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『ベイビー・ブローカー』
制作報告会 in 韓国

2022-05-11 更新

ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨン、是枝裕和監督(リモートで参加)

ベイビー・ブローカーbabybroker ©2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
ギャガ
6月24日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

 是枝裕和監督の最新作にして、初韓国映画となる『ベイビー・ブローカー』が6月24日(金)より全国公開となる。この度、5月10日(火)に本作の撮影が行われた韓国にて制作報告会イベントが開催され、主演のソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンといった豪華韓国キャスト陣が登壇、さらには日本からのリモート出演で是枝裕和監督も登場した。


 マスコミ陣から大きな拍手とフラッシュの嵐とともに出迎えられた面々。赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を連れ去るベイビー・ブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホの「個人的に3年ぶりにこういう場で是枝監督の新作と共にご挨拶できるようになり、嬉しいです。ありがとうございます」という挨拶に続き、サンヒョンの相棒であるドンスを演じたカン・ドンウォン、2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨンを演じるイ・ジウン(IU)、彼らを検挙しようと尾行を続ける刑事スジン(ペ・ドゥナ)の後輩、イ刑事を演じたイ・ジュヨンもご挨拶。その後、日本からリモートでイベントに参加した是枝裕和監督もモニター越しに「長年の夢が叶って、映画が完成してこの日を迎えられたことを嬉しく思います」と明かした。


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 5月17日(火)より開催される第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品決定が決まったことについての想いを聞かれた是枝監督は「あの場所は何度行っても本当に緊張しますし、喜びでもありますし、この作品にとっては本当に最高のワールド・プレミアの場所に選んでいただいたなと思っています」と並々ならぬ思いを吐露。本作でカンヌ国際映画祭への参加が7回目となるソン・ガンホは「光栄なことにも、素晴らしい監督と役者さんたちのおかげで、このような結果になり、嬉しいです。特に是枝監督の初めての韓国映画演出作ですし、こういう素晴らしい役者さんたちと一緒に行けるようになり、とても嬉しく思います」とコメントし、カンヌ国際映画祭への参加が初となるイ·ジウン(IU)は「私も本当に光栄に思います。コンペ部門に招待され、人生にこんな日が何度あるか分からないので、(向こうで)一生懸命学び、満喫してきたいです」、同じく初参加のイ·ジュヨンは「もしかしたら行けるのではないかと考えてはいましたが、実際に参加することができて嬉しいです。先輩たちとジウンさん、監督と一緒にフランスの雰囲気を感じることができるだけでもワクワクしています」とそれぞれが意気込みを語った。


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 本作の企画のはじまりについて問われた是枝監督は「ペ・ドゥナさんは一度映画をご一緒させていただきましたし、ソン・ガンホさんとカン・ドンウォンさんは映画祭でお会いさせていただいたり、日本へ新作のPRイベントで来日された際に上映に花束を持って参加させていただいたり……というような交流をさせていただいておりまして、“いつか映画でご一緒しましょう”という漠然とした言葉を交わしていたんですが、2016年頃にふと思いついたプロットがありまして、これなら自分の頭の中にいる韓国の役者の方々と一緒に映画が作れるのではないかと……その思いつきがきっかけでした。神父の格好をしたソン・ガンホさんが赤ん坊を抱き上げて、すごくいい人に見えるんだけど実は……、そんなワン・シーンを最初は思い浮かべていました」と初期の貴重なプロットの内容とともに今作の企画に至るまでのエピソードを披露。

 続いて、作品の紹介を改めて問われ、「赤ちゃんポストというのは日本にも存在していて、前から関心を持っていたんですが。韓国にも同じようなものがあると聞きまして。そこに預けられた一人の赤ちゃんを巡って、そこに善意と悪意が絡まりながら、赤ん坊と一緒にいろんな思惑をもった人間たちが旅をしていく、そういう話にしたいと思って作った映画です」と説明しました。

 ソン・ガンホは是枝監督からオファーがあった当時のことを尋ねられ、「正確な年度は覚えてないですが、6~7年前に、釜山(プサン)映画祭で初めてミーティングをしました。昔から是枝監督の作品世界のファンでしたし、尊敬する芸術家ですので、とても光栄でした。監督の映画を観ていると、先入観かもしれませんが、冷たい話の中に温かいヒューマニズムが描かれて終わる印象でしたが、この作品を経験したら、監督の冷徹な現実直視により、温かいストーリーの中でも、冷静な視線で社会を俯瞰している感じがして、とても感動しましたし、新しい挑戦でもあり、ワクワクする作業でした」と是枝監督との初のコラボレーションに感無量の様子でコメント。


