬ姿で探索する。
だが、ニヴン家に戻ったジェーンを、思わぬ知らせが待っていた。今、小説家になったジェーンは振り返る。彼女の人生を永遠に変えた日のことを──。
(2021年、イギリス、上映時間:104分)
キャスト&スタッフ
原案:グレアム・スウィフト「マザリング・サンデー」(新潮クレスト・ブックス)
監督:エヴァ・ユッソン
出演:オデッサ・ヤング、ジョシュ・オコナー、コリン・ファース、オリヴィア・コールマンほか
配給
松竹
2022年5月27日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国公開!
■ 公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/sunday/ (外部サイト)