2021-01-31 更新
岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督
岩田剛典と新田真剣佑の初共演で話題を呼んでいる映画『名も無き世界のエンドロール』が、1月29日(土)よりついに全国公開を迎えた。この度、公開を記念し舞台挨拶が行われ、交渉屋として裏社会に身を投じるキダを演じた主演の岩田剛典をはじめ、キダと強い絆で結ばれた幼馴染のマコト役の新田真剣佑、同じく2人の幼馴染で物語の鍵を握るヒロインヨッチ役の山田杏奈、キダをマコトの前に突然現れ2人の運命を動かす政治家令嬢でトップモデルのリサを演じた中村アン、佐藤祐市監督が登壇した。本作が“大切な人への想い”や“絆”を描いていることから全国の観客の想いを“繋ぐ”ライブビューイングを実施。全国314館もの劇場へ中継された!
これまでに行われた2回のイベントでは無観客での実施となったため、本作で観客の前に立つのは岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督にとって本イベントが初めて。待ちに待った出演者たちとの対面にお客さんの手にも力が入り割れんばかりの拍手の中5人がステージへ登壇。拍手に包まれながら、ようやく観客の顔を見ることができた岩田は、感極まった様子で「今日は、お越しいただきありがとうございます。いや~、感動しています! こうしてお客さんと一緒に舞台挨拶ができることがどれだけ幸せかということ実感しています。全国314館のみんなもありがとうございます!」と挨拶。新田も「現在は、こうしてお客の前で(イベントが)できる機会が少なったのでとても嬉しいです!」と感慨深げ。
上映後の舞台挨拶で、これまで触れられなかった“ラスト20分の真実”を含めて本作を観た感想を改めて聞かれた岩田は、「脚本を読んだ時から面白いと思っていたが、映像で観て改めて面白いと思った。宣伝では“ラスト20分”という部分が打ち出されているけど、実は切ないヒューマン・ドラマが本作の本質。自分の大切な人、自分の中で大切にしている感情とか、人生を見つめ返すようなメッセージが込められていると感じました」と語った。
新田は、「僕は、個人的に好きなジャンルで、この作品は2回観てしまった。だからみんなも2回劇場へ足を運んで観てね!」と中継カメラに向かって手を振りながら作品をアピール。
佐藤監督が「もう2回観た人いる?」と客席に向かって問いかけると公開2日目にして客席から手が上がり、それに続いて「3回目もいる?」と新田が投げかけるとなんと数人の手が! 登壇者たちは驚いた様子で「まっけんもまだ2回目なのにありがたい!」(岩田)、「愛を感じるね」(新田)と口々に感謝の気持ちを話す場面も。
トークは、公開に先駆けて開催された試写会でいち早く本作を鑑賞したお客様から事前に集められた質問に答えるとコーナーへ。
劇中でキダはよくマコトからのドッキリに引っかかっているので、【普段皆さんはドッキリを仕掛ける側、引っかかる側どっち?】という質問を振られると、ピシッと手を挙げて我先にと答える新田。「僕は仕掛けます! 劇中でもたくさん引っ掛けましたが、つい最近、某バラエティ番組でも岩田さんにドッキリを仕掛けまして……」とニヤリ。実は軽いダンベルを岩田に投げ渡すというドッキリで「ケラケラ笑いながら、撮影現場の時のように引っ掛けられてとても楽しかった」と満足気。それに対して、「岩ちゃん、すごい声だして驚いてたよね(笑)」と佐藤監督が乗っかると、「まっけんは普段から鍛えてるから、すごく自然だったんですよ(笑)。カバンからダンベル出てきても驚かなくて(笑)。本当にびっくりした」と岩田はタジタジの様子。
【大変だったけどお気に入りのシーンはズバリどこですか?】という岩田に対する質問に、キダとマコト、ヨッチの幼馴染3人で海辺にいるシーンを挙げ、「あのシーンは、淡路島でマジックアワーのとても綺麗な夕日の中で撮影したのですが、すごく限られた時間の中でやり切らなくちゃいけなくて大変だったけど、結果とてもいいシーンになった」と振り返る。
続いて、劇中で華麗なマジックを見せる新田に対して【まっけんのマジックは本当にやられていたものなんですか?】という質問には、「そうです。あれは1年前から必死に練習して……」を話し始めると、「うそ! 当日でしょう(笑)」とすかさずツッコミを入れる佐藤監督。「本当は、1時間前です(笑)。マジシャンの方に現場に来ていただいて、みんなから見えないところでタネやコツをこっそりと教えてもらいました」と回答。新田のマジック・シーンを間近で見ていた中村は「本当にすぐできちゃうの! 薔薇を出すマジックも全部一発で成功してた!」と新田の器用さを絶賛した。
山田演じるヨッチが劇中でナポリタンに大量のタバスコと粉チーズをかけて味わう少し変わった部分を見せることにちなんで【山田さんも同じく変わった食べ方とか、嗜好ってありますか?】という質問には、「肝とか銀杏が大好きで、みんなからおじさんみたいって言われるんです(笑)」と先日1月8日に20歳になったばかりの可愛らしい山田からは想像もつかなかった一面を披露した。
本作でイメージを覆すほどの感情爆発シーンを演じ切った中村に対しては、【感情爆発シーンの実際の現場の雰囲気はどんな感じでしたか?】という質問が。中村が「現場は、キャスト、スタッフみんなものすごく集中していましたね」と振り返ると、一緒にそのシーンに臨んだ新田は「僕もセリフが多かったので自分自身もすごく集中していた。2日間かけて朝まで撮影した」と緊張感ある現場だったことを話した。
最後に岩田が「ご覧いただいた皆さん、このあとお茶しながらきっと、あそこはどうだとか、ここはこういう意味だよね、とかいろいろなことを話すのが楽しい作品になっていると思います! まっけんが2回観たといっていましたが、2回目はあのセリフがここに繋がっていたという発見などがあり、また違った楽しみ方ができます。そして、まだ観ていない方々には、切ないラブ・ストーリーやヒューマン・ドラマとして楽しんでいただけたら嬉しいです。なかなか外へ出てと言いづらい中ではありますが、エンタメが活気づいてくれるといいなと願っています。感染症対策をしっかりとしてぜひ、劇場へ足を運んでいただけたら嬉しいです」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。
(オフィシャル素材提供)
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