2021-12-02 更新
宮野真守、河北麻友子
映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』キックオフイベントが都内で行なわれ、主人公のニュート・スキャマンダーの日本語吹替声優を務める宮野真守と、ハリー・ポッター魔法ワールドの大ファンという河北麻友子が、魔法ワールドをモチーフにした高さ約9メートルのクリスマスツリー「ホグワーツの魔法の樹」の前に登場してクロストークを繰り広げた。2人ともおそろいのグリフィンドールのマフラーを巻いての登場。
本作は、J.K.ローリングによる原作を、壮大なスケールで映画化した「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品として公開された「ファンタティック・ビースト」シリーズの最新作。2016年に第1作目となる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開された。魔法動物学者として世界中を旅する主人公のニュート・スキャマンダーが個性豊かな魔法動物たちと大冒険を繰り広げる……。ニュートがダンブルドアらと寄せ集めのチームを結成し、史上最悪の魔法使い・グリンデルバルドに立ち向かう――。また、最強の魔法使いとされるダンブルドアに隠された、魔法ワールド最大の秘密が解き明かされる。
宮野は「始まりますね。あのワクワクする時間が!」と笑顔。「ハリー・ポッター」シリーズでグリフィンドール生のロンの兄・パーシー・ウィーズリー役でとして吹替えに参加していた宮野。20年前、当時は18歳だったと。「制服(学生服)を着て、アフレコに参加していました」と当時を懐かしむ。「ファンタティック・ビースト」の主人公ニュートはハッフルパフの卒業生。
宮野は「『ハリー・ポッター』シリーズは学校でもみんな読んでいましたね。そんな作品に参加することができて本当に嬉しい」と興奮でいっぱいの様子。
学生時代はアメリカ在住だったという河北も「シリーズを重ねるごとにハリー・ポッターとの共通点も感じることができて、どうなるのか楽しみ!」と新作への期待感いっぱいの様子。河北は、「ハリー・ポッター」シリーズの公開時には毎回初日に友人と一緒に観にいっており「自分で想像していた以上のものが見られた興奮は忘れられないですね」と楽しそうに話した。
お気に入りの魔法動物の話題になると、宮野は「ボウトラックルのピケット。相棒感があっていいですね。ニュートには欠かせない存在です」。河北は「ニフラーですね。可愛すぎる。ちょっといたずらっ子な部分もあって、キュンとします」とにっこり。
イベントにはデヴィッド・イェーツ監督から日本のファンへ向けたビデオメッセージが届いた。監督の口から初めて正式タイトルと公開日が明かされた。アメリカに先行して日本公開される。河北は「こんなことがあっていいんですか!」とびっくり。宮野も「監督の(日本への)深い愛を感じますね。日本語でタイトルを言ってくれたり、メッセージもくださったし……」と大喜び。宮野の日本語吹替えは監督からも大絶賛されている。
最後に宮野は、「エディ・レッドメインが演じているニュート、彼の仕草をつぶさに感じられるよう、寄り添って、寄り添って演じるようにしています。彼が表現しているものを、日本語でも僕がしっかりと届けられたら……。新作も気合いを入れてお芝居に臨みたいと思います。楽しみに待っていてください!」と熱く意気込んだ。
河北も「マジックの世界観は観ているだけで嫌なことも忘れられるような映画になっているんじゃないかと期待しています!」とファンを代表して大きな期待を寄せた。
(取材・文・写真:福住佐知子)
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