2020-06-22 更新
累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画「弱虫ペダル」。2008年に週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載開始。連載は今年で12年を迎え、現在までで67巻が既刊されている大人気コミック。アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされていますが、満を持して初の実写映画化となった。主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(おのだ さかみち)。あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちのために、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。
2月初旬にクランクイン後、緊急事態宣言を受け、止む無く撮影が中断となっていた。しかし、宣言解除後の6月某日、細心の注意を払いながら、撮影が再開! そして、この度、無事クランクアップしたことが報告された。
クランクアップの日、永瀬 廉(King & Prince)演じる主人公・小野田坂道と伊藤健太郎演じる今泉俊輔の2人がロードレース対決をする重要な撮影シーン。梅雨の時期、この日は快晴で天気を味方につけ、本番開始! 永瀬は、クランクインの時同様、再び前髪を眉上までカットし、大きな丸眼鏡をかけた姿は、お馴染みの坂道の姿だった。
そして、炎天下の中、原作にも出てくる激坂を限界ギリギリまで必死で登りきった2人の姿は、見ごたえある注目のシーンとなった。
無事クランクアップを迎えた永瀬は「今日の激坂はとにかくキツかった! でも、皆でずっと練習から頑張って、苦しい時もありましたが、それすら今はいい思い出です!」、伊藤は「俺も今日が一番キツかった! 寒い時期から暑い時期までかかりましたが、無事に怪我なくクランクアップできてよかったです」と振り返った。そして、改めて2人とも「当たり前の出来事が経験できなくなった今だからこそ、ぜひ劇場で僕らの頑張りを見て、青春を体験して欲しいです」とコメントした。
本作は、大人気コミックスの実写映画化。しかも自転車競技部が舞台!ということで、スタッフは様々な準備や撮影の検証を重ね、キャストもハードな自転車練習を繰り返し本番に挑んだ。自転車での走行シーンはCGや合成ではなく、実際にキャストたちが走っている。カメラ・カーと並走しながらの撮影は、緊張感もあり、その中で自転車の技量やお芝居、車とのスピード調整をコントロールしながらの走行。そのため、かなりの自転車の練習量に永瀬以外のチーム総北のメンバー(伊藤健太郎・坂東龍汰・竜星 涼・栁 俊太郎・菅原 健ら)たちも体力作りに加え、何度も何度もフォームをビデオで確認して練習に励んだ。チーム総北全員、本物の部活動さながら、息が切れるまで走りこみ、終わった後は芝生に倒れ込むこともしばしばあったが、辛い練習を積んだ甲斐あって、坂道が坂を上るシーンの撮影では、自転車監修を担当した選手経験者でも「登るのがキツイ」と言っていた坂をスピード落とさず登り切るほどになっていたそうだ。地獄の特訓を乗り越えたからこそ実現できた彼らの雄姿はスクリーンで輝いて見えること間違いなし!
誰かのために頑張ったり、頑張る誰かを応援したり、青春のその全てが詰まった映画『弱虫ペダル』。こんな時代だからこそ観たい、この夏一番胸が熱くなる本作に期待が高まる。
(オフィシャル素材提供)
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