2021-03-26 更新
佐藤 健、武井 咲、新田真剣佑、青木崇高、土屋太鳳、有村架純、高橋一生、江口洋介、大友啓史監督
『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が、それぞれ2021年4月23日(金)、6月4日(金)より2作連続で全国ロードショー! 2021年に遂に本作は完結を迎える。この度、本作の完成を記念して、そして本作を愛してくれた世界中のファンへの10年間の感謝を込めて、3月24日(火)に全世界に向けた史上最大のオンラインイベント「るろうに剣心GLOBAL FAN SESSION(グローバル・ファン・セッション)」が実施され、佐藤 健、武井 咲、新田真剣佑、青木崇高、土屋太鳳、有村架純、高橋一生、江口洋介、そして大友監督の超豪華キャスト&スタッフが登壇した。
イベントは、会場のスクリーンに世界中から集まった約150名の「るろうに剣心」ファンが映し出されてスタート。
いよいよ公開となる今、率直な感想をと聞かれた佐藤は「皆さま大変お待たせいたしました。そして待っていていただいて本当にありがとうございます! 皆様の励ましのメッセージそして熱い期待のコメント、届いております。そんな皆様の期待に応えるに値する映画が完成した手ごたえも感じています。今日はオンラインと言う形で、本当は直接お会いしたかったですが、10年間の我々の感謝の気持ちが皆様に少しでも伝われば幸いです今日よろしくお願いします」と映画に期待するファンへ呼びかけた。
武井は「オンラインイベントということで、今世界中の方と繋がっているんだなぁと思うと緊張しますが、大変嬉しく思っています」とコメント。シリーズ初参加となった新田は「僕は1ファンとして今回の最新作をとても楽しみにしてきました。今日はよろしくお願いいたします」と挨拶しつつ、佐藤演じる剣心を現場で観た時のことについて、「1作目の時は僕14歳でしたから、ファンなので(笑)撮影現場に入った時に“剣心だー!”と。そのご縁に切り替えました(笑)」と嬉しそうに語った。
青木は英語で世界中から集まったファンに呼び掛けてイベントを盛り上げつつ、シリーズが完結することに関して「名残惜しいというのはありますが、出会えた喜びのほうが大きいです」と語った。
土屋は「私は高校生の時に『るろうに剣心』を観ました。物凄い衝撃で、この世界の中に絶対に入りたいと心から強く願っていました。それから10年、今私は巻町操と一緒にここに立っております。もう本当に幸せです!」と満面の笑顔でコメント。
新田同様にシリーズ初参加となった有村と高橋。有村は「このお話を伺ってから監督やプロデューサーさん方から、ずっと待ち望んでいたエピソードをようやく撮影する時が来た、と。本当に雪代巴いう役は剣心にとっても、皆にとっても、すごくすごく大切な役なんだということを言っていただいて。そこからプレッシャーと言えばそうなんですけど、私はその言葉があったからこそ、作品に寄り添いたい、皆さんに寄り添いたいっていうふうに思って撮影に参加させていただきました。撮影をしている時にも佐藤さんが『剣心の役作りは巴から始まっている』ということを私に言ってくださって、私の中ではその言葉がとても心に残っていますね」と真摯に巴という役への思いを吐露した。
高橋は「僕は大友さんとも健さんとも以前ご一緒したことがあり、また声をかけていただけたことをとても嬉しく思っていました。現場自体も大友さんの組は非常に心地が良い現場だと思っていて。その中に佐藤さんがいてお芝居ができるという空間を幸福に楽しんでいたような感じでしたね」と撮影当時を振り返りながらコメント。
そして全作品に出演している江口はシリーズについて、「漫画原作なんですけども、何か日本の映画史上脈々と流れているもの、日本の時代劇というもののDNAを掴んでいるという感覚は最初からありまして。だからちょっと本気でいってみようと思って10年間取り組んできました」と語った。
ここで、サプライズ演出として前作に続き撮影が行われた熊本県と中継が繋がり、今作の撮影地のひとつ人吉市に剣心に扮した“くまモン”が登場!佐藤も画面越しにくまモンとの久々の再開を喜んだ。
