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『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』大ヒット御礼来日記念パーティ

2022-04-14 更新

エディ・レッドメイン、ジェシカ・ウィリアムズ、宮野真守

• 作品紹介

　現在大ヒット公開中の映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の都内で行なわれた大ヒット御礼来日記念パーティに主演のニューと役のエディ・レッドメイン、共演者のジェシカ・ウィリアムズ、エディの日本語版声優の宮野真守が出席した。コロナ禍以降、大作映画のプロモーションで来日ゲストを迎えるのは本当に久しぶりとなる。

　本作は、『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ作品。週末の観客動員ランキングで初登場１位を記録。初日から３日間で観客動員数68万人、興行収入10億円を超える好スタートを切った。

　エディ扮する魔界動物学者のニュートが主人公の物語。最悪の黒い魔法使いグリンデルバルド（マッツ・ミケルセン）の野望を阻止するために、ダンブルドア（ジュード・ロウ）からある任務を託されたニュートが仲間たちと立ち上がる姿が描かれる。また、最強の魔法使いといわれているダンブルドアの秘密も明かされる。

　エディの来日は３年４ヵ月ぶりで５度目の来日。エディは「数年間、どこにも行けなかった中、今回の来日は特別です。やっとみんなと“秘密”を共有できて嬉しいです」と笑顔で挨拶。会場にはファンも招待されており、キャラクターの扮装をしているファンの姿も多数。エディは大きく手を振ってファンに笑顔を贈る。外でのイベントということもあり声を出してゲストを歓迎した。ファンからの質問コーナーも用意されており、エディたちはファンとのふれあいを楽しんだ。

　ジェシカは初来日。イベントの前日に来日したエディよりも早めに来日し、サクラの咲く日本を堪能したことを興奮しながら話した。特にいろいろな食べ物を楽しんそう。

　ジェシカは、呪文学の教師・ユーラリー・ヒックス役でシリーズに初参加。「ハリー・ポッター」シリーズの大ファンで、本作へのオファーをもらって「物語の中の魔法、友情、愛は、私にとって意味のあるものです。参加できて夢のようで、泣いてしまった」と喜びを語った。ホグワーツ魔法魔術学校に入った感想を聞かれたジェシカは、「歴史のある場所だし、生徒たちもたくさんいて、トリハダモノだった……」と回顧していた。

　エディは好きな日本食を聞かれると「刺身、ラーメン。麺は細くてコシのあるものが好き。それと天ぷら。あげたものなら何でも好きだよ」と楽しそうに話した。

　印象的なシーンを聞かれると、エディは「魔法動物マンティコアとのシーンだね。楽しかったけれど、大変だった」と撮影時を振り返る。劇中、ニュート（エディ）がマンティコアのカニのような動きをまねするシーンがあり、「あの“ダンス”はとても疲れるんだ。監督のこだわりで何時間も撮影が続いたので、休憩中にマッサージをしてもらったりした。手に持っているランプもすごく重かった」と苦労を吐露。兄・テセウス役のカラム・ターナーにもダンスを教えて、恥をかかせるのも楽しかったよ(笑)」と話した。

　ジェシカは「エディはプロフェッショナルで素敵な人。朝４時や５時まで撮影が続くときもエネルギーをキープしていて、朝も夜も苦手な私は彼に助けられました。ありがとう」と感謝。また、ジェシカは「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーのファンであることを明かし、「ユーラリー役を演じたことで、聡明で素晴らしい女性キャラクターたちの中に加わることができて光栄でした」とハーマイオニー役のエマ・ワトソンやマクゴナガル役のマギー・スミスに敬意を表した。

　ゲストとして、シリーズを通してニュートの日本語吹替声優を務めている宮野真守が登場。久々の再会を果たした宮野とレッドメインは熱いハグを交わした。宮野から法被がプレゼントされた。宮野は、アフレコ時を振り返り、「エディの息遣いに合わせるようにした」と語り、マンティコアのダンス・シーンについては「アフレコのとき、僕もちゃんとマイクの前でこうやって踊ったんです」と身振り手振りで説明した。宮野とレッドメインは一緒にカニ歩きダンスを披露し、会場を大いに盛り上げた。

　イベント終盤には、会場に集まった「ファンタビ」ファンとセルフィーで写真を撮る場面もあった。

（取材・文・写真：福住佐知子）

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