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 カン・ドンウォンは「私も6~7年前に東京で監督に初めて会いました。その後、映画化されるまでかなり時間がかかったんですが、やっと去年、撮影をすることになり、こうやって公開を控えていますね。感慨深いです」と懐古。本作が劇場公開映画への初出演となったイ・ジウン(IU)は「もらったシナリオを読む前に、短編映画の撮影で共演したことのあるペ·ドゥナさんに電話をしたんです。そしたら“とてもハマり役だ”と言ってくれたんです。好きな先輩からそう言われて、私も確信を持って台本を読んだ覚えがあります」とペ・ドゥナとのエピソードを披露しながら、自信を持って役と向き合ったことを明かした。シナリオを読んだときに涙を流したというイ・ジュヨンは「ネタバレにならない範囲で言いますと、登場人物たちがお互いの心を理解しながら会話するシーンがありますが、ソヨンがあの3人に言ってあげる言葉があるんです。その言葉をじっくり考えたら、心にとても響きました。人物たちの感情をきちんと積み上げていくシナリオでした。監督の作品がとても好きで、この映画の中に自分が存在できて光栄でした。そして、とても楽しくお仕事ができました」と是枝監督が本作でも描いた奥深い人間ドラマを役者として身をもって体感した様子。

 イ·ジウン(IU)とイ·ジュヨンのキャスティングの経緯について問われた是枝監督は「コロナの自粛の間に、韓流ドラマを配信で観ることにハマリまして、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(※イ・ジウンが出演するドラマ)を観ていたんですが、後半はイ・ジウンさんが登場するシーンはずっと泣いているような状況で、もうこの人しかいないと思って、オファーしました。そして、イ・ジュヨンさんは『梨泰院クラス』(※イ・ジュヨンが出演するドラマ)にもハマって、2周観たのですが、彼女の存在がとても印象的だったので名前を挙げました」とふたりの演技力に惚れ込んでキャスティングに至ったことを明かした。

 演じたドンスというキャラクターについて問われたカン・ドンウォンは「ドンスは少し頑固な面があるんです。ドンス自身が児童養護施設で育ち、使命感をもって子どもを養子縁組させる人物で、子どもは児童養護施設で育つより家庭で育ったほうが良いという考えを持ってる人物です。実際、児童養護施設を何度か訪ねて、そこの出身の方々とお話をしたりして、その気持ちを演技に込めようと努力しました。その会話で感じた感情とその方々の悲しみを表現しようとしました」と役作りのために自ら足を運んでリサーチを重ねたことを明かした。


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 サンヒョンを演じるにあたってのこだわりについて問われたソン・ガンホは「カン・ドンウォンよりもっとカッコよく映りたいなと思いました(笑)。劇中ではちょっとカッコよく撮れたと思ったんですけど、今日の彼の衣装を見て、そういう期待はやめることにしました(笑)」と会場の笑いを誘いつつ、久しぶりの再タッグとなったカン・ドンウォンとの共演については「12年前の『義兄弟』で実の兄弟のように演技の相性が良いと感じたので、今回も自然に演じることができました。末っ子の弟と共演する感じで、分析的ではなく本能的なケミストリーを作れたと思います」と自信たっぷりにコメント。続いて「サンヒョンというキャラクターは、普通にいそうな中年男性で、幸せな人生というよりは順調でない人生と寂しさを感じる人物かなと思います。彼が劇中でやってることは不合理なことで非道徳的なことかもしれないけど、真の部分では純粋で温かい感性を持ち、そういうものに憧れを抱いている、そんな感情が凝縮された人物ではないかと思います」と分析した。

 是枝監督はそんなソン・ガンホについて演技力や洞察力を絶賛し「演じる人物像のなかに、善も悪も両方入っていて、それがシーンやセリフによって微妙に入れ替わる。色が単色ではない人物描写っていうのが、とても深くて見事だなと。本当に素晴らしいと思って拝見していました。今回のサンヒョンの役も、悪人なのか、善人なのか、見ている人たちが探っていけるような、そういう人物描写にしたいなと思っていました」と語る。カン・ドンウォンもソン・ガンホとの撮影を振り返り、「個人的には、12年前よりももっと相性がよかったと思います。私もだいぶ成長しましたし(笑)。現場で演じる時もとても相性がよかったですし、私も年を取ったので会話ももっとスムーズにできました」と言うと、ソン・ガンホが「成長しましたね。背も伸びたし(笑)」とジョークを飛ばすなど長年の関係からなる仲の良さを見せつけた。

