2020-07-23 更新
日本を代表する映画監督であり、世界中にファンを持つ黒沢 清の最新作『スパイの妻』。脚本を手掛けたのは、黒沢自身と濱口竜介(『寝ても覚めても』)、野原 位(『ハッピーアワー』脚本)の3人。また、「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、浮雲名義で「東京事変」のギタリストとしても活動している長岡亮介が、映画音楽を初めて手掛け、映画世界の奥行きをさらに広げている。
主演は数々の受賞歴を誇る、実力派女優・蒼井 優。儚げでいて芯の強さを持ち、夫を愛し抜く聡子を圧倒的な存在感で演じている。『ロマンスドール』に続いて蒼井と夫婦を演じるのは高橋一生。正義の遂行のために手段を選ばぬ純粋な優作を魅力的に体現した。夫婦を取り巻く役者も日本映画界を代表する俳優たちが集結している。
1940年。満州で偶然、恐ろしい国家機密を知ってしまった優作は、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。
聡子は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。
太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく……。
(2020年、日本、上映時間:115分)
キャスト&スタッフ
監督:黒沢 清
脚本:濱口竜介、野原 位、黒沢 清
撮影:佐々木達之介
音楽:長岡亮介
出演:蒼井優、高橋一生、坂東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理、東出昌大、笹野高史ほか
配給
ビターズ・エンド
10月16日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
■ 公式サイト: wos.bitters.co.jp (外部サイト)
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