2022-01-31 更新
大谷凜香、清水 崇監督
2月18日(金)公開の映画『牛首村』より、1月29日(土)に、映画の舞台となった北陸最凶の心霊スポット【坪野鉱泉】のすぐそば!富山県魚津市の新川文化ホールにて富山特別上映会舞台挨拶が開催され、大谷凜香と清水崇監督が登壇した。
2020年2月に公開し大ヒットを果たした清水 崇監督作品、『犬鳴村』。それに続く「恐怖の村」シリーズ第2弾として2021年2月に公開された『樹海村』。待望の「恐怖の村」シリーズ、今年は『牛首村(うしくびむら)』。富山県魚津市に実在する北陸最凶心霊スポット・坪野鉱泉が舞台となり、ネットで「罰当たりだ」などと話題に。この度、1月29日(土)に、そんな坪野鉱泉からすぐそば!(車で約10分)の魚津市・新川文化ホールにて、富山特別上映会を開催! 映画の上映前には、「恐怖の村」シリーズ3作続けての出演となる大谷凜香と清水崇監督が登壇し、舞台挨拶を行った。こうやって来られると嬉しい」としみじみと第二の故郷!?に思いをはせた。
大谷、清水監督の登壇前には、地元魚津市の村椿晃(むらつばき あきら)市長が登場し、「ぜひ、多くの方に映画『牛首村』を観ていていただいて魚津のことも知っていただけたら」と本作への期待をのぞかせた。
その後、市長の挨拶のあとに登場した大谷と清水監督。富山県での本作のイベントは今回の舞台挨拶が初ということで、大谷が「富山を舞台にした映画が完成しました!」と観客の期待をあおると、清水監督は「一人でも多くのお世話になった方々に、この作品が届いてほしいと思い、馳せ参じました!」と話し、二人は地元の観客の大きな拍手で迎えられた。
実際に、坪野鉱泉など、富山県内各所で撮影が行われた本作。坪野鉱泉での撮影を振り返った大谷は「(三作連続での出演だが)今回の坪野鉱泉が一番怖かったです。もともと、たくさんの人が訪れていた宿泊施設だったので、そういう方たちの思い出が溢れていたんだろうなと感じたら、いろいろな魂が浮かんでそうな気がして……」と話すと、会場には、かつて廃墟になる前の坪野鉱泉を知る人も多く、うんうんと頷く観客も。また、北陸最凶の心霊スポットで撮影が行われたということで、撮影中になにか心霊現象が起こらなかったか?という質問には、清水監督が、本作の編集中に自身のスマートフォンが勝手に喋りだしたという、劇中のワンシーンさながらの衝撃の心霊現象(!?)を披露。「あ、良いホラーの風が吹いてきたなと思った」と振り返る清水監督に、大谷が「監督は感覚がマヒされているので……(笑)」とツッコむなど、坪野鉱泉のそばの会場だからこそのトークが披露された。
富山県や石川県を中心に多くのエキストラが参加した本作だが、舞台挨拶の中盤では、本作にエキストラとして出演した、魚津市出身の元総合格闘家・小路 晃(しょうじ あきら)氏が登場。伝説の格闘技イベント「PRIDE」最多出場記録を持ち、“最後の日本男児”“ミスタープライド”と言われた屈強な小路氏だが、「(この映画を観たら)夜一人でトイレにいけないですよ」と意外な感想を明かし、地元民でも震え上がってしまう、本作の怖さを改めて感じさせた。
舞台挨拶も終盤に差し掛かったところで、MCから「とある方からメッセージが届いている」と案内があり、スクリーンに本作で映画初出演・初主演と果たしたKōki,と高橋文哉が映し出される。VTRメッセージでのサプライズ登場となった二人の口から、映画の舞台となった富山県・石川県にて、全国に先立ち、2月11日(金)からの先行公開が決定したことがサプライズ発表! VTRの最後には、Kōki,が「まっとるさけ~」(金沢弁/まってるよ~)、高橋が「みにこられ~」(富山弁/みにきてね~)とかわいらしい方言で締めくくると、嬉しいサプライズ発表に会場からは大きな拍手が起こった。
舞台挨拶の最後には、清水監督が代表して挨拶。「ホラー映画で怖がってもらって楽しんでいただくことを目的に作っていますが、結構いたずらも仕掛けています。つい笑ってしまうシーンもあると思うので、存分に笑っていただければと思います。今日はありがとうございました」と地元の観客の前でコメントを残し、富山特別上映会舞台挨拶の幕は閉じた。
(オフィシャル素材提供)
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