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2019-05-14 更新
岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井 理、安田顕、佐藤浩市、木村 了、江口カン監督
週刊ヤングマガジン連載中で、単行本累計部数280万部突破、2017年度講談社漫画賞<一般部門>を受賞し、今、一番面白い作品と呼び声が高いコミック『ザ・ファブル』が実写映画化、6月21日(金)に全国公開を迎える。
この度、5月13日(月)に東京・新宿で話題沸騰の本作の完成披露イベントを開催! 主演の岡田准一をはじめ豪華キャストが集結し、レッドカーペットイベントと完成披露試写会舞台挨拶を実施した。
レッドカーペットイベント
新宿モア4番街に設置されたレッドカーペットには、超高倍率の抽選に当選した幸運な200人を超えるファンが集まり、開催前からボルテージは最高潮! やがて会場にリムジンが次々に到着すると、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井 理、安田顕、佐藤浩市、木村 了、江口カン監督が大歓声の中登場した。続いて、劇中にも印象的なアイテムとして登場する1台の「ハコスカ」が到着し、中から満を持して主演の岡田准一が登場! ついに勢ぞろいした『ザ・ファブル』メンバーが、黄色い声援を一身に受けながらレッドカーペットを進み、特設ステージに登壇した。
まずはキャスト陣からの挨拶が行われ、岡田は「笑いありアクションありの、誰もがスカッとできるエンターテインメントが完成しました」と自信をのぞかせ、木村と山本はスケールの大きなイベントに緊張しながらも、「皆さんにあたたかく迎えていただいてすごく楽しい」と笑顔を見せた。福士は「ポップで明るいエンタメ作品に仕上がった」と作品の手ごたえを語り、柳楽は「岡田さんとアクションでご一緒できて最高でした!」と興奮気味にコメント。向井は満員の観客に「最後まで楽しんでいってほしい」と笑顔を見せ、安田は「江口監督の独特の感性が光る素晴らしい痛快アクション映画です」と見どころをアピール。佐藤は「バブル期によく見かけたリムジンに乗ることができて幸せ」と笑わせ、おだやかなムードの中トークセッションがスタートした。
本作の魅力について、岡田は「誰もが笑えるコメディ要素とアクション、原作が持つシビアな部分がうまくまざりあっている」と江口監督の手腕を絶賛。また、岡田演じる「伝説の殺し屋・ファブル」vs福士演じる「渋谷系ゆとり世代の殺し屋・フード」という “殺し屋対決”が実現した本作について、岡田は「福士くんがいつか(岡田と)戦う役をやりたいと言ってくれていたので、二人の夢が叶いました」と語り、会場からは割れんばかりの拍手が!
木村と山本は、「殺し屋が主人公の作品だけど映像が面白く、音楽もオシャレで女性でも楽しめる」と太鼓判。メガホンをとった江口監督は、「撮影時は気づかなかったが、あらためて集結するとすごいメンツ!」と豪華キャスト陣に興奮しつつ、「音楽も含めてやり尽くさせてもらった。笑いもドラマもアクションも、めちゃくちゃ最高の作品ができました」と力強くアピールした。
トークセッションの後には写真撮影が行われ、ステージには新たに、本作で岡田演じるファブルがペットとして飼うことになるインコの姿が。ボスの指令をで初めて生き物を飼い始めるというエピソードで登場し、ファブルが普通の人間としての温かい心を取り戻していくきっかけとなるが、かわいらしいインコの登場に壇上の岡田も思わず笑顔に! 岡田の左手にインコを乗せたまま、なごやかにフォトセッションが行われた。
レッドカーペットイベントの最後には、「どんな相手も6秒で仕留める」ファブルにあやかって、6秒前からカウントダウンを行い会場全体で「ザ・ファブル」の掛け声を実施。合わせて岡田、福士、柳楽がハンディキャノンを発射し、大盛り上がりの中イベントは幕を閉じた。
完成披露試写会 舞台挨拶
レッドカーペットイベントの後は、新宿ピカデリーにて完成披露試写会が行われ、キャスト陣と監督が舞台挨拶に登場。
伝説の殺し屋・ファブルこと佐藤アキラ役を演じた岡田は、これから映画を観る観客へ「原作も読ませていただいてすごく好きな作品だったので、アキラ役をやらせていただけることがすごくチャレンジでしたし、大きく考えていました。とてもエンターテインメントに仕上がっていると思います」と作品への思いをコメントした。
