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2019-08-26 更新
原題:Hostiles『クレイジー・ハート』で長編初監督ながら、アカデミー賞®3部門にノミネートされ、2部門を受賞。そのほか数々の賞を受賞し高評価を獲得した21世紀の鬼才スコット・クーパー最新作。
主演は『ザ・ファイター』でアカデミー賞®助演男優賞を受賞し、『バイス』では同主演男優賞にノミネートされたことも記憶に新しいクリスチャン・ベール。『ファーナス/訣別の朝』に続いてのクーパー監督とのタッグとなる本作は壮大にして深遠なアクション・ドラマに仕上がった。
ヒロインには『ゴーン・ガール』でアカデミー賞®にノミネートされたロザムンド・パイク、『ジェロニモ』や『アバター』などで知られるアメリカ・インディアンの名優ウェス・ステューディ、そのほか、個性派ベン・フォスター、人気上昇中の若手スター、ティモシー・シャラメ、ほか演技派俳優たちが脇を固める。
撮影監督には『世界にひとつのプレイブック』や『スポットライト 世紀のスクープ』などの傑作でカメラマンを務めたマサノブ・タカヤナギ。
ドラマも演出も演技も映像もハイレベルのクオリティ。それらが噛み合ったことで、本作は奇跡の逸品へと昇華した。『悪党に粛清を』『ある決闘 セントヘレナの掟』に続く、ウェスタン・ノワールの第3弾。
1892年アメリカ。産業革命によって辺境の地が急速に開拓地や街へと変貌を遂げつつあるニューメキシコ州。
インディアン戦争の英雄で、現在は看守を務める騎兵大尉のジョー・ブロッカー(クリスチャン・ベール)は、かつて宿敵関係にあり、寿命僅かなシャイアン族の長イエロー・ホーク(ウェス・ステューディ)とその家族を、部族の所有地があるモンタナ州へ護送する任務に就く。
道中にコマンチ族の殺戮により家族を失ったトラウマを持つロザリー・クウェイド(ロザムンド・パイク)と出会い、彼女もこの一触即発の旅に加わることに。一行は厳しい辺境地をなんとか乗り越え、1000マイルほど移動した頃、遂にお互いの協力なしでは生きていけない状況に陥ってしまう。
果たして彼らは敵意と恐怖心を押し殺し、手を取り合い、目的地まで辿り着くことができるのだろうか。
(2017年、アメリカ、上映時間:135分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本・製作:スコット・クーパー
撮影:マサノブ・タカヤナギ
出演:クリスチャン・ベール、ロザムンド・パイク、ウェス・ステューディ、ベン・フォスター、ティモシー・シャラメほか
配給
クロックワークス、STAR CHANNEL MOVIES
9月6日(金) 新宿バルト9 ほか全国公開
■ オフィシャル・サイト:
kouyanochikai.com (外部サイト)
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