2020-10-29 更新
世界中で歌い継がれる名曲「Happy X-mas (War Is Over)」にインスパイアされた小説「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」(河出文庫刊)。「アンフェア」シリーズの秦建日子が、クリスマスの東京を突如襲った≪連続爆破テロ≫に翻弄される国家と人々の姿を克明に紡いだクライムサスペンスを、「SP」シリーズの監督・波多野貴文が、緻密なリアリティーと圧倒的スケールのエンターテインメント超大作として映画化。映画『サイレント・トーキョー』が12月4日(金)より全国ロードショーとなる。この度、本作の場面写真が一挙解禁となった。
今回解禁となったのは “王道サスペンス”の一言で収まらない異彩を放つ本作の唯一無二の魅力を確信的に予感させる場面写真の数々。
本作は12月24日、クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した連続爆破テロ事件を現実と紙一重に描いたスリリングな物語は、事件を起こす者、事件に翻弄される者、事件を追う者、それぞれの視点が99分ノンストップで切り替わり展開される“群像劇”だ。
“聖夜の東京を絶望が襲う”―東京が爆弾で破壊されるという壮大でセンセーショナルな設定の上で、オールキャストらが扮するのは“群衆の一人”。その中心に立つのは主人公にして事件の容疑者・朝比奈仁(佐藤浩市)だ。今回解禁となった場面写真では、爆破テロ騒ぎに集まってきた野次馬に紛れ、異様な好奇心から日本中の騒乱を静かに見つめる様子が捉えられている。
そして、第一の事件現場となる“恵比寿”で事件に巻き込まれた2人・買い物途中だった主婦・山口アイコ(石田ゆり子)、その後事件の犯人に仕立てられることとなるテレビ局契約社員の来栖公太(井之脇海)らが犯人からの命を受けてその場から立ち去る道中、予想だにしなかった事態に硬直する姿が切り取られた場面写真も到着。
更には、本作が圧倒的スケールと謳われる理由の一つとなる見せ場、第二の事件現場・渋谷からも場面写真が到着。事件を追う刑事・世田志乃夫(西島秀俊)、世田とバディを組む新人刑事・泉大輝(勝地 涼)、そして不可解な行動を取るIT起業家の須永基樹(中村倫也)、興味本位で犯行予告現場に同僚とともに来てしまう会社員・高梨真奈美(広瀬アリス)らが、“絶望”へのカウントダウンへ向かう一部始終が切り取られている。
オールキャストが演じる“群衆の一人”は、それぞれ各代表するようなリアリティ溢れるキャラクター。彼らの視点によって展開されるため、無数の群衆と東京の街も主役となり、圧倒的なスケールで描かれる未曽有の事件へ登場人物たちと同じく興味を鑑賞者は持つこととなる。≪観る者すべてを劇中の登場人物化≫、“体感型映画”としての魅力をももたらすこととなる。
(オフィシャル素材提供)
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