そして、昨年の豪雨被害の復興を願い「るろうに剣心」をイメージした十字傷の花火が打ちあがり、ロケ地の夜を彩ったのはもちろん、配信を見ているファンもおおいに盛り上がり、イベント全体を盛り上げる演出となった。
続いてThe Beginningについて、制作が決まったときの気持ちについて聞かれた佐藤は「絶対に描きたいエピソードでしたが、原作では回想シーンのお話なので、1つの映画として集中して描かせていただけてありがたかったです」と改めてThe Beginningへの思いを語った。
更に、10年間演じてきた「るろうに剣心」シリーズが遂に完結する中、「るろうに剣心」との10年がどのようなものだったかを聞かれた佐藤は「22歳のときにこの役と作品に出会わなかったら今の僕はいないですし。この役と出合って、大友組で思いっきり剣心を演じせてもらって、それ以降僕のことを見る人も、僕自身も、ずっと僕を通して剣心を見てていたり、剣心を背負って他の仕事もしてきたんだろうと思うんです。僕にとっては間違いなく代表作ですし、それが今回、『最後』ということで、一つ肩の荷が降りたような気持ちもある一方で、やっぱり寂しい気持ちもあります。剣心を終えたこの後の自分の仕事の仕方は今までと全然違ったものでないといけないんだろうなとも思っています。これから、この役以上の、この作品以上のものを自分が作っていかないといけないんだなと、一種のライバルのように捉えたりもしています。絶対もちろんそれを目指していくつもりだしと言いながら、そんな簡単なことじゃないんだろうなとも思っていて。非常出合えて光栄でありながらも、複雑な作品と結果なってます(笑)」とユーモアを交えながら、自身の「るろうに剣心」への思いを率直に、熱く語った。
続いてスクリーンに事前に募集した国内外のファンからの“るろ剣愛”溢れる熱いコメント動画がスクリーンで映し出され、中には小さな子どもが剣心の技をマネする動画もあり、佐藤は「子どもに真似されるっていうのは僕の一つの憧れで、僕もアニメの剣心を観て傘で真似をしたりしていたので、まさか自分を観てそんなことをしてくれるなんて幸せですね!」と笑顔で語った。また、リアルタイムでつながったファンの女の子からの「おろ?が見たいです」、という無茶ぶりにも優しく答え、会場を沸かせるという一幕もあった。
最後に佐藤は、「10年前にこの作品を共に戦った仲間たちと、今回新たに加わった仲間たちと共に、また本気で映画を作らせていただきました。10年と簡単に言っていますけど、間違いなく支えて下さった皆様がいるから、この映画を愛してくださった皆様がいるから我々は今ここに立てています。本当に感謝してもしきれません。そんな我々の感謝の気持ちをこの映画に乗せてお届けできたらなと思っています。僕たちにとって非常に特別な作品となりました。劇場でぜひ我々のこの思いを受け止めていただけたら幸いです。本日は本当にありがとうございました」と感極まった様子でコメント。
大友監督は「今回の2本は実は全く違う時代を描いた映画で、前回の前編後編と違ってやっぱり普通の映画2本を同時に作っていくということで大変だったんです。その時に最終的な支えになったのは、観てくれる人がいる、待ってくれて楽しみしてくれている人がいるということでした。現場で撮影している最中も、とにかく最後までたどり着いてお客さんに観てもらえれば、今までの3作品と同じように何か奇跡が起こるかもしれないし何か面白いこと起きるかもしれないと思っていました。それを支えに、スタッフたちキャストたちとなんとか、走り切ることが出来ました。公開されるのにこんなに恋焦がれた気持ちになっていることはないですね。先ずはぜひThe Finalを観ていただいて、目を皿のようにしてSNS上で皆さんの感想を探したい(笑)。世界中の皆さんの感想、意見、ネガティブでもいいんです。とにかく観ていただいた感想を、ぜひ我々に届けていただきたいなと思います。その先にThe Beginning、この、最後の映画を観ていただくことで、何かがまた始まるんじゃないかなという思いです。キャスト・スタッフ共々この2作品を愛していただけるよう、応援していただけるよう、本当によろしくお願いいたします」とイベントを締めくくった。
(オフィシャル素材提供)
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