2020-12-16 更新
岡田将生、志尊 淳、平手友梨奈、滝藤賢一、森ガキ侑大監督
映画『さんかく窓の外側は夜』の完成披露試写会が実施され、本作のタイトルにちなんだ、光る巨大“さんかく窓”パネルから岡田将生、志尊 淳、平手友梨奈、滝藤賢一、森ガキ侑大監督の豪華キャストが登場! 一般の観客と一緒に映画の完成を祝った。舞台挨拶では、撮影中の裏話や、共演者だけが知るお互いのマル秘エピソードなど、ここでしか聞けない貴重なエピソードが満載で大盛り上がりのイベントとなった。
本作の初お披露目となるイベントに期待を寄せる観客の前に、ステージには光る巨大“さんかく窓”パネルが出現。左右に開いたパネルの中央から、岡田将生、志尊 淳、平手友梨奈、滝藤賢一、森ガキ侑大監督が華々しく登場すると、会場は大きな拍手に包まれた。
岡田将生: 大変な状況の中、お越しいただきありがとうございます。皆さんとこの時間を共有できるのを楽しみにしていました。今日はよろしくお願いします。
志尊 淳: 映画を観ていただける機会をいただいて感謝の気持ちでいっぱいです。この作品を観て、皆さんの心が少しでも浄化されるよう祈っています。
平手友梨奈: 本日はありがとうございます。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします。
滝藤賢一: こんにちは、マキタスポーツです(笑)。公開延期で不安でしたが、今日この日を迎えられて嬉しいです。楽しんでいって下さい。
森ガキ侑大監督: ようやくお披露目できるということで、胸が熱くなっています。皆さん楽しんでください。
キャスト同士の仲の良さがSNSでも話題となっている本作だが、作品タイトルの『さんかく窓の外側は夜』にちなみ、撮影現場を共に過ごしたからこそ知っている、お互いの「内側」をそれぞれ発表することに。
滝藤は志尊の演技について、「監督から、ここで涙が欲しいという要求があった時に、戸惑いながらも本番一発で涙を流されて。あれはすごいなと思いました」と感心したことを明かした。森ガキ監督も、「大変なシチュエーションだったのに、集中力がある」と絶賛。志尊は謙遜しつつも「三角が気絶をしてしまって、ここはどこ?っていう状況のときに、気絶する前の記憶が蘇って涙を流す、というシーンでした。お芝居をしやすい環境づくりをしていただいたので、本当にありがたかったです」とコメント。
撮影現場では常におしゃべりが絶えないほど、明るい現場だったそうで、岡田は「滝藤さんの筋肉自慢がすごかった(笑)。筋肉がバッキバキで、意外でした」と暴露!すると、平手も「奥さんに見てもらっても反応がないから、見てって言われて……筋肉すごかったです(笑)」とコメントし、意外な撮影裏エピソードに大盛り上がり!
また、心霊探偵バディを組んだ岡田と志尊に、お互いの印象を尋ねると、岡田は「志尊君は、まだ20代なのに、しっかりしていて熱量がある俳優さん。今回一緒に仕事ができてよかったです」と回答。志尊も「まーくん(岡田)は大らかで優しくて、天真爛漫なんだけど、その奥に熱い芯を感じるんですよね。そんな人として大好きな、まーくんとバディ役ができてよかった」と思いを語り、まさに相思相愛! 初共演ながら息の合った演技に期待が高まる。
劇中では、冷川と三角の心霊探偵バディが“除霊”を行い、事件解決に挑む姿が描かれるが、「幽霊より人間のほうが怖いってことですよ……」という三角のセリフが象徴するように、「時に心無い言葉が呪いとなって人を苦しめる武器にさえなり得る」という現代社会における問題も描かれている。ここで、それぞれが思う「怖いもの」についてトークが繰り広げられた。
志尊は、池に落ちるシーンの撮影エピソードを明かし、「撮影用の大きいプールで霊に足を引っ張られるシーンで、地上の明るさが分からないほど深かった。1日かけて撮影したのに、完成した映画を観たら、ほぼカットされていて、監督怖いって思いました(笑)」。
岡田も「冷川と三角が手を繋ぐシーンも苦労して撮影したのに、あれもカットされてた!」とコメントすると、森ガキ監督は「良い作品を作るために、ね……」と苦笑い。
平手は大きな音が苦手だと答えると、すかさず岡田と志尊が「どういうシチュエーションの時の大きい音が怖いの!?」と突っ込む。平手は「特効とか、花火とかちょっと怖いですね……」とまるで兄妹のような仲の良いやり取りが繰り広げられた。
森ガキ監督は実生活でも怖い体験をしたそうで、「今までお化けを信じていなかったんですけど、最近知り合いに僕の周りにお化けが列を成していますと言われました。大きい声を出すといなくなるということだったので、車の中で1人大声を出していたら、通りかかった人にびっくりされました(笑)」と驚きのエピソードを明かした。
最後に、キャストと監督よりこれから映画をご覧になる方へ、メッセージが贈られた。
岡田将生: 10月の公開が延期になり、1月にやっと公開できるということで、身が引き締まる思いです。皆さんに愛される映画にしたいと思っています。楽しんでいってください。
志尊 淳: 登場人物それぞれが、コンプレックスや孤独を感じていますが、この作品を通して、関わる人によって一歩を踏み出せるんだと感じました。近くにいる人を大切にしたいと思っていただけると嬉しいです。
平手友梨奈: この作品の魅力は本編の音楽の使い方で、“ずっと真夜中でいいのに。”さんの主題歌がとても好きです。音楽にも注目して観て観てください。
滝藤賢一: 今までに観たことがない映画になっています。皆さんもきっと楽しめると思います。
森ガキ侑大監督: このメンバーで映画を作れたことが人生の財産です。エンターテイメントでありつつ、人と人との通じ合いや、孤独など考えさせられる内容を入れていったので、皆さんもぜひ広めていってください。ぜひ、またこのメンバーで映画を作りたいです。
キャスト陣の仲の良さや、本作に込めた熱い思いが垣間見られる完成披露イベントは華やかに幕を閉じた。
(オフィシャル素材提供)
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