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2019-08-05 更新
『偽りなき者』(12)、TVシリーズ「ハンニバル」(13-15)、『ドクター・ストレンジ』(16)などで知られる“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演作『残された者-北の極地-』(11月8日より、新宿バルト9ほか全国公開)の予告編が解禁された。
本作は、飛行機が墜落し北極で窮地に立たされた男を描くサバイバル・ドラマ。極寒の白い荒野にたった一人取り残された男。彼を囲むのは、寒さ、飢え、そして肉食獣。やがて、その孤独が終焉をむかえたとき、男は待つことをやめた。とどまることを捨てた。極限状態の中、自らの心の奥底に何を見るのか? 今、明日の「生」に向けて決意の旅が始まる!
『キャスト・アウェイ』(00)や『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』(13)、『ゼロ・グラビティ』(13)、『オデッセイ』(15)など、孤立無援の傑作サバイバル映画群と引けをとらず、最も優れたサバイバル映画の一つと絶賛された本作。平均気温-30℃、刻々と変わりゆく天気の中で撮影され、説明的な台詞、映像表現を一切削除することで、観客は自らがそこにいたらどうするかなどを考えながら観ることが出来る体感型映画にもなっている。
監督を務めたのはブラジル出身のジョー・ペナ。製作総指揮に「ハンニバル」のマーサ・デ・ラウレンティスが参加し、『グレイテスト・ショーマン』などを手掛けるジョセフ・トラパニーズが音楽を、そして「ゲーム・オブ・スローンズ」のクルーら強力な制作陣がリアリティを徹底的に追及した。そして、マッツ・ミケルセンがキャリア史上最高の演技で魅せる。
今回解禁となった予告編からは、マッツに“これまで経験した中で最も過酷な撮影だった”と言わしめた過酷さがスクリーンを通じて伝わってくる。「SOS」の文字を大地に刻み、簗で魚を捕獲し、破損したプロペラ機を活動拠点に手作業で救難信号を探る。ようやく救助に来たヘリコプターが目の前で墜落し、女性パイロットが大怪我を追ってしまう。それまで不用意な移動を避け、目の前の確実な「生」を獲得してきた男は、瀕死の女を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。果たして、残された2人は生き残れるのか? 一遍のサバイバル映画の枠を超えて、一種の人生訓、寓話ですらあるようだ。そして、今回予告編のナレーションをマッツ・ミケルセンの過去作の日本語吹き替えを数多く手がけた声優・井上和彦が担当する。
“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンのキャリア史上最高の演技とも評された本作。台詞で多く語らず自然の過酷さと生命の素晴らしさを、静の演技で魅せる。9月14日、15日に開催される「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション」での、約2年ぶりとなる来日も待ち遠しい!
(オフィシャル素材提供)