 一方、イ・ジウン(IU)は「母親の役は初めてなので、子どもの抱き方や、遊んであげるときの振る舞いなど、小さな習慣を自然に見せようとしました。外見的にもあまりやったことがなかったスモーキー・メイクやブリーチ・ヘアなど、メイク・チームからアイデアをもらいながら役作りをしました」と外見から役作りにこだわったことを語る。そんなイ・ジウンについてソン・ガンホは「イ・ジウンさんは、とある屋上でのシーンで、役者としてのテクニックもそうですが、感情と気持ちを伝える正確な表現、感情を伝える表現の仕方にとてもインパクトを受けました」と称賛。当時の撮影現場をイ・ジウンも記憶に残っているようで「撮影期間の中でじゃなく、人生の中で一番印象的な瞬間だったと思います。夕日が沈みかけていて、ソン・ガンホさんは撮影が早く終わったのに、私を待っていてくれてました。お疲れさまでしたと挨拶したら、あのシーンをモニターで見たけど、すごくよかったよと言ってくれましたね。そして、ソン・ガンホさんの車は遠ざかって行き(笑)、その光景がとても美しく感動的で、涙が出ちゃいました。親にも自慢しました」と胸いっぱいの様子で振り返った。


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 ペ・ドゥナとのタッグについて尋ねられた是枝監督は「前回ご一緒したときに彼女のお芝居の素晴らしさを痛感していたのですが、今作ではさらに研ぎ澄まされていました。車の中のシーンが多かったのですが、その限定されている中で、ちょっとしたセリフの間とか、振り向くタイミングのコントロールとか、そのようなところであらゆる感情を表現してくる底力のようなものを感じました」と『空気人形』から更に進化したペ・ドゥナの役者としての魅力を明かした。

 そんなペ・ドゥナとともに刑事役に挑んだイ・ジュヨンは「映画での刑事ってステレオタイプを思い浮かべますが、監督の映画の中の人物には、みんな発見されていない人間性があると感じました。サンヒョンたちを追う時も捜査目的ではなくて、ソヨンが赤ちゃんを捨てなければならなかった事情を知りたがったり、理解してあげたいという感情がイ刑事にはありました。そのような部分をもっと引っ張り出そうとしてくれました。ペ·ドゥナさんとは車内シーンが多かったですが、とても上手にリードしてくれました。漫才コンビのような愉快な雰囲気が出せるように二人でたくさん話しました」と撮影を振り返った。


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 様々な巨匠たちとタッグを組んできたソン・ガンホだが是枝監督ならではの部分について問われると、「日本の巨匠監督に対する先入観ですが、緻密で完璧に計算されたディレクションであるとよく耳にしてました。ところが、是枝監督は本当に自由にリラックスさせてくれて、限りなく役者たちの感性を尊重し、引き出してくれて、とても驚きました。やはり巨匠たちはみんな共通してるなと、役者にすべてを任せるんだと思いました。もちろん監督の中では全てが整理されていると思いますが、現場では役者たちの話を聞きたがっていて、とても立派な形の作業でした」と明かした。

 そんな是枝監督は撮影中、スタッフに手紙を書いていたようで、スクリーンには是枝監督の手紙の写真が! 手紙を書いた経緯について尋ねられた是枝監督は「撮影が進んでいくなかで感じたことなどを、言葉が通じない関係なので、できるだけ文字にして伝えていくことで、自分が何を感じているのか、悩んでいることもふくめて、共有していただいたほうが良いなと思ったので、このような形でスタッフやキャストの皆さんにお手紙を渡させていただいていました」と、コミュニケーションを重視する是枝監督らしいエピソードが明かされた。


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<マスコミからの質疑応答>

血縁での家族より、社会的解体と再構成の観点からの作品が多いですが、今回の作品ではどんなところにポイントを置いてますか?

是枝裕和監督: 旅を通して、一組の疑似家族を描こうと思っていました。その背景には、家族を諦めた人もいれば、家族を求め続けている人もいて、そういう人たちが非常に短い時間ですが、ひとつの車に乗って旅をする話を描きたいなと思っていました。ただ頭の中心にあったのは、“家族”というよりはひとつの“命”を巡る話。生まれた命をどういうふうに守るのか、そして手放すのか、そのような物語に仕上がっていると、今自分では考えています。


ソン・ガンホさん、ポン・ジュノ監督と是枝監督というパルム·ドール受賞の監督と映画を撮った唯一の俳優ですが、俳優の立場として、巨匠が自分を選ぶ理由は何だと思いますか? カンヌ国際映画祭は7回目ですが、前官礼遇のようなものがあるところで、そろそろ主演男優賞を受賞してもいいのではないかと話が出ています。どうですか?

