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舞台挨拶・イベント

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『赤い雪 Red Snow』
東京完成披露試写会 舞台挨拶

2019-01-08 更新

永瀬正敏、菜 葉 菜、井浦 新、甲斐さやか監督

赤い雪 Red Snowakaiyuki 配給:アークエンタテインメント
2月1日(火) テアトル新宿ほか全国順次公開ロードショー
© 2019「赤い雪」製作委員会

 実際に起こった複数の事件からインスパイアされ、“10年に1本の脚本”と絶賛を浴びた映画『赤い雪 Red Snow』が2月1日(金)に公開される。1月7日(月)には東京の神楽座にて完成披露プレミアム上映会が行われ、W主演の永瀬正敏、菜 葉 菜、共演の井浦 新、甲斐さやか監督が参加した。

 誘拐被害者の兄を演じた永瀬は「圧倒的な脚本力。読ませてもらって凄いなと。どんな方が書かれているのかと思ったら、こんなに可愛らしい方で……」と甲斐監督に微笑みながら、「この映画が持つ世界観に惹かれまくりました。この世界観に身を置きたいと思った」と甲斐監督が執筆した脚本にベタ惚れ。長編映画監督デビューとなる甲斐監督の演出力には「まったくブレない」と絶賛で「自由にやらせてもらったけれど、甲斐監督には固い信念のようなものがあった。だから僕もブレることなく現場に立てた」と感謝した。

 誘拐事件容疑者の娘役の菜 葉 菜は、甲斐監督と役柄について事前に深めていったというが「現場ではすべてがぶっ飛ぶくらいに追い込まれて、もがき苦しんでいました」と告白。それに永瀬は「280%くらいで現場に立っていた」と労をねぎらい、「役者とは、難しい役をやるとそれに没頭しすぎる。だからちょっかいを出したり、みんなでゴハンに誘ったり」と菜 葉 菜に対する気遣いを回想した。

 そんな気遣いを率先して行った人物こそ、菜 葉 菜曰く「お父さんみたいだった」という井浦で、「台本を読んだ時点でお二人の役は大変だと感じていたので、僕は空いた時間に周囲を散策して、ロケ地・山形の民芸資料館を見つけたりして、みんなにおススメしていました」(井浦)とロケ地ナビゲーターを買って出たという。さらに菜 葉 菜は「移動中の車内でも新さんがドライバーの横にいて、寝ないように常に声をかけていたり、道の間違いを指摘したり。車が故障したら新さんが車の整備までして……」と裏方として大活躍の井浦の姿を紹介。それに当の井浦が「モードに入っていましたね」と照れると、永瀬は「ここに僕らが立っているのも井浦さんのおかげです」と最敬礼だった。

 もちろん俳優としても力を発揮しており、永瀬は「井浦君は僕の台本でのイメージを見事に超えて、人間としてぶつかっていた。それを見てゾクゾクしながら現場に立っていました」と俳優としての井浦にも最敬礼。井浦は「何かあるたびに後ろにいる永瀬さんに『大丈夫ですかね?』と相談していました」と謙遜していた。

 これが長編映画監督デビュー作となる甲斐監督は「脚本をお渡しして、ご快諾いただけたのが本当に光栄。脚本を書いている途中から皆さんのことを勝手にイメージしていました」と望み通りのキャスティングだったと気色満面で、「それにかなう作品にもなった」と完成に胸を張った。

 また甲斐監督が初詣に本作のヒット祈願を行ったという話題になると、年末年始の過ごし方について永瀬は「田舎に帰って親父と二人で餅を焼いて食べていた」とニッコリ。菜 葉 菜は「今日初詣に行って、おみくじが大吉だった! これまであまり引いたことがなかったので、これは映画もヒットします!」とヒット確信。「ザ・お正月好き」という井浦は「大晦日は除夜の鐘を突きに行って、初日の出が見られるポイントにもスタンバイ。年越しそばも食べて、御餅を焼いて……日本の正月を味わいました」と元旦満喫に満足そうな笑みを浮かべていた。



(オフィシャル素材提供)



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