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2019-03-19 更新
加藤雅也、アイダ・パナハンデ監督、アーサラン・アミリ、河瀨直美
なら国際映画祭の映画製作プロジェクトNARAtiveの作品として誕生した『二階堂家物語』が、3月18日(月)より開催中のアジア三大映画祭のひとつでもある香港国際映画祭のWORLD CINEMA:Global Vision枠にて上映される。
この度、本作の主演を務め、俳優デビュー30周年を迎えた加藤雅也に加え、本作のメガホンを取ったイラン人監督のアイダ・パナハンデ、脚本のアーサラン・アミリ、エグゼクティブ・プロデューサーの河瀨直美らが揃って、第43回香港国際映画祭オープニングセレモニーに登壇した。
『万引き家族』や『孤狼の血』が受賞を果たし、賑わったアジア・フィルム・アワード授賞式に続き、アジア三大映画祭のひとつとして名高い第43回香港国際映画祭が3月18日(月)に開幕した。
日本からは、なら国際映画祭の映画製作プロジェクト NARAtiveの作品として誕生した『二階堂家物語』のほか、堤幸彦監督作『十二人の死にたい子どもたち』、塚本晋也監督作『斬、』、中野量太監督最新作『長いお別れ』、そして本作にも主人公の娘・由子役で出演している石橋静河がヒロインを務める『きみの鳥はうたえる』なども上映される。
18日(月)に行われたオープニングセレモニーでは、アジアを代表する映画人たちがレッドカーペットに登場。日本からはアジア・フィルム・アワードにて編集賞を獲得した塚本晋也監督も参加。そして、『二階堂家物語』からは加藤雅也、アイダ・パナハンデ監督、脚本のアーサラン・アミリ、エグゼクティブ・プロデューサーの河瀨直美がレッドカーペットに登場。海外メディアから大量のフラッシュを焚かれると加藤らは手を振り、笑顔で応えた。そして、レセプション会場へ続く階段を4人が手をつなぎ、仲睦まじい姿を見せた。
ジャッキー・チェンとの共演を果たした『新宿インシデント』以来の約10年ぶりとなる香港に、加藤は「香港映画界のパワー溢れる雰囲気に圧倒された。10 年前のスターが今でも最前線で活躍し続けている香港映画の底力を感じた」と応えた。
そして、香港国際映画祭開幕に合わせて、加藤雅也に「これは家に飾りたいと」言わしめた、海外版ポスタービジュアルが解禁。小津安二郎の作品を見て育ったというアイダ・パナハンデ監督の意見を存分に取り入れた海外版ビジュアルは、人生の行く先に迷っているかのように茜空に漂う凧と、母ハルの着物を整える辰也の姿が格式ある旧家の行く先を暗示しており、小津安二郎のような家族の在り方を映し出した物語が伺える。
(オフィシャル素材提供)
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