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2019-08-26 更新
吉岡里帆、高杉真宙、國村 隼、大倉孝二、浅香航大、栁俊太郎、松大航也、田口トモロヲ、森淳一監督
映画『見えない目撃者』が、2019年9月20日(金)より全国公開となる。8月22日(木)に本作の完成を記念して、主演の吉岡里帆をはじめとする、豪華キャスト&監督が登壇した完成披露試写会イベントが実施された。
本作のタイトルである、“見えない目撃者”というロゴがのった真っ赤なパネルが堂々と佇むステージに、吉岡里帆、高杉真宙、國村 隼、大倉孝二、浅香航大、栁俊太郎、松大航也、田口トモロヲ、森 淳一監督が、ずらっと一列に並び堂々と登場! 会場が大きな拍手に包まれるなか、完成披露試写会舞台挨拶がスタート。
まずは、吉岡が「今日この映画を皆さんの目で目撃していただけることを嬉しく思います」、高杉が「やっと観ていただけるということで嬉しく思います」、國村が「今までにない、日本映画にないスリラーをご覧になると思います。楽しんでください」、大倉が「今日は最後まで楽しんで帰ってください!」、浅香が「お越しいただきありがとうございます! 楽しんでいってください」、栁が「スリリングな作品となっていますので楽しんでください!」、松大が「この映画が初出演となりました。この舞台に立つことが出来て光栄です。今日はよろしくお願いします」、田口が「なつめの熱に押されて、引退間近の刑事が正義に目覚めていきます……。誰が犯人なのかも是非注目して楽しんでもらえればと思います」、森監督が「本作はスリラー映画ですが、普段スリラーを観ない方や苦手な方もいるかもしれませんが、最後にあたたかいプレゼントがある物語なので、最後まで席を立たずに楽しんでもらえればと思います」と、それぞれが挨拶。
まずは、本作の主人公である目の見えない元女性警察官の浜中なつめ役を演じた吉岡里帆さんが、本作の初お披露目の日を迎えた心境を問われて「R-15指定作品なのでスリラーな部分を攻めに攻めていて、目をそむけたくなるシーンももちろんあるんですが、そっと開いてみてほしいとともに、ネタバレが出来なくてとっても辛いのですが、登場人物の亡くなり方とかも、こんなひどいことがあるのか思うくらいのあり様だったりして、絶望というものを目の当たりにしてもらえるかなと思います。怖い部分もぜひ噛みしめて楽しんでいただきたいです!」と胸いっぱいのコメント。
続けて、改めて撮影を振り返って、大変だったエピソードや印象的に残っていることについて問われると、高杉は「朝と夜が逆転しての撮影が多いことも大変でしたが、吉岡さんとのシーンが多いなかでパルと3ショットで撮るシーンも多いのですが、吉岡さんのバディは僕か、パルか!?となることなこともあって、僕がバディになれるように頑張りました(笑)。スケボーは初めて挑戦したのですが、いろいろなひとの助けを借りて頑張りましたのでご注目ください!」と明かし、國村は「刑事ものは走りますよね。みんな一日中走っていたみたいですが、私は部屋のなかで、田口さんと座って話していました(笑)」とコメント。大倉は「走ることも大変でしたが、寒い時期の撮影だったのが大変でしたね。とりわけトモロヲさんが寒さに弱くて、体中に貼るカイロを貼りまくっていたのが面白かったです(笑)。」と振り替えると会場も笑顔に。浅香は「僕は少年係担当の刑事なんですが、先輩刑事との関係性でしたり、警察の細かい所作を監修の方と話し合って、しっかり役を作っていきました」と細部に渡る役作りについて明かし、栁は「僕も走って走って(笑)。先輩のおふたりが頑張っている姿を見て、弱音吐いちゃいけないなと思っていましたね」と明かすと、田口と大倉は口をそろえて「ふたりきりのときにめっちゃ弱音を吐いていましたよ」と告白し、またもや会場は笑いの渦に。松大は「僕は宙吊りになるようなシーンがあるのですが、セリフをいうのが大変でした……」とフレッシュなエピソードを披露し、田口は「皆さんも挙げていますが、大変だったのはやっぱり走ることと、寒いことですね(笑)! 僕は走るメンバーに名前がなかったのに、なぜか最後まで走っちゃったんですよね……」と明かした。
主人公なつめが目撃した事件に偶然にも遭遇していた“もう一人の目撃者”であり、吉岡演じるなつめのパートナーとして活躍する春馬を演じた高杉は、撮影中に吉岡のどんな姿を“目撃”したかをMCに問われ、「撮影の2、3日目かが節分の翌日だったんです。一人暮らしをしていると、行事ごとをやらなくなるのですが、撮影に行ったら、吉岡さんが節分豆を配っていて、素直に素敵だなと思いました。座長であり、出演者のなかで一番大変な役でもあるのに、一番誰よりも気を遣ってくださって。そのような姿を見ると僕らも頑張ろうと思えましたし、吉岡さんの姿勢があったから常に集中した現場を保てていたんだと思います」と、吉岡の現場での姿を称賛。会場からも拍手が巻き起こった。
吉岡と初のタッグとなった森監督は撮影を振り返って「弱音を吐かずに、いつも前向きで、目標に向かって一生懸命で、さらには清々しさも感じられて。パルのお芝居がうまくいかないときも、一緒になって頑張ってくれて、みんなで力を合わせて乗り越えようと思わせてくれる存在でしたね!」とコメント。話題はパルに移り、吉岡は「パルはあくまで盲導犬役なので、パル自身は役者犬なんです。本番始まるまでは注意散漫で、楽しそうに遊んでいるんですけど、“本番!“というスタッフの声を聞くと、スッとした表情で、とっても素敵なお芝居をしてくれて。パルがいたから、この映画の中で強く、自分を保ってられるような、安定した気持ちでいられたのかなと思います」と、もう一人のパートナーであるパルに感謝の気持ちを述べた。
イベントも終盤に差し掛かり、マスコミ向けの写真撮影を行おうとすると、なんと劇中でなつめを献身的に支えた盲導犬のパルが舞台袖からサプライズ登場! 『南極物語』や『ハチ公物語』など、数多くの映画で活躍され、本作でもパルのドッグトレーナーとして携わった宮 忠臣氏につられてステージあがると、吉岡や高杉もはじめとするキャスト陣も久しぶりの再会に大盛り上がり! 吉岡が「パルは北海道に住んでいて、もう会えないのかなと思っていたので、すごく嬉しいです!」と喜びを露わにすると、パルもそれに応えるように吉岡に抱きつき、それを見た田口も「覚えてるって!」と説明を入れるなど、和やかな再会となった。
最後に吉岡が、これから映画を観る観客の皆さんへ「『見えない目撃者』は挑戦的なサスペンススリラーで、スピーディーな展開が立て続けに起きていきます。皆さんには、必ずついてきてほしいと思いますし、鑑賞後はネタバレ注意なので、皆さんの秀逸なお言葉を借りて、ぜひ広めていっていただければと思います。最後まで楽しんでください」とメッセージを寄せ、大盛況のなかイベントは幕を閉じた。
(オフィシャル素材提供)
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