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2018-12-04 更新
原題:PADMAN衛生的なナプキンが手に入らず生理障害に苦しむインドの女性たちの現状、そして男性が“生理”について語るだけでも奇異な目で見られるインド社会の中で公開した本作は初登場No.1の大ヒット! 主人公ラクシュミ役のアクシャイ・クマールがみせたクライマックスの演説シーンは圧巻で観客を感動と涙の渦に巻き込む。
本作の物語には実在のモデルがいる。モデルとなったのはアルナーチャラム・ムルガナンダム氏。1962年南インド生まれの56歳。彼は商用パッド(ナプキン)の3分の1もの低コストで衛生的な製品を製造できるパッド製作機の発明者。かつ、女性たち自らがその機械を使い、作ったナプキンを女性たちに届けるシステムを開発した彼の活動は高く評価されて、2014年には米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたほか、2016年にはインド政府から褒章パドマシュリも授与された。
主人公ラクシュミに扮するのは、素朴で誠実な男性を演じさせたら右に出る者がいない人気男優、“インドのジョージ・クルーニー(!?)”ことアクシャイ・クマール。リウッドではトップの稼ぎ頭で演技力にも定評がある。妻ガヤトリ役には実力派女優のラーディカー・アープテー、ラクシュミを助けてナプキン普及に尽力する都会の女性パリーには、『ミルカ』(13)で日本でもお馴染みのボリウッドのトップ女優ソーナム・カプールが演じる。
監督はユニークなテーマの作品を作り続けているR.バールキ。彼の妻は『マダム・イン・ニューヨーク』(12)の監督ガウリ・シンデーで、あの作品にもバールキ監督はプロデューサーとして関わっている。
インドの小さな村で新婚生活を送る主人公の男ラクシュミは、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため、清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。
日々、研究とリサーチに明け暮れるラクシュミの行動は、村中の人から奇異な目で見られ、数々の誤解や困難に直面、ついには村を離れるまでの事態に。
それでも諦めることなく、彼の熱意に賛同した女性パリーとの出会いと協力もあり、ついに低コストで大量生産できる機械を発明。農村の女性たちに、ナプキンだけでなく、彼が発明した機械を使って働く機会をも与えようと奮闘する最中、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる――。
(2018年、インド、上映時間:137分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:R.バールキ
出演:アクシャイ・クマール、ソーナム・カプール、ラーディカー・アープテーほか
配給
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
12月7日(金) TOHOシネマズ シャンテ他 全国公開
オフィシャル・サイト
padman.jp (外部サイト)
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