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2020-11-04 更新


滑走路kassouro
© 2020「滑走路」製作委員会

イントロダクション

 あふれる才能を遺し、突然この世を去った歌人・萩原慎一郎による「歌集 滑走路」。あとがきを入稿した翌月、32歳の若さで命を絶ち、デビュー作にして遺作となった一冊の歌集が映画化された。いじめや非正規雇用を経験しながら、それでも生きる希望を託した歌は、苦悩を抱える人へのエールとして多くの共感を集め話題に。新聞やTVなどでも次々と取り上げられ、歌集にしては異例のベストセラーを記録した。

 原作歌集をモチーフにオリジナルストーリーとして紡がれる本作。数々の話題作に出演する水川あさみが扮する翠(みどり)、実力派俳優として活躍目覚ましい浅香航大扮する若手官僚・鷹野(たかの)、そして新人・寄川歌太が扮する中学二年生の学級委員長。それぞれ“心の叫び”を抱えて生きる3人の人生が、やがて交錯していく――。脇を固めるのは、坂井真紀、水橋研二、吉村界人、染谷将太、木下 渓、池田優斗の魅力的な実力派俳優陣と瑞々しい若手キャスト。

 非正規、いじめ、過労、キャリア、自死、家族―現代を生きる若い世代が抱える不安や葛藤、それでもなお希望を求めてもがき生きる姿を鮮烈に描き出す。


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ストーリー

 厚生労働省で働く若手官僚の鷹野は、激務の中で仕事への理想も失い無力な自分に思い悩んでいた。

 ある日、陳情に来たNPO団体から非正規雇用が原因で自死したとされる人々のリストを持ち込まれ追及を受けた鷹野は、そのリストの中から自分と同じ25歳で自死した青年に関心を抱き、その死の理由を調べ始めるが──。


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(2020年、日本、上映時間:120分、PG12)

キャスト&スタッフ

原作:萩原慎一郎「歌集 滑走路」(角川文化振興財団/KADOKAWA刊)
監督:大庭功睦
脚本:桑村さや香
主題歌:Sano ibuki「紙飛行機」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
出演:水川あさみ、浅香航大、寄川歌太、木下 渓、池田優斗、吉村界人、染谷将太、水橋研二、坂井真紀ほか

配給
KADOKAWA
11月20日(金)、全国ロードショー

■ 公式サイトkassouro-movie.jp (外部サイト)



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