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2019-05-26 更新
定年後にサーフィンを始めた中年男の第二の人生を大杉 漣主演で描き、多くの中年サーファーを生み出すという社会現象を巻き起こした『ライフ・オン・ザ・ロングボード』(05)。そして今、その世界観を受け継いだ映画『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』が誕生した。それは、美しい海が広がる種子島を舞台に、夢に挑戦することから逃げ出した一人の男が、再びサーフィンを通して自身と向き合い、人生の輝きを取り戻していく物語。
夢から逃げ出し挫折し、バイトは続かず、彼女にも見放され、アパートからも追い出され……。でもサーフィンの才能だけはずば抜けていて、“いい波”を見るとすべてを放り出してサーフィンをしに行ってしまう、不器用な主人公・光太郎を演じるのは、数多くの映画・ドラマで活躍、確かな演技力が光る吉沢 悠、光太郎の亡き恩人の娘で、種子島で父のサーフィンショップを守って生きる美夏役に、女優・モデルとして活躍する馬場ふみか。
そして、主人公におせっかいなほど関わっていく人間味あふれる人々に扮するのは、豪華キャストたち。光太郎を見守るアルバイト先の病院長・田上役に竹中直人、サーファーたちが集う海辺のレストランを営む沙織役に香里奈、頑固な元漁師・玄さん役を泉谷しげる、独り暮らしのシメさん役を大方斐紗子、サーフィン連盟の理事長・大石役に榎木孝明。印象的なのは、玄さんをはじめとする独り暮らしの高齢者たちが、光太郎に教わってサーフィンを楽しむシーン。何かを始める喜びを彼らに伝えることができた光太郎は、その一方で、彼らとの付き合いから現実の厳しさや人の優しさを感じていく。
物語の舞台でありロケ地となったのは、一年中サーフィンができるサーフィン天国、種子島。スクリーンいっぱいに広がる美しい海や、爽快感あふれるサーフィンの迫力ある映像もまた、本作の大きな魅力。
監督は、「人間再生」をテーマに映画を撮り続ける、ライフ・オン・ザ・ロングボード』の喜多一郎。
サーフィンの魅力を核に人生の再スタートを描く『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』。希望に満ちたヒューマン・ドラマの本作が、温かい感動の波を起こす。
サーフィンの才能に恵まれながら、挑戦することから逃げ出して、その日暮らしの日々を送る光太郎。バイトは続かず、アパートからも追い出され……。
ついに人生は行き詰まり、かつてのサーフィンの師にして恩人・工藤を頼ろうと種子島に向かった彼は、工藤がすでに亡くなっていたことを知る。亡き父の期待を裏切った光太郎を追い返そうとする工藤の娘・美夏。一方で、光太郎からサーフィンを教わり始める独り暮らしの老人たち……。
美しい海が広がるこの島で、サーフィンを通して人と繋がり、自身を見つめなおしていく光太郎。人々の優しさに支えられ、彼の人生が、そして一度は諦めた夢が、再び動き出そうとしていた――。
(2019年、日本、上映時間:112分)
キャスト&スタッフ
監督:喜多一郎
脚本:喜多一郎、金杉弘子
プロデューサー:半田 健
出演:吉沢 悠、馬場ふみか、香里奈、立石ケン、森高 愛、大方斐紗子、泉谷しげる、松原奈佑、南 美沙、TEE、角田信朗、勝野 洋、榎木孝明(特別出演)、竹中直人ほか
配給
NexTone
5月31日(金)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
オフィシャル・サイト
http://lifeonthelongboard2.com (外部サイト)
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