2021-06-08 更新
上西雄大監督×奥山和由プロデューサーのタッグ作品『西成ゴローの四億円』』がフランスのニース国際映画祭2021(Nice IFF 2021)にて、最優秀外国語長編映画作品賞および外国語映画最優秀主演男優賞の2部門W受賞を果たした。
ニース国際映画祭はコロナ禍の影響により、オンラインにて開催(2021年5月31日~6月4日まで)。本作は、外国語長編映画作品賞、外国語映画主演男優賞(上西雄大)、外国語映画助演男優賞(津田寛治)、外国語映画助演女優賞(徳竹未夏、古川 藍)、外国語映画編集賞の5部門でノミネートされていたが、同映画祭最終日、現地時間6月4日のオンライン開催での授賞式にて2部門での受賞が発表された。
今年3月のロンドン国際映画祭2021では、外国語長編部門最優秀作品賞(グランプリ)および最優秀主演男優賞のW受賞を果たしたが、さらなる躍進を遂げる上西雄大監督。今後の活躍にますます期待が寄せられている。
上西雄大監督からの喜びのコメント、およびニース国際映画祭会長のCarl Tooney(カール・トゥニー)氏よりコメントが届いた。また、この受賞を記念して画像2点が新たに解禁となった。
◆ 上西雄大監督 コメント
子どもの頃から映画館は特別な場所でした。映画館の前には豪華な映画作品の看板が飾られ、それを見上げ胸が躍り、小さな窓からチケットを受け取り椅子に座ると大きなスクリーンを見つめました。
灯りが消えるとそこからは特別な時間。
シーン毎に、カット毎に、心に多くの掛け替えのない想いが積み重なりました。
僕は今、昔観た僕の心に残る数々の作品のような映画を制作し、出演する喜びに満ちております。
今回、大きな名誉を頂きました本作『西成ゴローの四億円』もまた、正にそんな作品であります。
この喜びは、僕を支え理解してくれ共に旅する仲間たちと、お力添えいただくたくさんの皆様方と分ち合わせていただきたいと思います。ありがとうございました。
◆ Carl Tooney(ニース国際映画祭会長 & Film Fest International社長) コメント
上西監督は、いつも映画制作の限界を押し広げようとする先見の暁のある監督である。
我々は映画祭で彼の映画を見るたびにそのことを思い起こされる。
■映画祭公式サイト:https://www.filmfestinternational.com/nice/ (外部サイト)
(オフィシャル素材提供)