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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『東京喰種 トーキョーグール【S】』

『東京喰種 トーキョーグール【S】』
OSAKAプレミア試写会舞台挨拶

2019-06-26 更新

窪田正孝、松田翔太、山本舞香

東京喰種 トーキョーグール【S】tokyoghoul 配給:松竹
7月19日(金) 全国公開
© 2019「東京喰種【S】」製作委員会
© 石田スイ/集英社

 2018年7月に「東京喰種トーキョーグール:re」の最終巻(16巻)発売により完結を迎えた、全世界累計発行部数4400万部を誇る超人気コミックス。2017年7月には実写映画『東京喰種 トーキョーグール』が世界29ヵ国で公開され今もなお拡大中であり、世界的な大ヒットを記録。そんな本作が、新たなスタッフにより進化した実写映画続編『東京喰種 トーキョーグール【S】』として、7月19日(金)に全国公開を迎える!

 この度、6月24日(月)に大阪で本作のOSAKAプレミア試写会が実施され、主演の窪田正孝、松田翔太、山本舞香が舞台挨拶を行った。

 早くも熱い注目を集める本作は、公開までは東京・大阪・パリでの3都市でしか試写会行わないことでも話題に。貴重なOSAKAプレミアに当選したファンたちがひしめく会場に、窪田、松田、山本が登場すると、熱気が一気にヒートアップ!

 キャスト陣は本作の試写会で、映画鑑賞後の観客の前に登壇するのは初めて。窪田は映画を観終えたばかりの観客に対し、「皆さんの率直な感想を聞きたいですね!」と興奮気味。また、前作を経て2年ぶりにカネキ役を演じたことについて、「作品が続くというのはすごくありがたい。役者冥利に尽きるところがありますね」と思い入れを語った。


tokyoghoul

 また、全世界で3回だけ行うという貴重な試写会のうち、2回目となるOSAKAプレミア。大阪の印象を聞かれると、窪田は大阪のフレンドリーさに言及。「関西の方は壁が無い方が多いですよね。物理的な距離も近いというか(笑)、『窪田君やんな! 写真撮ってくれる?』と友達かのように話しかけていただいたり、東京では味わえないノリがあります」と笑顔を見せた。

 続いて話題は、キャスト陣の本作での役作りへ。窪田は、カネキの独特な“受け身”の芝居についてコメント。「前回は、鈴木伸之君演じる亜門と戦っていたんですが、僕は基本的にぼこぼこにされていて(笑)。芝居もリアクションが全てで、どれだけ無様にやられるかで相手の強さが分かる。カネキ自身は受け身で、周りの皆が起こす事件や騒動に巻き込まれていく“巻き込まれ型”なので、その受け身さを大切に演じていますね」。

 そんなカネキと相対する、<グルメ>と呼ばれる史上最悪の喰種・月山を演じた松田は、「気持ちよかったですね~!」と満足気。「窪田君が素直に演じてくれるので、僕がどれだけ変態な役でもやりやすかったです」と、窪田の“受け身”演技を絶賛した。また、強烈なキャラクターである月山役での怪演が話題となっている松田だが、役作りについては「(カネキを)『喰べたい』という気持ちは、そのままだと理解はしにくいので、『好き』という気持ちに置き換えて、とにかく『結婚したい!』『愛し合いたい!』という極限の愛に持っていくしかないなと思いました」と、独特なアプローチを取っていたことを告白。これには窪田も深く頷きながら、「バトルアクション映画と言ってはいますが、この映画は大恋愛映画なので!」と熱弁した。


tokyoghoul

 カネキと共に喫茶店「あんていく」に身を寄せるヒロイン・トーカ役の山本は、本作で激しいワイヤーアクションを自らこなしていることでも話題に。「アトラクションみたいな感じで楽しいです!」と余裕の笑みを浮かべながら、「出来上がるまでは想像しながら演じているところも多かったので、完成を見てすごいなと思いました」と手応えを感じている様子だった。


tokyoghoul

 実際に映画を観て気に入ったシーンを問われると、窪田は月山とマーガレット(マギー)が登場する冒頭のシーンをピックアップ。そのシーンで月山は喰種のマスクを着用しているが、こちらは映画のオリジナルで原作とはデザインが異なり、松田のアイデアによるところも大きいのだという。そのマスクをつけて、マーガレットが月山に捕まって大変な目に合うシーンを「大好きです!」とお気に入りシーンに挙げていた。

 対する松田は、フルフェイス状態のこだわりのマスク表現について、「月山の異常さを表現するときに、マスクの中でどんな恍惚の表情をしているか、皆さんに想像してもらったほうがいいと思いまして。息遣いでも彼の異常さを表現できたらいいと思った。漫画やアニメも見させていただいたんですが、現実に置き換えたときにどうしたらいいのかもすごく考えました」。

 トークの後はクイズコーナーへ。本作では、美食を求めて喰種たちが集まる謎の“喰種レストラン“が登場するが、今回のプレミア会場となった大阪も“食の都”として有名。劇中での月山のセリフのように「トレビアン」なグルメがたくさんあることから、上映前に観客に「キャストの皆さんにお薦めしたいトレビアングルメ」の投票を実施、キャスト陣がその順位を当てることに。山本が定番の「たこ焼き」を押すなか、窪田と松田はあえてはずす策を選び、最終的に3人で選んだのは、1位:ミックスジュース、2位:甲子園カレー(甲子園球場で食べられるカレー)、3位:たこ焼きの順に。投票の結果1位に輝いたのは……「たこ焼き!」。これには山本も「ほら言ったじゃん!」と思わずツッコミを入れる事態となった。

 イベントの最後には、キャスト陣からファンたちへメッセージが送られた。山本は「続編ができるように、皆さんで盛り上げていきましょう!」と元気にコメントし、松田は「『松田翔太の変態っぷりがヤバかった』というところなど、体験した感じをそのまま、いろいろな人に伝えていただけたら光栄です」と会場を沸かせた。そして窪田は、主演として映画に対する熱い思いをあらためてコメント。「本作を大恋愛映画と言わせてもらいましたが、人を好きになる形はそれぞれ違うものだったりしても、その大元には愛情があって、それがやっぱり人間という生き物なんだということを、この作品はまざまざと感じさせてくれます。今回はR15指定で、日本だけではなく世界に発信していくプロジェクトとしてやらせていただいています。仲間や家族についても描いているし、近くにいる人への日頃の感謝も気付かせてくれる作品です。映画を観たら、純粋に翔太さんの変態ぶりだったり、舞香ちゃんのかっこいいアクションだったりを、素直に誰かに伝えていただけたら、この作品をやった意味があるんじゃないかと思います」と語った。



(オフィシャル素材提供)



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