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『ザ・ファブル』
スペシャルトークイベント

2019-06-15 更新

岡田准一、木村文乃、山本美月

ザ・ファブルthe-fable 配給:松竹
6月21日(金) 全国公開
© 2019「ザ・ファブル」製作委員会

 週刊ヤングマガジン連載中で、単行本累計発行部数400万部突破、2017年度講談社漫画賞<一般部門>を受賞し、いま一番面白い作品と呼び声が高いコミック『ザ・ファブル』が実写映画化、6月21日(金)に全国公開を迎える。

 この度、映画の公開を間近に控えた6月13日(木)に、東京・汐留で本作のスペシャルトークイベントを開催! 岡田准一、木村文乃、山本美月が集結し、ステージ上で「究極のミッション」に挑戦した。


 いよいよ21日(金)に公開を迎える本作について、主演の岡田は「もう少しで公開になり、嬉しい気持ちと、どういうふうに受け止めていただけるか楽しみな日々を送っています。これから暑い夏が来ると思いますが、スッキリできる笑いのあるアクション・エンターテインメントができたと思っています」と力強くコメント。また、早くもオーバー・リアクションの演技や変顔など、コメディ感満載の岡田の活躍が話題を集める中、本人は「もともとコメディ出身なので!」と笑顔。「ファブルは真面目にやればやるほど面白い役。江口カン監督もコメディ要素を強くしたいとおっしゃっていたので、リアクションを強めに作っていきました」と役作りについて明かした。

 また、台本がシンプルな分、キャスト陣の個性やアドリブが詰まっているという本作。酒好きで豪快なファブルの相棒・ヨウコを演じた木村は、「監督がカットをかけないのでやるしかなくて、アドリブばかりでした! 共演の山本さんにも藤森(オリエンタルラジオ)さんにも失礼なことを……。私とお酒を飲むときは気をつけていただきたいです(笑)」と冗談まじりに撮影を振り返った。どこか幸の薄い苦労人のミサキを演じた山本は、ヨウコに顔をいじくりまわされるシーンをピックアップ。酔ったヨウコが陽気にミサキの顔を変形させて遊ぶシーンについて「(木村さんに)顔をめちゃくちゃにしていただいて感謝です!」と満面の笑みを見せ、女優陣の仲の良さを語っていた。

  トークのあとは、キャスト陣が「プロとしてスカッとクリアせよ! 究極のミッション2番勝負」と題された企画にチャレンジ。本作が「救出ミッション・エンターテインメント」であることにならい、岡田、木村、山本が個人戦でミッションに挑戦した。

 最初のミッションは、「6秒以内に決断せよ!3択クイズ」。第1問では、ファブルのペットとして本作に登場するインコの「ナナちゃん」を当てる問題が出題された。ステージに3羽のインコが登場する中、劇中でナナちゃんとの“共演”を果たした岡田は「(撮影時も)ナナちゃんを頭の上によく乗せていたので、絶対3番だと思う! 色が違うし、鳴き声を聴いて確信した」と自信たっぷりにコメント。木村、山本も3番をチョイスするなか、正解は3番。岡田を含む全員が見事に正解した。


the-fable

 第2問は、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)演じる河合ユウキが、ヨウコとの飲み比べシーンで「何杯目のテキーラで白目をむいたか?」というクイズ。なんとか記憶をたどって答えを導き出した木村、消去法で行きついた岡田が「20杯目」を選択肢し、見事正解に!

 第3問は、山本演じるミサキに関するクイズ。過去に写真集を出していた過去を持つミサキだが、その写真集のタイトルとは?という問題で、岡田は「もぎたてエンジェル」、木村は「美少女絵巻」、山本は「漂流記」という回答をそれぞれ選択。山本は最初自信なさげだったものの、結果「漂流記」で見事に正解! 劇中の小道具ながら、実際に写真集を撮影する日を設けてしっかり撮られたものであることが山本から明かされると、会場からも驚きの声が挙がった。

 ひとつめのミッションであるクイズが終了すると、なんと3人の成績は同率! 勝負の行方が気になる中、続いて2つ目のチャレンジである「究極の救出ミッション!スカッと解決!究極の悩みごとに答えます」が行われた。観客から、キャスト陣に相談したい「究極の悩みごと」を事前に集め、スタッフが厳選した悩みをステージでキャストがそれぞれ回答。相談者が一番スッキリした回答を選ぶことで、“究極の悩みごと”からの“救出”を行った。