ファブルの相棒にして、お酒が好きな豪快なヨウコを演じた木村は、「お酒が強いイメージを持たれていなかったので、現場でも積極的にお酒の話をするようにしていた」と独自な役作りについて言及。打ち上げの景品もテキーラを差し入れる徹底ぶりだったという。ファブルのアルバイト先の同僚にして、どこか幸の薄い苦労人のミサキを演じた山本は、本作で慣れない関西弁に苦労したそう。共演した岡田については「優しかった」として、「この人に全力でぶつかろうと思える人でした」と頼れる“座長”っぷりを語った。
続いて話題は、早くも注目が集まる世界基準の本格アクションへ。かねてより現代もののアクション作品への出演を熱望していたという岡田だけに、本作にかける熱意も相当なものだったという。ファブルと対立する裏社会のメンバーにしてインテリの砂川を演じた向井も、「完成版を観た時、岡田くんのアクションが速すぎて見えないシーンも多かった。ここまでCGに頼らず生身の人間で演じられるのは、世界でも類がないぐらいのクオリティだと思う」と岡田のアクションを大絶賛! 裏社会の会社社長・海老原役を演じた安田も、「とにかく圧巻! ハードルをあげても超えてくる」と太鼓判を押し、ファブルの育ての親であるボス役を演じた佐藤も「岡田くんと立ち回りがあったら大変だから、なくてよかった!」とアクションのハードさを笑いを交えてコメントした。
また、殺し屋同士の対決シーンで華麗なアクション・シーンを披露している岡田と福士だが、これにはふたりの特別な思いが秘められていることが明らかに。かねてより岡田との再共演と対決シーンを熱望していたという福士は、本作でファブルを壮絶バトルを繰り広げるフード役に決まった時、「ついに俺の夢がかなったぞ!」と出演を即決したという。岡田も撮影現場で「福士をもっと立てなければ」と自ら積極的にアクションへの意見を出したといい、これには福士も「岡田さんの愛をめちゃくちゃ感じました」と大感激。以前より岡田を師匠としてリスペクトし公言してきた福士と、岡田との熱い“師弟愛”に、会場からも惜しみない拍手が送られていた。
一方、共に裏社会のメンバーながら敵対する小島と砂川を演じた柳楽と向井は、殺し屋同士の玄人アクションとはひと味違った、泥臭いアクションにこだわったという。柳楽は江口監督から、悪役としてファブルたちに負けないようなインパクトを組み立てていきたいと言われたことを挙げながら、「出来たと思います!」と手ごたえをアピールした。向井は、アクション監督をまじえて柳楽と3人でディスカッションしながら準備を進めていたことを明かし、「岡田くんのアクションとは違うことをやろう、と話していた。コミカルにも見えるアクションになったと思う」と自信をのぞかせた。
そんな小島、砂川を束ねる裏社会の会社社長・海老原役を演じた安田は、岡田の超絶アクションだけでなく、「座長は愛されざるを得ないし、周りを愛さざるを得ない、そうしないと出来ないもの」と、主演としての懐の大きさを絶賛。ファブルの育ての親・ボス役を演じた佐藤も、「今と昔のアクションの撮り方や見せ方は違う。例えば、昔のアクションは、主役の周りを動いていたが、今は主役が動くアクションなんだと、とにかく岡田はすごいと思った」と岡田の功績をほめたたえた。対する岡田は、ボス役の佐藤が映画ではどこか“疑似父親”的な関係としても描かれていることに触れ、「別の作品で父親役をやっていただいたこともあったので、浩市さんにボスを演じてもらって嬉しかった」と照れくさそうにコメントした。
キャスト陣の熱い思いが詰まった本作でメガホンを取った江口監督は、「キャストの皆さんに助けていただきながら作った作品。あらためてよく見たらそうそうたる顔ぶれで、逆に今緊張感が出てきました」と、豪華出演陣の奇跡の共演を喜んだ。
最後には岡田から、映画の公開を待ち望むファンに「ぜひ僕たちが頑張って作った、映画版『ファブル』を楽しんでください!」と力強いコメントが寄せられ、大盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。
(オフィシャル素材提供)
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