ソン・ガンホ: 私にとってはとても光栄なことです。役者として、まだ足りない役者にこのような良い機会を与えてくれたことに対して、正直、理由を尋ねたこともなければ、考えたこともないです。それを考えるのはあまり意味がないと思います。
 難しい質問ですが、役者や監督たちにとって映画祭は祭りであり楽しい過程のものです。スポーツと違って結果を得なければならないという考えは誰もしないでしょう。なぜなら映画祭に行くためにとか賞をもらうために演技をして作品を作る人はいません。ただ素敵な場で認められればそれでありがたいこと。それ自体が目的にはなれません。成果を出し、賞をもらうのは感謝しますが、自分が賞を受けなければならないという考えはしないです。私たち皆が世界最高の映画祭で認められ、コンペに参加できること自体、光栄だと思います。


監督、言語が違う人同士で作品を作るのは挑戦だったと思います。実際、俳優たちと作業して驚いたことはありましたか?

是枝裕和監督: キャストだけじゃなく、スタッフも含め、全員に言えるのですが、日本の現場に比べて、準備が非常にしっかりしています。撮影にのぞむまでの準備、撮影が始まってからの準備、全てが早いことが一番驚きでした。完璧な状態で現場がスタートするという感じでした。


イ・ジウンさん、撮影現場ではいろいろな世代の人々がいて、監督は日本人でコミュニケーションの問題もあったと思いますが、それにかかわったエピソードは?

イ・ジウン: 本当にいろいろな年代の人がいる現場だったので、最初は私もかなり緊張してました。でも、子役たちが活躍してくれて、場の雰囲気を和ませる可愛いエピソードが多かったですね。例えば、監督も子どもたちがなるべく自然にいられるように配慮してくれて、大人の私たちは深刻な感情を抱えたシーンだけど、一方で子どもたちはすごく楽しそうにしてまして、緊張をほぐしてくれるポイントになっていましたね。子どもたちのおかげで和気あいあいな現場になれたと思います。


監督、普段、韓国訪問の際にカンジャンケジャンを食べて写真をアップされてますが、今回の撮影ではカンジャンケジャンは召し上がりましたか? 東海岸のグルメ店での食事は満足でしたか? イ·ジュヨンさん、刑事役の役作りはどうされたんですか?

是枝裕和監督: カンジャンケジャンはもちろん、釜山で何度も食べたんですが、今回の旅の中で一番美味しかったのは、じゃがいものチヂミが本当に美味しかったです。だいたいどこの街に行ってもドンウォンさんが、このあたりのお店がTOP3だから行ってみてって教えてくれて、行った店はすべて美味しかったですね。

カン・ドンウォン: 監督の好みと私の好みは似てますね。監督は辛いものも全然大丈夫で、正確にはマッククス屋さんでしたが、その店のじゃがいもチヂミをとても気に入ってましたね。

イ・ジュヨン: イ刑事が、サンヒョンたちはプロのブローカーにしては中途半端なところがあると言うシーンがありますが、実はスジンとイ刑事も中途半端な刑事なんです。女性青少年課の刑事で、社会的弱者に対する捜査をするので、剛直なプロの刑事とは違うイメージですね。車で朝晩を過ごすコンセプトだったので、服や乱れた髪でそういったところを見せようと努力しました。


<最後の挨拶>

是枝裕和監督: 本当にここに並んでいただいている方に加え、ペ・ドゥナさんも含めて、韓国映画界の宝物のような役者さんたちと、韓国映画界を代表するスタッフの方たちに集まっていただいて、自分自身も納得ができる大好きな作品になりましたし、カンヌ国際映画祭でのお披露目という素晴らしいスタートを切ることができて、この後韓国での公開を控えて、韓国の映画ファンの方に作品を届けられることを本当に嬉しく心待ちにしています。公開時期にはオンラインではなく、韓国にお伺いして直接この映画を届けられればと思いますので、楽しみに映画の公開を待っていただければと思います。ありがとうございました。


ソン・ガンホ: お忙しいところ、お越しいただきありがとうございます。監督は、単純に国籍が異なる監督が韓国映画を撮ったということより、今の時代を生きる私たち皆の人生について共感できるものを作れたことに意味があると思います。監督と同じ考えで、人生の価値と失っていくものを話せるという点では、国籍は関係ないですね。そのような意味のある時間をこういった場で報告できてワクワクします。そして感謝します。監督を含め、すべての方々に感謝の言葉を申し上げたいです。


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カン・ドンウォン: お越しいただきありがとうございます。この映画をよろしくお願いします。 ありがとうございます。


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イ・ジウン: 温かい映画で、たくさん考えさせられる映画です。そして、韓国のいろいろな場所が美しく盛り込まれた映画です。お楽しみにしてくださいね。


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イ・ジュヨン: 『ベイビー・ブローカー』を楽しみにしていただき、ありがとうございます。 私もまだ本編を観られていないんです。カンヌ国際映画祭と韓国公開と引き続きよろしくお願いします。ありがとうございます。


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(オフィシャル素材提供)



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