 最初の相談は、「子どもたちの前でピアノを弾く機会があるが、緊張でよく間違えてしまう」という保育園の先生から、緊張のほぐし方を教えてほしいというもの。木村は「間違えたらにこっと笑って、逆に子どもたちの憧れの先生になれたらいいんじゃないかな」、山本は「根拠のない自信を持って、何とでもなれと言う感じでやったらいいと思う!」と思い思いにリラックス方法を伝授。対する岡田は、「困ったらミとソの音のときに変な顔をすればいい」とファブルばりの変顔でアドバイス! しかし次の瞬間には「うまくやりたい気持ちが強くなると、その場に飲み込まれてしまう。うまく聴かせることは本質ではなくて、子どもたちにどうしたら喜んでもらえるかとか、本当にやりたいことを見つけるのが、一番緊張しないと思う」と、さすがの助言で会場からは盛大な拍手が沸き起こった。そして一番スッキリした回答に見事選ばれたのは、岡田のアドバイス!


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 続いての相談は、「最近職場に新しく入ったポーカーフェイスの上司と、どうコミュニケーションをとればいいのか悩んでいる」という女性から。山本は「こちらから笑顔で対応すればいつか心を開いてくれると思う。笑っておけば間違いない気がします!」、木村は「コーヒーを出しながら『顔怖いですよ~』と笑顔で話しかける!」と元気にコメント。岡田は「相手に興味を持って理解者になったほうがいい」と真面目なアドバイスを送ったかと思いきや、「相手の世代のものまねをやって、意地でもツッコませる!」と変化球を繰り出し、例として中森明菜のものまねを披露する大サービス! ギャップの面白さが評価されたのか、ここでも一番に選ばれたのは、岡田となった。

 最後の質問は、「好きな人がお笑いファンなので、面白く告白したい」という女性からの相談。木村からは、「(本作に出てくるお笑い芸人)ジャッカル富岡の一発ギャグをやってほしい! そして『一緒に映画を観に行ってもらえませんか?』と誘ってみる!」と映画PRに絡めた具体的なアドバイスが飛び出した。山本は「真剣な告白におもしろ要素はいらないと思います! 真面目にまっすぐ気持ちをお伝えしたほうがいい」と打って変わってストレートに助言。そして岡田も「手ごたえがあるなら真面目に告白したほうがいい」と真剣モード……かと思いきや、「もし面白くしたいなら、『好き』を変な感じで言うしかないよね。私あなたのこと、好~き~!」とコミカルなポーズつきでアドバイスを送った。会場が爆笑の渦に包まれるなか、ここでも岡田の回答が一番に!

 そして、悩み相談でまさかのスマッシュヒットを繰り出し続けた岡田が、独走状態でぶっちぎりの優勝! 見事勝利した岡田には、『ザ・ファブル』原作者の南勝久先生の直筆イラスト色紙がプレゼントされた。南先生が住む大阪から昨夜到着したばかりの描き下ろしイラストに、会場からは感嘆の声が。岡田もしみじみと喜びをかみしめ、感動の様子を見せた。

 そして敗者となった木村と山本には罰ゲームが……。なんと、劇中に登場するファブルが大好きなお笑い芸人・ジャッカル富岡(宮川大輔)のギャグ「何で俺もやね~ん」を全力で披露することに! まさかの罰ゲームに驚く木村、リズム感に自信がないという山本のふたりは、恥ずかしがりながらも独特な動きで「何で俺もやね~ん」をお披露目し、会場は大盛り上がり! 岡田も「かわいかったですよ!」と女優陣たちのがんばりを絶賛した。


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 イベントの最後には、岡田からこれから映画を観るファンにメッセージが贈られた。「日本で現代もののアクションを作っていく上で、皆で模索しながらチャレンジした作品となっています。ぜひその笑いあり、スカッとできるアクションありの映画を体感していただけたら嬉しいです。アクションも速いので、何度も確認して楽しんでください!」

 最後は、インコのナナちゃんをかたどったカチューシャを着用した観客たちをバックに、キャスト陣が記念撮影。終始笑いの絶えないなごやかなイベントとなった。



(オフィシャル素材提供)



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